こんにちは〜
今日はお仕事です。
久しぶりにモト夫の事を
書こうと思います。
前からの読者さんたちは
ご存知ですが
改めて簡単に説明しますと
モト夫は霊的な能力のある
発達障害者です。
幼い頃から家族に気持ち悪がられ
バカにされ
学校でも虐められていました。
モト夫は勉強はできませんでしたが
それでも工学系専門学校を卒業し
短大卒の学歴で製造業の開発に
携わってきました。
エンジニアという職業が
カッコいいと思っていました。
自尊心が育たない環境で
大人になったモト夫にとって
自分は人並みなんだと
思うために
エンジニアである事は
必要だったのです。
しかし、そもそも社会人としての
常識やモノの考え方
人付き合いの基本が
身についていませんでした。
そして発達障害の特性で
話すのも下手で
聞くのも下手。
家族との会話もなかったのに
他人とのコミュニケーションが
上手くいく筈はなく
仕事も、できませんでした。
そして趣味も
人より上等のことをやれば
認めてもらえると思ったようで
15年ほど
チェロを習っていましたが
聞くに耐えないほど下手でした
どうして指導している先生が
もっと優しい曲を弾かせないのか
不思議でした。
本人は全く自分が弾けていないことに
気が付いていないのです。
弾いていたら音は聞けないという
シングルタスクの特性のせいです。
結局チェロは
詐欺被害に遭った時に
生活費のために売りました。
そして同時期
エンジニアの仕事も
ついに会社の社長から
「エンジニアとしては使えない」
と言われました。
45歳くらいでした。
その頃、初めて発達障害の診断が
されましたが
自分の障害を受け入れるのは
簡単ではありません。
好きな仕事ではなく
自分にできる仕事につこうと思うまでに
更に10年かかりました。
その間何度も転職を繰り返し
一方で楽して儲ける夢を見て
何度も詐欺被害に遭いました。
去年10月、
モト夫は何かをやらかしたらしく
神罰を受け
何も食べられなくなり
入院しました。
その前から
モト夫は空や植物などの写真を
撮るようになっていたんですが
入院中はずっと絶食で
1ヶ月以上点滴やら何やらに繋がれて
トイレ以外
ベッドから動けませんでした。
時間がありすぎてヒマなので
私が持っていた
スマホ用のマクロレンズをつけて
点滴の雫の写真を
撮ったりしていたようです。
そして、もう一つ
簡単なデザートやお菓子を作る
動画ばかり見ていたそうです。
モト夫が無事退院した時
暇だとまた詐欺被害に遭うので
何かお金がかからない
趣味があった方がいいと思い
「撮った写真をネットにアップして
使いたい人に売るような
サイトがあるから
登録してみれば」
と言い
モト夫は登録しました。
最近はすっかりハマっていて
いろんな所に出かけて
写真を撮ってくるようになり
なんと、この前何かに応募して
モト夫の写真が選ばれたそうです
素敵でしたよ。
雨の日をテーマにいくつか選ばれた中の
トップに掲載されてました
お見せできないのが残念です。
ちなみに、上の写真じゃないですよ。
初めて、モト夫は
自分の成果を
認められたんじゃないかな
と思いました。
そしてお菓子作りもね。
美味しいのができるように
なりましたよ。
この前のは
梅酒を入れすぎて
本人はあんまり食べられなかったそうですが
私は美味しく頂きました
ホント美味しかった
神罰で入院している間、
医者も原因が分からず
どんどん痩せてゆく中で
思う事もあったのでしょうか。
モト夫の中のいろんな欲がなくなって
シンプルになった気がします。
そして、他人に認めてほしいから
する事ではなく
見栄や損得なしに好きで楽しいことを
するようになったら
認められたんですね
モト夫は自分で自分に課していた縛りを
解くことができたんだと思うんです。
神罰は、
「もう、いい加減目を覚せ」
という事だったのかもしれません。
神さまは
その人に必要な分だけ
厳しさを見せる、というか
試練を与えるんですね。
それを乗り越えると
必ず前よりよくなっているのです。
モト夫は
今が1番幸せなんじゃないかな
と思います
ヨーコの著書1.超霊能力児ユータの成長記録
2.発達障害家族サポート奮戦記
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