忍ぶれど色に出(い)でにけり我が恋はものや思ふと人のとふまで


平兼盛


歌意

人に知られまいと、うちに秘めているが、顔色に出してしまったことだ。わが恋は。物思いをしているのかと、人が尋ねるまでに。


表題にあるように、

集中力の長さには個人差があります


短時間しか持たない人もいれば、

長時間超集中状態をキープできる人もいます


どちらが悪いという訳ではありません



例えば野球


先発の投手は下手すると9回まで

投げられる集中力を持っています


クローザーは、9回に超集中状態で

がっちり守りきります



それぞれに合った活躍方法を

選択すれば良いのです



生徒たちでも、来ていきなり

集中できる子がいます


だからすぐに清書が書けますが、

長時間するとだんだん変になるので、

こういう子は、短時間勝負に

した方がいいです



反対に長時間集中力が続く子は、

段々と上手なものが書けます


さすがに疲れてくると下手になってくるので、

そこでやめるのが1番いい方法でしょう



私は長時間続くタイプ


休憩を挟みながらなら一日中書けます


今日は気になることが沢山ありましたが、

今日書かなければいけないものが

どっさり


そこでまず大好きな仮名条幅の準備を

始めました


書き始めると楽しくなるので、

煩わしい他のことは忘れていました 


そうして条幅2課題を書き、

お昼にお風呂に入りパジャマでお昼寝


SAKAが仕事から帰って来たので

晩御飯を作り、食べ、

第2弾


細字仮名3課題を書きました



先日、師匠から、


「5年後にこの教室を引き継いでくれない?」


と言われました


師匠の教室は生徒が20人ほど


師範を取っている方もいて、

これから5年間、本気で勉強しようと

覚悟が決まりました


何でも教えられる指導者に

なれるよう

これからも精進して参ります