2週目は縦割りグループの実施日でした。
小学生と中高生が参加し、ディベートをしました。
ディベートは2回目でしたが、ディベート経験のないお子さんたちもコツをつかんだ様子で、生き生きと意見を交わす姿が見受けられました。その姿を見て個々の成長を感じました。
グループワーク
高学年はアクティブワークを行いました。
今回のワークは前回から引き続き「説得」です。
「愛情と経済力のどちらを選択しますか」という課題について、それぞれの立場に分かれ講師を説得します。
愛かお金かというテーマは永遠のテーマとされ、ディベートのテーマでも取り上げられることが多いテーマです。どちらの立場に立つのかは、話し合いによって決定してもらいますが、その時に個人的には愛を選んでいたお子さんがお金の立場で説得を行うことになる、またはその反対になることは致し方ないことです。自分の考えと反対の立場になってしまった時に、なかなか気持ちが切り替えられずそれとともに思考も働かなくなってしまい、自分の考えと異なっているから考えられない!と若干パニック状態になることがあります。しかしながらこのようなことは実社会ではよく起こることです。自分の意見と異なった意見を採用しなければならなくなった際、いち早く気持ちをきりかえ、その意見を理解しなければなりません。そのような場面を想定し、ピンチをチャンスに変えていくための心構えやそのノウハウを学んでもらえたということが今回の成果ではないかと思います。
コミュニケーションワーク
今回のテーマは「お友だちのものを壊してしまった時の対応」です。
工作の授業で、自分はうまく作製できなかったのに、お友だちはとても素敵なものを作り上げていたときに、お友だちに対して羨ましさを感じるものです。ただその気持ちをうまくコントロールできず作品を壊してしまった場合の対処方法を問う課題について考えてもらいました。
小作文ワーク
テーマは「みんなが悲しい気持ちになる話を書きましょう」です。
このような視点チェックをしないお子さんは意外に多いものです。この視点チェックを一つのルーティンにできるよう繰り返し指導していきたいと思っております。