その日、その瞬間、そこでしか出会えないものがある。
ような気がする。
そのタイミングを逃せばもう、一生出会う事が出来ないかもしれない。
そんな良きタイミングにお誘いがあり世界一おいしい朝食とやらを。
少し前に、アサイーヨーグルトを食べて、そのあと、有名なパンケーキを食べる。
柄にもなく、キャラにも無く、世の中の流行の最先端を突っ走っている気がした。
半端じゃなくおしゃれな店内も相まって、予想していた味の5倍は美味しかった。
そりゃあ世界一ですもんね。
時代の最先端を体験する事で、ちょっとした優越感に浸っていた。
というより、その日限りの最先端をばれないように必死に優越感に浸っていた。
東京に来た時からずーっとパンケーキを食べたいと思っていた。
でも1人では気が引けるし、どうせならすっごくおいしいものを食べたいと思っていたので、避けて来た。
その夢が1つ叶った瞬間でした。
とっても美味しかったけれど、同時に「やっぱり自分には古民家のような所で昔ながらの朝食をのんびり食べる方が幸せなのかなぁ」とも思ってみたりした。