代島治彦「きみが死んだあとで」★★★★☆ | テレビ・本・映画・観劇・観戦等日記

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+:+1/2星|-:-1/2星

代島治彦「きみが死んだあとで」★★★★☆

 

201分のドキュメンタリー。長さを感じなかった。様々なエピソードが興味深い。

死んだ山崎博昭が日に6時間も勉強する成績優秀でありながら他のひとの不甲斐なさから闘争に積極的になり、最後は高校生でありながら羽田闘争の先頭にたって殺されてしまった話し。

佐々木幹郎と岩脇正人が武装闘争に出発する直前に中核派をやめた話し。

山本義隆が最近の学生は周りを気にして授業で笑わなくなった話し。

水戸巌が双子の息子と3人で登った冬山で遭難した話し(権力に殺されたかも)。

 

インタビューされる人の人生に山崎君の死が大きな影響を与えている。みんないい顔している。

 

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きみが死んだあとで
4.1全4件
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解説
1967年の第一次羽田闘争で亡くなった18歳の青年を取り巻く人びとを取材し、激動の時代の青春と悔いを描いたドキュメンタリー。1967年10月8日、当時の佐藤栄作内閣総理大臣の南ベトナム訪問を阻止するための第一次羽田闘争。その中で、18歳の山崎博昭が死亡する。死因は機動隊に頭部を乱打された、装甲車に轢かれたなど諸説あるが、彼の死は若者たちに大きな衝撃を与えた。山崎の死から半世紀以上、彼の同級生たちや当時の運動の中心だった者たち14人が語る青春の日々とその後の悔恨。彼らが年齢を重ねる中、山崎だけが18歳のままという思いの中、あの熱い時代はいったいなんだったのかが語られていく。監督は「三里塚に生きる」「三里塚のイカロス」の代島治彦。

2021年製作/200分/日本
配給:ノンデライコ
劇場公開日:2021年4月17日

スタッフ・キャスト
監督
代島治彦
製作
代島治彦
撮影
加藤孝信
編集
代島治彦
整音
滝澤修
音響効果
滝澤修
音楽
大友良英
写真
金山敏昭 北井一夫 渡辺眸
カラーコレクション
佐藤健
字幕デザイン
鈴木一誌 吉見友希
宣伝美術
鈴木一誌 吉見友希