心の柵

普段から
言葉に出さない想いや感情なんかを、読み取ることが得意な方だと思う。
きっとこの人、こうやって欲しいんやろうなとか
今、てんぱってるみたいだから後からにしよう。とか

でも、それが度を過ぎると
逆に深読みしすぎてしんどくなってしまうことがある。
そして、自分の感情を押し殺してしまうことも。

きっと、私がそうやって
言葉に出さずとも、先回りしてやってほしいと感じている時期ほど
辛くなるのかもしれない。

本当に大切な人にほど
言葉に出して伝えていかなくてはいけない。
わかってもらえるだろうって進んでいくと、実はそれほど伝わってなかったり。

言葉で伝えても、伝わらない人には全然通じない。
考え方が違っても、違いを理解しようと思える人とそうでない人がいる。

100伝えても10理解してもらえれば、御の字って言うけれど

そうでない人というのは、きっと自分の柵が頑丈すぎて
新しい考えを取り入れると容量がオーバーしてしまうんだろう。
私もそういう部分がある。感情という柵をとっぱらえない。
さしずめ、甘えがコンクリート代わりになって固めているといった感じ。かな。

考え方が違う、ああこういう人もいるのねって受け入れられたら
どんなにか、自分にとっても相手にとっても楽なんだろう。

今年こそはこの柵をとっぱらえるだろうか。