独居で入院費用の捻出は容易ではない

 今日は厚生年金暮らしの人の老後を考えてみましょう。

 現在、厚生年金の受給額は平均男性16.4万円、女性10.3万円です。

 夫婦合せて26.7万円になります。これが60歳まで夫婦が共稼ぎで厚生年金を掛けていた場合、65歳から受給できる金額です。

 このお金で、老後を幸せに暮らすためには、3つの条件があります。

 1.住宅ローンが65歳で完了していること

 2.賃料がかからないこと

 3.夫婦が共に病気をせずに長生きすること

 このいずれの条件かが欠落する場合には、決して老後は安定しません。

 

幸せな老後の年金暮らしは夫婦が100歳まで生きること

 もし、不幸にしてどちらかが先に召されると、たちまち残された配偶者の暮らしに暗雲が立ち込め始めます。

 とくに、女性の場合は独りでは絶対に生きていけません。

 身内に助けてもらうか、生活保護を受けるしか生きる道はなくなります。

 

病気で入院するとたちまち家庭は破綻

 この10月から、入院の自己負担が大幅に増額になります。

 このまま2割の自己負担で入院することになると、ひと月12万から15万なければ入院治療は出来なくなります。

 この深刻な問題を若い世代の方々も、「明日はわが身」と考えて今から対策を練っておくべきです。

 

人生の安全を確保するための3つの条件

 1.住宅ローンは、若いうちから払って60歳以降に絶対残さないこと

 2.結婚している場合には、男性は終身生命保険5千万から7千万は入っておくこと

 3.体の免疫力を高めワクチンの乱れ打ちばかりに頼って突然死をしないこと

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