若い頃、
神さまを信じていなかった私が
個性的な家族のお陰で
たくさんの貴重な体験をし
いま、ここまで辿り着きました。
これからも進化し続けます。
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ブログの主な登場人物
![鳥](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/182.png)
ユータ22歳。
専門学校中退後1年の休養を経て
リハビリがてら週2回午後だけ
就労移行支援事業所へ通っています。
ハルナ19歳。
去年10月精神科に救急搬送され
入院中に通信制高校は中退。
現在は転院した病院で回復中。
モト夫50代後半。
去年10月天罰を受けて入院。
ハルナに憑依したモノに助けられて回復。
離婚しても家族を巻き込みます。
こんばんは~
いやはや、
なかなか大変でした。。。
昨日は転院して初めてのハルナの外泊で
昨日の午前11時に
雨の中
ハルナを迎えに行きました。
私は病院に入る時に
入り口にある、
自分で暗証番号を決めて
ロックできるという傘立てに
私とハルナの傘を
立てていました。
病院を出る時に
傘立てのロックを外すのを
ハルナが
「やりたーい」
と言うので、
暗証番号を教えました。
ダイヤルで番号を合わせると
ロックが一瞬で外れます
「お、今日のハルナは
こういうことを試してみたいと思えるくらいの
元気はあるんだな」
と私は思いました。
ハルナは相変わらず
小さな声でずっと誰かと喋っていました。
2人分のセリフを
1人で喋っているので
喋りづめです。
この日はユータが
就労移行支援事業所に
出かける日なので
家に着くとすぐに
ユータを起こしました。
ハルナは自分の部屋に入っていきました。
私はユータの昼ごはんをカウンターに置いて
ハルナが静かなので
様子を見に行ったんですよ。
そしたら
タンクトップ姿で
燃えるごみの袋の上に正座して
ゴムで束ねた上部の髪を握り
鏡を見ながら
ハサミで髪を切っているのです
は
「あんた、なにやってんの」
と聞くと
「ゴミ袋見つけたから
始めちゃった。
ずっと、こうしたかったんだよね。
美容院では対応してくれないから」
とか言い
切り終えて
「可愛くなったよね」
と、自画自賛。
麻丘めぐみという歌手が昔いたんですけど
あんな髪になりました。
ハルナは子どもの頃
美容院でカットした後に
よく自画自賛してました。
「可愛くなったでしょ」って。
あのまんま、でした
「確かに
今までうっとおしい感じだったのが
明るくなった」
と私は感想を述べました。
ハルナの肩や背中は
細かい髪の毛だらけになったので
即行でシャワーに。
ユータはその間にご飯を食べて
出かけたので
ハルナには会わずじまいでした。
ユータは
あまりハルナと関わりたくないので
ちょうど良かったかも。
さて、昼食のあと
ハルナと春物の服を確認し
足りないものを買いにゆくことにしました。
底が破れてきたスニーカーの代わりと
スリットの縫い目が破れちゃった
デニムのタイトスカートの代わりと
これから着られる薄手のズボン2本。
病院生活だと
毎日洗濯できないから
ある程度の数の着替えが必要なんです。
GUとユニクロに行くのですが
同じ建物内にどちらもあるので
便利です。
でも、やっぱりこういう商業施設に入ると
ハルナの頭は急激に動かなくなります
まずGUに入って
スニーカーを見つけたので
どのデザインがいいか
色は サイズは
と聞くと
反応が返ってきません。
こちらの言っていることが
分かっているのかどうかも
ハッキリしません。
ハルナは足が大きいので
男性物のスニーカーから選ぶんですが
今、自分が何をしているのかも
何をしに来たのかも
分からなくなるようなのです。
26cmでいいのか
27cmがいいのか
何だか大きいように見えるけど
「27cmがいい」
とハルナが言ったので
それに決めました。
そして破れたスカートは
後ろスリットのものを
前スリットにして着ていたので
スリットのところが
破れたのではないかと思うのですよ。
前スリットがいいのか
後ろスリットがいいのか
言葉で聞いてもあまり分かっていないようです。
結局、
前スリットのものと
後ろスリットのものを
両方試着して
「こっちの方が動きやすい」
と、後ろスリットを選びました。
そしてユニクロに行く予定でしたが
GUでいろいろ見たこともあって
「疲れた」
と、ハルナのエネルギーが切れまして
ユニクロは翌日に持ち越しました。
家に帰ってきて
久しぶりにカレーを作りました。
わが家のカレールーは
辛いのが苦手なユータの口に合わせて選んだ
ハウスバーモントカレー辛口です。
バーモントカレーのルーって
半分でも量が多いですよね。
2人だと食べきれないのです。
冷凍して残しておくと
忘れてしまいがちなので
いつも食べきれる量しか作りません。
ですから
ハルナが帰ってくる日の晩御飯は
カレーにしようと思っていました。
私はハウスバーモントカレーの辛口が
どんな名店のカレーより
好きなのです
やっと食べられて満足しました。
半年ぶりですよ
「晩ご飯食べにおいで~」
と部屋にいるハルナに声を掛けても
なかなか来ないのは
気が散りすぎて
指示が覚えられないからのようです。
最近まで
入院前と同じ薬で
たくさん飲んでいましたが
この前、担当の先生とお会いした時に
「チックも治まっているし
いらない薬があるんじゃないかと
思うのですが」
という話をしたんです。
そしたら今は
薬がすごく減っていて
夕食後と寝る前と朝食前の3回飲むのが
各1錠~2錠と、とても少なかったです。
前に比べると
ほとんど飲んでいないくらい減っているので
その影響なのか
目に入るものに
いちいち注意が行き
そのたび指示を忘れてしまうのですよ。
うちは、
食事の時に家族がそろわないのは
当たり前なので
ハルナが来なくても気にせず
私はユータと楽しく喋りながら食べていました。
私が食べ終わっても
ハルナが来ないので
また呼びに行き
手を洗ったら
食べるのを忘れて部屋に帰ったりするので
ちゃんと席に着くまで
見ていました。
こんな風に
ハルナには思った以上に
手がかかりました。
こういう事も
一日一緒にいないと気が付きませんね。
外出でちょっと家に来るだけでは
ここまでハルナの今の状態が見えません。
フツーの暮らしがどの程度できるか
というのは
こうして家に戻ってみないと
分からないんですね。
私も勉強になりました。
ハルナは最近病院では
寝られるけれど
早朝の4時とか5時くらいには
目が覚めるようなのです。
私が
「明日は8時にしか起きないからね」
と言うと
「えーー無理 たいくつ」
と言うので
「じゃあ頑張って7時半に起きる」
と言い
早めに寝ました。
ハルナの寝る前の薬は飲ませましたが
いつ寝たのかは知りません。
2日めの話は、また今度。
ヨーコの著書1.超霊能力児ユータの成長記録
2.発達障害家族サポート奮戦記
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