キャンセル相次ぐ4回目接種

 現在、4回目のワクチンが接種されていますが、打つ人、保留する人が完全に分かれています。

 おそらく、10月半ばに5回目のワクチンが打たれる予定と言うこともあって、4回目は辞退しようと考える人が多くいるのではないかと思われます。

 

4回目、打つか打たないか判断に迷う医師たち

 大学勤務などの若い医師たちは、すでに3回目をほとんどの人が打っています。

 サイドエフェクト(副作用)を十分に理解し、また、ワクチンの回数が増えることに免疫疲労などの不安があることも知ったうえでの接種を続けてきました。

 実にその姿勢は律儀で、行政の判断に協力的にみえます。

 その医師たちの間でも、4回目打つかどうか意見は分かれているのです。

 ある国立大の准教授は、離れて暮らす母親に2回目を打つまでは、とよく進めましたが、3回目は本人の通っているかかりつけ医の判断に委ね、4回目は自分も打たないから無理をしないように、というアドバイスをメールやスマホで言ってきているといいます。

 つまり、大学に籍を置き、世界中の論文やデータを見る立場にあっても、4回目を打つべきかどうか判断がつきかねるようでした。

 結論として、母親は4回目をキャンセルし、この先は息子の意見を尊重しワクチンを打つことにしているようです。

 

4回目ワクチン効果に分かれる学者たちの見解

 具体的には、大学の研究グループの名前については割愛しますが、そのグループの実験データによると、従来の抗体はオミクロンBA.5には効果がみられなかった、と発表しています。

 この抗体とは、ワクチンや中和抗体のことです。

 そうしたデータに、現場の医師たちは敏感に反応しているのです。

 第5回目のワクチンは、予定では10月半ばに、1回目、2回目のワクチンを打った国民全員に打つ計画のようです。

 まだ、時間がありますから、世界の情報にしっかりとアンテナを張っていてください。

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