ゆうすけくんのてきとーブログ

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かわいいコーギーのゆうすけくんのお父さんが、
美味しいと思ったもの、趣味
そして、ゆうすけ君との思い出を書いているブログです。

土曜中京12R3歳未勝利戦(D1200)に愛馬ブロンザイトが国分優作騎手で出走します。

 

ここまで7、7、11、7と掲示板まであと一歩という競馬が続くブロンザイト。

初戦以外の7着はそれなりに脚は使っている競馬でした。

ただ、明確に足りないんですよねえ。

バテた馬を拾って7着に上がったという感じで、もうワンパンチ欲しいというのが正直なところ。

そのワンパンチを求めた距離延長は追走もできず頭を抱える敗戦となりましたが……。

節の関係で1400を使うことができず、1200を使うことになりましたが、これがどう出るか。

初戦以外は出脚つかないんだよなあ……。

後方ままも覚悟していますが、ダメ元で出してもらいたい。

というのは、調教からしまいに切れる脚を使うタイプではないので。

相手というより、この条件でブロンザイトがどれだけやれるか。

とにかく掲示板で、もう一回のチャンスが欲しいところ。

コース追いでは、しまいは踏ん張れないですが、それなりの時計が出ているだけに、距離短縮で思わぬ一面を出して欲しいところです。

正直、厳しいとは思っていますが、祈る気持ちで見守りたいと思います。

 

 

愛馬への期待度「×」

私の見た適正オッズ「120.0」

コメント「追走が厳しそうですが、何とか前で粘る競馬ができないか?」

 

セラフィックコールは天栄で14〜15秒の調整。

夏は良くなさそうで、馬体に寂しさという表現もありました。

もう一華と思いたいのはあるのですが、間隔を空けると良さそうなセラフィックコールは天栄に合うのでは?と期待しています。


ミダースはただひたすらに無事に戻るのを待ちです。

叩き二走目は現地へ観に行きたいなあ。


バースライトはWAJSに登録とのこと。

これ新味が出そうで面白いかもと思いました。

素直に世界の名手がどんな競馬をバースライトにさせるのかを見てみたいです。


サラスヴァティーは心音検査を継続しつつ、動かしはじめています。

なんともないと早く結果が出て欲しいところですが、場所が場所だけに慎重な判断をしてもらわなくては……ですね。


リコラピッドはロイド騎手で次走に臨むとのこと。

まずは競馬になるかどうかですが、祈るばかりですね。


レイジングサージはまずは一度競馬を使うのが目標と、素直なコメントに、むしろそれでいいと思うところです。

使うだけではなく、仕上げて使うというのを皆が期待しています。

祖母の例があります。私は待ちますよ。


カーリーウィップはゲート合格後天栄へ。

しっかり鍛えてもらって、秋くらいにデビューだといいなあ。


ラディオーサは慎重ながらも、もう一本と勢司先生らしいコメントです。

次に動かした時に変わってくれると期待値が上がってくるのですが……

もちろん、そうなるのを期待しています。


カトマンズゴールドは更新がありませんでしたが、ここでゆっくりさせているということは、格上勝負だと思っています。

個人的にそうしてもらいたいですし、この休養期間がいい成長期間になってくれると信じています。


今週出走のブロンザイトはまた明日に!

   三回裏。

 南陽の攻撃は、八番の山元からだった。

 聖愛女子のマウンドには、新居陽奈。

 三回までに味方が九者連続三振を奪われている。

 それでも、陽奈の投球は乱れていなかった。

 速さで押し切るというより、須奈子のミットへ丁寧に投げ込んでいく。

 初球、外角低め。

「ストライク!」

 二球目、内角。

 山元は少し詰まった。

 打球は三塁前へ転がる。

 蔵野玲那が前に出てゴロを捌く。
 
「丁寧な投球ですね」

 波多野がスコアをつけながら言った。

「派手じゃないけど、嫌なところに投げてきます」

 九番、護。

 護はバットを持って打席へ向かった。

 投手としては好調だった。

 だが、打席ではまだ慣れないことの方が多い。

 陽奈の初球。

 外角の球を見送る。

「ストライク!」

 二球目。

 護は振ったが空振り。

 三球目。

 須奈子は低めに構えた。

 陽奈はそこへ投げる。

 護のバットは出たが、球の上を叩いた。

 投手ゴロ。

 陽奈が落ち着いて捕り、一塁へ送りツーアウト。

 一番、健太郎。

 健太郎はバットを回しながら打席に入った。

「そろそろ出たいな」

 初球に陽奈は外角へ投げた。

 健太郎は見送る。

 二球目は内角の球を健太郎はバットを出しかけて止めた。

「ボール!」

 三球目を健太郎は叩きつけた。

 高いバウンドのゴロ。

 足なら勝負できる。

 だが、三枝真琴が一歩早く前に出ていた。

 捕って、すぐに投げる。

 間一髪のタイミングでアウト。

 健太郎は一塁を駆け抜けたあと、少しだけ顔をしかめた。

「あと半歩やったのに」

 それでも、得点にはならない。

 三回裏も無得点。

 スコアは〇対〇のままだった。

 四回表を前に、聖愛女子のベンチでは楊監督が選手たちを集めていた。

「いやあ、すごい投手がいたものだ。あの子は、いずれ上で投げるかもしれないね」

 聖愛女子の楊監督は円陣の真ん中で頭を掻きながら、ボヤくように言った。

 声は大きくない。

 だが、選手たちは自然と耳を傾ける。

「東陽学園との練習試合では、九回、最後の一人に登板しています」

 高田保奈美がスコアブックをめくった。

「ビデオは見せてもらってるよ。けれど、練習試合の時より、さらに速くなっているね。さて、どうしたものか……」

 楊監督は再び頭を掻いた。

「たまに抜ける球があります」

 玲那が言った。

「それを狙いますか?」

 楊監督は首を横に振った。

「それを待つと、普通の球に手が出なくなる」

 その声は、いつも通り落ち着いていた。

「あるかわからない相手のミスを期待するより、確実にできることをしよう」

「確実にできること?」

 陽奈が聞いた。

「間を見る」

 楊監督はマウンドの方を見た。

「あの投手の球は速い。それこそ高校生離れしている。でも、経験が浅いのか投げるまでの拍はまだ単調だ」

 須奈子が小さくうなずいた。

「球ではなく、投げるまでの間を見るんですね」

「そう」

 楊監督は言った。

「音で合わせる。呼吸で合わせる。足が上がってから、腕が出るまでの拍を見る。まずは自分のタイミングを掴んで欲しい」

 保奈美が眼鏡を押し上げた。

「記録します」

「お願いするよ」

 楊監督は、どこか困ったように笑った。

「打てない投手を無理に打とうとすると、余計に打てなくなる。だから、まずは試合を動かすところまで行こう」

 四回表。

 聖愛女子の打順は一番に戻る。

 新居陽奈。

 一打席目は三球三振。

 だが、今度の陽奈は少し違っていた。

 打席に入る前、バットの先で軽く土を払う。

 そして、口元をわずかに動かした。

 歌っているわけではない。

 ただ、小さく拍を取っている。

 護はそれに気づかなかった。

 岡部も、まだ気づいていなかった。

 初球。

 護が投げる。

 陽奈のバットが出た。

 打球は一塁側へ切れてファウル。

 ただのファウルだった。

 だが、聖愛女子のベンチが小さく反応した。

 当たった。

 九者連続三振のあと、初めてバットに当たった。

 陽奈は表情を変えなかった。

 ただ、バットを握り直す。

 二球目は空振りだが、三球目にファウル。

 護の球威が勝っている。

 それでも、完全に空を切るだけではなくなっていた。

 四球目の低めを陽奈は振った。

 空振り三振でワンアウト。

 結果は三振だった。

 だが、岡部は返球しながら少しだけ首をかしげた。

 まだ、違和感というほどではない。

 ただ、何かが前の三回とは違っていた。

 二番、高田保奈美。

 保奈美も、打席で小さく呼吸を整えていた。

 護が投げた一球目の外角の球を保奈美は見送る。

 

 口元は何かをつぶやいているように見えた。

「ストライク!」

 二球目。

 保奈美はバットを短く出した。

 詰まった打球はセカンドへの弱いゴロ。

 弘田が捕って、一塁へ送りツーアウト。

 初めて、聖愛女子が三振以外でアウトを取られた。

 南陽ベンチは大きく騒がなかった。

 だが、聖愛女子のベンチは違った。

 打てなかったわけではない。

 当てて前に転がした。

 三番、朝倉美帆。

 美帆もまた、足元で小さく拍を取っている。

 初球、ファウル。二球目、ボールの後の三球目。

 外角に来た球を美帆は当てにいった。

 打球は浅いライトフライ。

 田松が落ち着いて前へ出て捕った。

 三回までとは違う。

 だが、点は入らない。

 四回表も無得点。

 それでも、聖愛女子は少しずつ護の球に触れ始めていた。

 四回裏。

 聖愛女子は守備を入れ替えた。

 ここまで投げていた陽奈が三塁へ回り、三塁を守っていた蔵野玲那がマウンドに上がる。

 ナックル。

 映像で見ていた球だった。

 南陽の打順は二番、弘田から。

 弘田は打席に入る前、岡部の方を一度だけ見た。

 岡部は小さくうなずいた。

 打つだけではない。

 待って球数を使わせる。

 九回に再登板させないために。

 玲那の初球。

 ゆっくりと浮く。

 そして、手元で揺れる。

 弘田は振らなかった。

「ボール!」

 二球目はストライク。

 弘田はうなずく。

 三球目、揺れる球にバットが出かけたが止める。

「ボール!」

 玲那は表情を変えない。

 ただ、少しだけ目を細めた。

 四球目。

 弘田はファウルで逃げた。

 五球目を見逃し、六球目はファウルで粘る。

 七球目は低めに落ちる。

「ボール、フォアボール!」

 弘田は一塁へ歩いた。

 一塁ベース上で、小さく息を吐く。

「嫌ですね」

 誰に言うでもなく、そうつぶやいた。

 しかし、顔は逃げていなかった。

 三番、悟。

 悟も簡単には振らなかった。

 玲那のナックルを見て、ファウルにして、また見た。

 最後は一塁ゴロ。

 弘田は二塁へ進む。

 一死二塁。

 四番、龍。

 聖愛女子の守備位置が動いた。

 楊監督の采配。

 玲那は龍に対しても逃げなかった。

 ただ、勝負を急がない。

 ナックルで外角低めを丁寧に攻める。

 その球を龍は捉えた。

 打球は強かったが、正面に入っていた三枝真琴がさばく。

 弘田は三塁へ進む。

 二死三塁。

 五番、岡部。

 岡部は打席で、わざとらしくバットを担いだ。

「正捕手、五番で仕事の時間」

 そう言う声は、マイクを使っていないのによく通った。

 須奈子は表情を変えない。

 玲那も変えない。

 初球。

 ボール。

 二球目。

 ストライク。

 三球目。

 岡部はファウル。

 四球目。

 ナックルが外れる。

 二ボール二ストライク。

 五球目。

 岡部は振った。

 打球は三塁線へ転がる。

 陽奈が前に出る。

 捕る。

 投げる。

「アウト!」

 南陽もチャンスを作った。

 だが、点は取れなかった。

 五回表。

 聖愛女子の打順は四番、蔵野玲那から。

 さっきまでマウンドにいた玲那が、今度は打席に立つ。

 表情は静かだった。

 だが、口元がわずかに動いている。

 間を取っている。

 初球。

 ファウル。

 二球目。

 ボール。

 三球目。

 護の真っ直ぐに、玲那はバットを出した。

 詰まる。

 打球は三塁へのゴロ。

 悟が前に出て処理する。

 一死。

 五番、須奈子。

 須奈子は打席でほとんど動かなかった。

 だが、呼吸だけは一定だった。

 初球を見送る。

 二球目をファウル。

 三球目もファウル。

 護は少しだけ眉を寄せた。

 当てられている。

 まだ打たれてはいない。

 けれど、空振りばかりではない。

 四球目。

 須奈子は外角を見送る。

 ボール。

 五球目。

 岡部は内角を要求した。

 護は投げる。

 須奈子は詰まらされる。

 弱いショートゴロ。

 宇都宮が落ち着いて処理した。

 二死。

 六番、三枝真琴。

 真琴もバットを短く持つ。

 初球、ファウル。

 二球目、ファウル。

 三球目、ボール。

 四球目、空振り。

 三振。

 五回表も無得点。

 護はまだ無失点だった。

 だが、三回までのような支配ではなくなっていた。

 ベンチへ戻る途中、岡部は護の背中を見た。

「まもるん」

「はい」

「少し、球数が増えてきました」

「はい」

「でも、焦らなくていいです」

「わかりました」

 岡部はそこで言葉を切った。

 何かに気づきかけている。

 だが、まだ形にはなっていなかった。

 五回裏。

 南陽は六番の田松から。

 玲那のナックルに対して、南陽は待った。

 田松は簡単には振らない。

 宇都宮も粘る。

 山元もファウルで逃げる。

 しかし、点にはならない。

 田松は外野フライ。

 宇都宮は四球で出たが、山元が内野ゴロ。

 護は三振。

 それでも、玲那の球数は増えていた。

 ベンチに戻る玲那の肩が、ほんの少しだけ上下している。

 弘田はそれを見て、小さく言った。

「効いてはいますね」

 岡部がうなずく。

「うん。延長に出てこられないようにはできるかな」

 六回表。

 聖愛女子の七番から。

 ここでも、打者たちはバットに当て始めた。

 七番はファウルを二つ打ってから三振。

 八番はセカンドゴロ。

 九番は浅いレフトフライ。

 三者凡退。

 だが、三者三振ではない。

 南陽のベンチも、それをわかっていた。

 護の球威はまだ勝っている。

 けれど、聖愛女子は少しずつ前に進んでいる。

 六回裏。

 聖愛女子のマウンドは、まだ玲那。

 打順は一番、健太郎から。

 健太郎は初球を見送った。

 二球目をファウル。

 三球目もファウル。

「待ててる」

 岡部がベンチで言った。

「池野君にしては」

「余計やろ」

 健太郎は打席から言い返す余裕はなかった。

 五球目。

 健太郎は高いバウンドのゴロを打った。

 足で勝負。

 しかし、保奈美が前に出てきっちり処理する。

 アウト。

 弘田はまた粘った。

 ナックルを見て、ファウルにして、外れる球は振らない。

 最後は見逃し三振。

 だが、十球を投げさせた。

 悟は初球から打たなかった。

 フルカウントまで持ち込む。

 最後は二塁ゴロ。

 南陽も無得点。

 六回を終えて、〇対〇。

 だが、玲那の役目は終わった。

 七回表。

 聖愛女子の打順は、一番に戻る。

 新居陽奈。

 護はまだマウンドにいた。

 無失点。

 球威も落ちていない。

 だが、聖愛女子はもう、ただ空振りするだけのチームではなくなっていた。

 陽奈は打席に入る。

 小さく口元を動かす。

 拍を取る。

 初球。

 護が投げる。

 陽奈は振った。

 打球は浅い左中間へ上がった。

 詰まっている。

 強い当たりではない。

 健太郎は一歩目で前へ出た。

 捕れる。

 そう判断した。

 足は速い。

 守備範囲も広い。

 だからこそ、迷わず前へ出た。

 だが、打球は思ったよりも沈んだ。

 健太郎が体を伸ばす。

 白球はグラブの先をかすめるように落ち、外野の芝で跳ねた。

 その瞬間、陽奈は一塁を蹴っていた。

 レフトの山元がカバーで左中間に転がった球を拾い二塁へ投げる。

 送球は悪くない。

 だが、陽奈の足が一瞬早かった。

「セーフ!」

 無死二塁。

 聖愛女子のベンチが沸いた。

 健太郎はセンターの芝に片膝をついたまま、唇を噛んだ。

 捕れると思った。

 だから前へ出た。

 だが、その一歩を、陽奈は逃さなかった。

 二番、高田保奈美。

 保奈美は初球からバントの構えを見せた。

 南陽の内野が前に出る。

 岡部がサインを出す。

 護はうなずいた。

 投げる。

 保奈美はきっちり転がした。

 一塁側。

 龍が前に出る。

 二塁走者の陽奈は三塁へ。

 龍は一塁へ送る。

 一死三塁。

 聖愛女子らしい、確実な進塁だった。

 三番、朝倉美帆。

 俊足の三番。

 ここで転がされれば、何かが起きる。

 岡部は一度、ミットを下げた。

 護を見る。

 護はうなずく。

 初球。

 ストライク。

 二球目。

 美帆はバットを出した。

 打球はピッチャー前へ弱く転がる。

 護が前に出る。

 三塁走者は動けない。

 護は落ち着いて一塁へ投げた。

 二死三塁。

 美帆を打ち取った。

 あと一人。

 四番、蔵野玲那。

 ここで玲那が打席に入る。

 黒髪がヘルメットの下で揺れる。

 表情は変わらない。

 だが、バットを握る手に力が入っているのが見えた。

 岡部はサインを出した。

 外角。

 護は投げる。

 玲那は見送る。

「ボール」

 二球目。

 内角。

 玲那はファウル。

 三球目。

 護の球は少し高めに来た。

 玲那は振らない。

「ボール」

 四球目。

 岡部は低めに構える。

 護は腕を振った。

 玲那のバットが出る。

 芯ではない。

 詰まった。

 だが、打球は護の伸ばしたグラブの横を抜けた。

 弱いゴロが、ショートの前へ転がる。

 三塁走者の陽奈がスタートを切る。

 宇都宮が前に出た。

 捕る。

 すぐに一塁へ投げる。

 送球は悪くない。

 アウトになる。

 そう見えた。

 だが、玲那は走っていた。

 表情は変わらない。

 けれど、一塁へ近づく最後の一歩で、迷わず体を投げ出した。

 ヘッドスライディング。

 土が舞う。

 龍が捕球する。

 ほぼ同時。

「セーフ!」

 三塁走者、陽奈がホームを踏んでいた。

 聖愛女子、先制。

 〇対一。

 玲那は土のついたユニフォームのまま、ゆっくり立ち上がった。

 薄く笑っている。

 けれど、その膝も、胸元も、土で汚れていた。

 クールに見えていた四番が、何のためらいもなく飛び込んだ。

 その一点は、聖愛女子全員で取りにきた一点だった。

 五番、須奈子。

 なおも二死一塁。

 護はセットポジションに入った。

 岡部は小さくサインを出す。

 クイック。

 初球。

 護はすぐに投げた。

 須奈子のタイミングは、わずかに遅れた。

 打球は一塁側へ切れる。

 ファウル。

 岡部はマスクの奥で目を細めた。

 今のは合っていない。

 二球目。

 外角低め。

 須奈子は見送る。

「ボール!」

 三球目。

 もう一度、クイック。

 護が投げる。

 須奈子のバットが、今度は迷わず出た。

 芯でとらえた乾いた音がした。

 打球はきれいにセンター前へ抜ける。

 三塁へ向かいかけた玲那が、途中で止まる。

 健太郎の返球も早い。

 二死一、二塁。

 岡部はすぐにタイムを取った。

 マスクを外し、マウンドへ向かう。

 内野も集まった。

 龍、弘田、悟、宇都宮。

 護はボールを握ったまま、岡部を見た。

「まもるん」

「はい」

「今、クイックに合わせられた」

「合わせられました」

「初球は合ってなかった。でも、三球目で合った」

 弘田が小さく息を吸った。

「……もしかして、球そのものじゃなくて、投げる間を見ている」

 岡部が弘田を見る。

「たぶんね」

 弘田は続けた。

「四回から、間を合わせにきていた」

「そして今は、少しずつ合ってきてる」

 岡部が言った。

 龍が静かに口を開く。

「なら、間を変えればいい」

 岡部はうなずいた。

「そうです。まもるん、同じ拍で投げない」

「同じ拍」

「ゆっくりでもいい。早くてもいい。足を上げてから、少しだけ止めてもいい。毎回同じにしない」

 護はうなずいた。

「わかりました」

 悟が短く言った。

「守る」

 宇都宮もうなずく。

「次、打たせてくれていいよ」

 弘田は少し困ったように笑った。

「嫌な相手ですね」

 岡部も笑わなかった。

「うん。嫌な相手です」

 タイムが終わる。

 内野が戻っていく。

 六番、三枝真琴。

 二死一、二塁。

 護はセットに入った。

 すぐには投げない。

 一度、呼吸を置く。

 だが、置き方が少し長すぎた。

 真琴の構えは崩れなかった。

 護が投げる。

 バットが出た。

 鋭い当たりが三塁線を襲う。

 ファウル。

 悟が一歩も動けず、白球の行方を見送った。

「今の、合ってたな」

 岡部が小さく言った。

 護はボールを受け取る。

 間を変えたつもりだった。

 けれど、変えた間ごと、見られていた。

 二球目。

 今度は早く投げようとした。

 だが、腕が少しだけ急いだ。

 球は外へ外れる。

「ボール!」

 岡部は立ち上がりかけて、すぐにしゃがみ直した。

 ここで慌てさせてはいけない。

「まもるん」

「はい」

「変えるんじゃなくて、同じにしない」

 護は一度、息を吐いた。

「……はい」

 三球目。

 護はセットに入る。

 今度は、待ちすぎない。

 急ぎすぎもしない。

 足を上げる。

 ほんの少しだけ、止める。

 真琴のバットが動いた。

 護はそこで投げた。

 低め。

 真琴は当てた。

 打球はショート正面へ転がる。

 宇都宮が前に出る。

 捕って、一塁へ送る。

「アウト!」

 七回表が終わった。

 南陽は、一点を追うことになった。

 ベンチに戻る途中、健太郎はグラブを握ったまま下を向いていた。

「すまん」

 小さく言った。

 誰に向けた言葉かは、はっきりしなかった。

 護は首を横に振る。

「まだ一点です」

 岡部がマスクを外した。

 その顔には、いつもの軽さがなかった。

「まもるん」

「はい」

「次から、もっと間を変えます」

「はい」

「でも、まずは点を取り返しましょう」

 スコアは、〇対一。

 七回裏。

 南陽は初めて、追いかける側になった。

 打順は四番、龍から。

 聖愛女子のマウンドには、再び陽奈が上がっていた。

 玲那は三塁へ戻っている。

 ナックルの役目を終え、姉妹バッテリーに戻った聖愛女子。

 陽奈は一点をもらっても、浮かれていなかった。

 須奈子のミットだけを見ている。

 龍が打席に入る。

 初球。

 外角低め。

 龍は見送る。

「ストライク!」

 二球目。

 少し甘く入った。

 龍は逃さなかった。

 打球は一、二塁間を破る。

 ライト前ヒット。

 無死一塁。

 南陽ベンチが沸いた。

「ここからや!」

 健太郎がベンチから声を出した。

 声は出した。

 だが、その顔には、まだ先ほどの打球が残っていた。

 五番、岡部。

 岡部は打席に向かう前、龍を一度見た。

「ここで正捕手が仕事をします」

 いつもの調子に聞こえた。

 だが、声は少しだけ硬かった。

 初球。

 陽奈は内角低め。

 岡部は見送る。

 二球目。

 外角。

 岡部は振った。

 打球は二塁正面。

 保奈美が落ち着いて捕る。

 二塁へ送る。

 真琴が一塁へ転送する。

「アウト!」

「アウト!」

 併殺。

 南陽ベンチの声が止まった。

 岡部は一塁を駆け抜けたあと、少しだけ空を見上げた。

「……やってしもた」

 六番、田松。

 田松は粘った。

 だが、最後は外角低めを打たされる。

 セカンドゴロ。

 七回裏。

 南陽は龍が出た。

 しかし、得点にはならなかった。

 聖愛女子の守備は、最後まで乱れない。

 ベンチへ戻る岡部に、弘田が何か言いかけた。

 だが、言わなかった。

 岡部も何も返さなかった。

 スコアは、〇対一。

 一点が、遠かった。

今年もお盆になりました。

毎年、ゆうすけが戻ってきているかな?と思いながら、その気配を感じようとしているところです。


今でこそ、お供えはしなくなりましたが、お盆の時はしようかと思います。
一応、親父の分もしておきましょうか。

競馬の反省ですが、迷ったら中京は内というのを自分の中で刻み込んでおきたいです。

先週はすでに書いたように大腸ポリープを除去してきました。

その時の記事は↓のとおり。

一応、「一週間ほどは禁酒した方がいいね」という、医者の言いつけを守って、禁酒をしておりました。

そして、解禁は金曜日。

行きつけで、久しぶりの酒を堪能しておりました。


しっかり、ビールから麦の香りを感じたような気がします(笑)

来週は帰省する友人達との飲み、再来週は誕生日を祝ってくれるという友人達との飲みと、飲みが続くので、この時期に大腸ポリープを除去したのは良かったかなと思います。

昼の散歩時の運動負荷を少し高めています。

坂道を散歩しているのですが、最初と最後に二本追いをすることにしています(笑)

ダイエットというよりは、健康維持のためですね。

痩せようとするには、食事も考えなければいけません。

そういえば、木曜はキャロットの募集馬が確定しましたね。

最優先候補であったシャーレイポピーの名前が外れていて、肩を落としたところです。

今のところ、木村厩舎に入る牡馬で最優先を考えています。

正直、私の一口生活は残りわずか。

やはり、スキルヴィングの夢の続きを見たいんです。

それができれば、悔い無く一口生活を終えることができると思いますので……。

 

今月の飲み会続きの資金が出るといいなと思い、今週の予想へ

 

CBC賞の本命はインビンシブルパパにしました。

逃げ馬だけに行けなければモロさが出るでしょうから、大敗はノーカンでいいでしょう。

ここ、すんなりで見直したい。

お楽しみはクラスペディア

レイピアあたりとは、そこまで差がないと思うんですよ。

そのレイピアは追い切りが気になりますが押さえ。

中京いいアンクルクロス、昨日切ってWIN5で泣いた川田騎手のディアナザールまでを押さえて。

切ったのはタマモイカロス。ぶっちゃけ鞍上で切りました。外の差し馬だと、ぶん回すんだよなあ……。

 

馬券は◎1頭軸の3連単マルチを印相手に

 

レパードSの本命はショウナンバンライにしました。

調教評価がいいのに加えて、鞍上がかなりの手応えを感じているというのをどこかで見ました。

先行脚質ですし、新星登場に期待です。

相手は素直に実績馬の3頭で

切ったのはマクリール。人気馬の選択で絞って買えなかったというのが本当のところです。


馬券は◎頭流しの3連単印相手と◎1頭軸の3連複印流しで