活動開始 | 行きたいところが多すぎて。          ゆーきのブログ

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インドにて青年海外協力隊として活動した後、バングラデシュへ。
今は、ドイツにいます。

活動紹介、旅日記、雑記などなど。
徐々にブログらしきものになればいいなぁと考えております。

NAMASUKARAMU

毎日あまりに天気がいいものだから
まとめて着るものほとんど洗濯したら

気温36度とかになるのに
ユ○クロの暖パンで活動するはめになった

ゆーきです。


皆さん、洗濯の際には十分注意しましょう。




さて、インドに来て3か月目に入りましたが
やっと任地へきて活動が始まりました。

言語訓練に、養蚕訓練。
長い道のりでした。


やる気万全、準備全然といったところ。


といっても今のところは村々を回って
そこを担当している州政府や養蚕局の方にあいさつして回って
農家の人とチャイ飲むのが主な活動ですが。

この国は、本当にチャイが好きです。
人が来たらチャイ、作業が済んだらチャイ、
いや済んでなくてもチャイ。
というか、あと10分20分頑張れば終われるのに
あえてチャイ休憩。

お昼休みも1時間といってますが
まあ前後30分は休みみたいなもの。
実質2時間強とってますね。

みんなお弁当持参です。
大体、カレー的なものとチャパティかカレー的なものとライスです。

家は、配属先の敷地内にある社宅のようなものに住んでます。
2LDKのお家に独り暮らしです。
日本にいる時より良い家に住んでます。

蟻が大量にいたり、
ヤモリがいたり、
トイレのクモが心なしか日ごとに多くなってる気がするのは
置いといて。
非常に快適な生活をさせてもらってます。

ごはんは基本3食自炊です。
といっても、日本ではほとんど自炊してなかったので
四苦八苦してます。

とにかく野菜が安いのでいろんなのを買って
とりあえず炒めて麺かご飯と一緒に食べてます。
朝は、パンかコーンフレーク。
hindupurの町はムスリムの人も多く
鶏肉やマトン(羊肉)を食べるノンベジの人が結構います。
なので、当初懸念していたお肉をこっそり買って食べるということを
せずに済みそうです。

日本食は、ないですが意外と生きてけてます。




配属先の養蚕局CPC(Cluster Promotion Centre)は
主に養蚕農家に対して技術普及や調査を取り扱っている部署です。

担当している農家は、JICAのODAプロジェクトなどの成果もあり
成功している農家も多くいます。

ぶっちゃけお金持ちだらけです。
developingというよりdevelopedな印象です。

i○hone6とか持ってました。

仕方ないので養蚕方面で何か探すことは諦めて
とりあえず話を聞いて一緒に活動していく中で
何かしようかなあといったところです。

まだ、配属先が管轄できていない農家もたくさんいるようで
蚕の繭を取り扱うcocoon marketでも確かに
繭の質に格差がありました。


農家が扱う蚕の量や
桑畑の敷地面積にもよりますが

格差は確実に広がっているようです。
教育格差(字が読めるかどうか)
情報格差(ネットがあるかどうか)
資金格差(設備投資の余裕があるかどうか)


機械化はあんまり進展しておらず桑畑は
もっぱら水牛ちゃんの力を借りてやっています。

国として頑張っている産業なので
法整備や組織整備などはしっかりしているので

というかしっかりしすぎてなかなか
僕みたいなポッと出が口を挟める場所は
あまりない気がします。

課題だらけというより
何が課題なのか(何ができるか)
探すことが課題な気もしますが

まだインドに来て2か月強
この町にきて1週間

知らないこと、わからないことだらけです。

時間の感覚や、仕事の仕方
食事についての常識、作法

家には勝手に入ってきたり
初めての人でも会って5分後には給料いくら?って聞いて来たり

理解できなくはないけど文化的なバイアスは
やっぱりところどころ出てきてます。

なじむことでなくしていくか。
受け入れられなくても拒絶はしない方針でいくか。
うちはうち、そとはそとと分断して考えるか。

結論は2年かけても出るかどうかってところだと思いますが

焦らずどんどんインド人になっていこうと思います。
都会ではそうでもなかったですが
田舎ではちゃんとういてます。
みんな珍しそうに見てきます。

僕は日本人です。

ここでは、自分が異質なのだ。
郷に入っては郷に従え。です。

まずはどっぷり浸かって考えてみます。


さて、チャイでも飲もうかな。


以上。