われわれがある人間を僧む場合、われわれはただ彼の姿を借りて、われわれの内部にあるなに者かを憎んでいるのである。

ヘッセ 「デミアン」





コーチとはアイディアル(理想的)な父・母の様な存在であってほしいと思います。


実際の父親や母親は、まぁ、人間ですので、良いところも悪いところもあると思います。


でも、コーチはある程度の教養があり、専門分野の知識があり、人間的にもしっかりしていてほしいものです。


そして、教えてほしいと思った以上の知識と世界を教えてくれるのが良いコーチの在り方だと私は考えます。



コーチングでは、あらかじめ予期できる問題については自分で対処しておきましょうというのが原則です。


ただ、この世界で最も驚くのは何の予期もしていなかったことが起こることではないか?と感じます。


それは、天災であったり、言われもない突然の暴力であったりするのかもしれません(それも予期出来ると言われてしまえばそれまでですが。)


混乱やショックは深くその人の心に傷を作り、何かしらの信念を作ります。


心理学でいう驚愕法です。


多くの場合、状況や理由・原因が分かるだけで少し安心できるのは事実です。

自分を責める気持ちも軽減されるかもしれません。

ただ、私達が欲しいのは安心でしょうか?



私達を突き動かすのは、

なんでこうなってしまったんだ!という問いと

本当はこうなるはずだったのに!という強い思いではありませんか?



最終的に原因を解明するだけで、安心したり、満足するのは勿体ないと感じます。



過去は関係ないといいますが、私自身、過去に囚われてしまうことがありますよ。


ただ、それは「いやいや、それはおかしいでしょ?」という思いだったり、「もっとこうすれば良かった」という学びであったりするものです。


不必要に繰り返し思い出す必要はありませんが、きっちりと整理することができれば次に生かすことができるはずです。




デミアン

この本を執筆していた当時、ヘッセはスイスのベルンに住んでいました。そして、捕虜援護事務所でドイツ人捕虜に読み物を選ぶ仕事に就いていました。

また、ヘッセは祖国ドイツに「友よ!その調子でなく!」という論文を送りました。しかし、その論文はドイツの戦争継続を批判する内容であったため、ドイツでは厳しい批判を受けてしまいます。

そのため、ヘッセは新聞の論評などで「臆病者」や「裏切り者」と罵られました。

その他にも、ヘッセは仕事の苦悩や肉親の死などのさまざまな悩みを抱えていました。しかし、ユングの弟子たちの助けを借りながら、精神の回復を遂げます。そして、誕生した作品が深い精神世界を描いた作品『デミアン』です。ヘッセの作品では初めて「自己を追い求める」といった主題を取り扱っていますし、ヘッセの作風が一変した作品でもありました。


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無意識レベルまで自分を変えることが出来れば、どんなゴールにも辿り着くことができるもの。

 

 

変化を加速させ、理想のあなたになる知識・マインドの使い方をお伝えします。


 


コーチングは脳科学・認知科学・最新の心理学に基づく、あなたの本当の力(潜在能力)を引き出す方法です(^^)b 

 

 
 

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