淡路島で日本茶の勉強会に参加しました。
日本茶カフェに八年勤められてた秋田さんから直々のレクチャーです。
この勉強会のために、大阪から来られた方もおられます。
15年ほど前から中国茶にハマリそれを仕事にしてきた私にとって、日本のお茶は緑茶だけで面白みがないよなと思ってました。
大きな誤解でした。お詫びして訂正します。
日本茶はうま味が命です。
このうま味を活かすには温度が大切なんですね。
温度によりうま味をどうやって抽出するか。
中国茶はもちろん、日本茶も奥が深いです。
中国茶は緑茶・白茶・ウーロン茶・紅茶・黒茶とバラエティに富んでいるのに比べ、日本茶はほぼ緑茶のみです。
最近でこそ和紅茶やプーアル茶が話題ですが、もとの茶葉はほぼ緑茶です。
この緑茶の茶葉だけで、煎茶・玉露・かぶせ・抹茶・深蒸し・ほうじ茶・番茶・玄米茶・釜入り茶とこんなにもバラエティを膨らます日本人の気質がすごすぎて今更ながら感動します。
日本の良さを知りたい、伝えたいと言いながら知らなかったのは自分だったんだと気づいたことに驚愕し、一瞬ショックでした。
後ろにある金平糖は神主さんご自身の婚姻記念で配られたのだそうです。
ものすごくパワーをもらえそう。
ほとんど息子が食べてましたがw
器も盛り付け方も素敵すぎる。
ここ数年、とても日本茶が気になりだし5月には宇治茶の茶摘みに行きました。
▶初体験♡ 茶摘み行ってきました^^
http://ameblo.jp/yuurakushokubou/entry-12159220817.html
吉田山大茶会では、中国茶・台湾茶・日本茶とイベントで出店されていたものの日本茶の方がたくさん買ってました。
今から思うと、だんだん日本茶にも興味を持ちだしてきた自分を認めたくなかったんですね。
中国茶から浮気をするようなそんな気がしてしまっていて。
いや、執着かもしれないな。
茶言葉も日本茶でやってみようかと閃いた瞬間、そのへんのこだわりがするっと取れました。
中国茶・ダシ料理研究家と名乗ってたのに違うことするん?って思われるんじゃ無いか、とか
中国茶とダシとがなんで一緒になのかがわからんと結構周りから言われていて、その共通点を探すのに意地になってたことも思い出しました。
あー、もう。なんて他人軸。
でもそのおかげで、日本茶・紅茶はじめすべてのお茶のルーツである中国茶を学べました。
きっと今後の日本茶を学んでいくのにきっと役立つことだと思います。
たくさんの茶友にも出逢えました。
なんでもルーツを知るのが好きなんですね。
本質を知りたいというか。
だから日本のダシにもすごく興味があるし、日本茶のルーツである中国茶を選んできたんだと思います。
改めて、日本のルーツでもある国生みの淡路島に移住してきた自分をすごいと思ってみたりします。
そして今、日本の本当のルーツは古事記にあると知り講師を招きここ淡路島で古事記の神話の勉強会をすることを選んでいます。
自分の心のルーツもこの古事記にあると確信しています。
だからこんなに気になるし、知るたびに魂が震えているんだと思います。
いよいよこの土曜からです。
13回1年間、魂が震える瞬間を一緒に味わいに来てください!