映画ブラック・ショーマン観てきました〜
東野圭吾原作、福山雅治主演。
この組み合わせを聞いただけで、
あ、またガリレオっぽいんやろな〜
って頭によぎった人、多いんちゃうかな?
実際に観てみたら…やっぱりガリレオっぽかった![]()
もちろん役柄は全然違う。
福山雅治が演じるのは、ラスベガスで名を馳せた元マジシャン=“ブラック・ショーマン”。
トリックを見破るように人の嘘を見抜いて、田舎町で起きた殺人事件の謎を解いていく。
でもね、立ち姿、声のトーン、ちょっと皮肉っぽい言い回し。
その全部が湯川先生🟰ガリレオを思い出させるねん![]()
また同じやん!
って飽きたわけじゃないねん
むしろ福山雅治にしか出せない“安心の福山カラー”がにじみ出てる感じ。
新しい役柄なのに、つい脳内でガリレオフィルターを通してしまう。
それがなんとも惜しくて、でも逆に心地よくもある。
東野圭吾の世界観+福山雅治の存在感。
ある意味、鉄板の組み合わせやなと改めて思った映画やった。
ただ、ラストは正直モヤッと。
婚約者に女の影があったのかどうか、結局はっきりしないままやったんよね。
事件は解決したのに、人間関係はグレーのまま残される。
全部スッキリさせて!
と思う私には、ちょっと物足りない結末でした。
もちろんそれも東野圭吾らしさなんやけど、映画やし、マジックを題材にしてるからこそ最後はもっと鮮やかに決めてほしかったなぁ。
もしシリーズ化するなら、次こそはド派手な種明かしで観客をスカッと驚かせてほしいんやで。


