今月23日、ハチの行動がいつもと違いました
ベッドの隣にあるソファに顔を置いているのです
夫SAKAは寒くなって最近ソファで寝ますが、その布団を私のベッドに置いていると、ハチが下敷きになったまま、ウーウー言って出て来ません
その翌日でしょうか
私が仕事から帰ると、いつもならベッドかソファで寝て待っているハチが、ソファの側の床にいます
おかしいなと思いながら、夕飯を食べましたが、ずっとそのまま動きません
食後に抱き上げてみると、おしっこをしたまま、動けずにいたようでした
病院に連れて行きたいと、ずっと思っていましたが、ベンツの修理や2台のスタッドレスタイヤで家計は火の車です
そのうちにハチはご飯を食べなくなりました
老犬用の缶詰を買って来ると食べましたが、食べない日も出て来ました
服が苦しいかなと脱がしてみると、背骨が浮き出てガリガリになっています
もしかしたら、ずっと食べれてなかったんだ
今朝はようやく動物病院に連れて行けました
レントゲン、血液検査をし、腫瘍の疑いと腹水が溜まっているとの事
放っておいたら1週間か2週間の命だったでしょうと言われました
そして、ハチを病院に預け、エコーと腹水を抜いて検査をしてもらうことにしました
私はその後仕事に行きました
仕事中、病院から電話があり、ドキドキしながら出ました
肝臓と脾臓に腫瘍があるようで、もう手術は出来ないと言われました
腹水を病理検査に出すかと先生に聞かれ、夫SAKAと相談して出すことにしました
検査結果は10日後に出ます
それまでもってくれるかどうかは分かりませんが、もし検査の結果でハチに合う抗がん剤があれば、まだまだ生きれるかも知れない
その運に賭けてみることにしました
仕事が終わり、夫SAKAと迎えに行きました
エコーの結果を見せてもらい、変形した肝臓を確認しました
今日は点滴、ステロイド消炎剤、抗生剤2種、胃腸薬をしてもらい、薬を4種類貰って帰りました
危ないかもしれないと言われていた腹水を抜くのにも耐え、ハチは生きています
ぐったりしたハチをキャリーケースに入れたまま、夫SAKAが助手席で抱えています
そのままペットショップに行きました
カゴをカートに入れて歩いていると、見たことある人がいます
覗き込むと、ずっと会いたくて会えなかった友人でした
看取りに詳しいので、友人に聞きながら流動食や薬を飲ませるおやつ、服などを買いました
「帰るよ。」
と言うと、友人はカゴを店内に置き、ハチに会いに来てくれました
泣きながら頭を撫でてくれました
夜、大人の生徒さんが流動食をわざわざ買って来て私の自宅まで持って来てくれました
彼女も犬を3匹看取った経験があるので、食べない時食べてくれるものをよくご存知なのでしょう
その気持ちで心が温まりました
私は最期まで諦めません
とりあえず病理検査が出るまで生きて、ハチに合う抗がん剤が見つかり、治療をしてがんを退治して、また元気なハチに戻ることを祈ります
犬好きにとって、愛犬は大切な大切な家族です
可愛い可愛い子どもなんです
毎日よろよろのハチをベッドに載せて一緒に寝ます
背中をくっつけて寝ます
万が一、ハチの一生が終わったとしても悔いのないように、愛情をたっぷり注ぎながら幸せな毎日を過ごさせてあげようと思います