アデレード市街地コース | ユワサの市街地サーキット解説教室

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F1と市街地サーキットをこよなく愛する私、ユワサがお贈りするこのブログ。
そのサーキットの第一印象などを書いていきます。

第二回目はオーストラリアの南オーストラリア州にあります「アデレード市街地コース」です。
(黄色がコース、赤がピットレーン)

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第一印象ですが「市街地コースとしては、珍しく多面性を持ち合わせた素晴らしいコース」です。

まず、目を引くのが市街地コースにしては珍しい、所謂ロングバックストレート。
地図を見るとホームストレートの2倍ほどあるんじゃないかという長さ。(ホームストレートが約500m、バックストレートが約940m)
そして、競馬場に作られたパドックなどが犇めくセクション。
そのセクションはパーマネントのようなレイアウトであり、走る側は楽しそうなセクションですね。
前回のフェア・パークとは真逆の、中~高速サーキットであったのでしょう。

そして、このコースでは数々のバトルとドラマがありました。
日本人としてはまず中島父の頑張りですね。
中島父自身最高位の4位でフィニッシュしたり、ナイジェル・マンセルが生涯最後の勝利を飾ったり、アラン・プロストがこのレースで引退したりとフォーミュラファンにとっては有名なコースだったのだと思います。
このコースは1995年までオーストラリアGPとして使われ、翌年以降はアルバート・パーク・サーキットが引き継ぎ、開催されています。
現在はV8スーパーカーシリーズなどで使われています。