コビット-19(COVID-19)の新型変異株による感染、日本でも発生
①オミクロンBA.5変異株が発生
5月24日メディアは、東京都内で新しい変異株による感染者が2名出たことを報じた。
1人は、オミクロン「BA.5」の感染者、もう一人は「BA.2.12.1」の感染者です。いずれもオミクロンの変異株で、オミクロンは、BA.1、BA.2からここまで変異してしまっていることに驚かされます。
②感染源は市中感染の可能性
どこで感染したのか、明確ではないが、アメリカでは既に「BA2.12.1]の方が圧倒的に感染者が多いということで、いつの間にかわが国予防の水際作戦を突破して、国内に入り込んでいると考えられます。
2人共、症状は比較的軽いようですが、菌の感染力は今までのオミクロンよりも1.16倍強いと言われ、国内で、また、パンデミックが発生するのではないかと医療関係者はピリピリ神経を尖らせています。
③COVID-19の感染、衰退の傾向は依然として先が見えない
日本全国の感染者は、1ヵ月の経緯を見ていると、1万人台に減少したかと思うと、また3万から4万台に増加する、といった状態を繰り返しておりいつ、完全に終息するか、先が見えない状態が続いています。
④一旦感染すると回復には恐ろしく時間がかかる
我々のところにもCOVID-19の感染治療後の患者さんが入院してきています。しかし、完全に回復するまでには相当の時間がかかりそうです。
不思議なことに、入院してくる患者さんがほとんど肺炎にかかっています。
この肺炎は、COVID-19とは関係がない、とされていますが、とにかく、治療に抵抗する肺炎です。その治療には手こずっています。
いずれにしても、感染すると様々な後遺症が残ることがわかっていますから、今までどおり、感染予防には細心の注意が必要です。