芦原妃名子「セクシー田中さん」★★★★☆ | テレビ・本・映画・観劇・観戦等日記

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★★★★★:皆に勧めてまわりたい|
★★★★☆:人に聞かれれば勧める|
★★★☆☆:人に勧めることに責任とれない|
★★☆☆☆:見ないことを勧める|
★☆☆☆☆:時間の無駄 やめろ|
☆☆☆☆☆:存在自体を否定したい|
+:+1/2星|-:-1/2星

芦原妃名子「セクシー田中さん」★★★★☆

 

タイムマシーン録画で1,2,3,6,7,8,9,10話をみる(4,5話は録画失敗)。


原作者が亡くなったので気持ちは複雑であるが面白かった。単なるラブコメじゃない。

 

田中さんはもちろん、笙野浩介(毎熊克哉)が田中さんに影響されて変化するところも良かったけど、私は小西一紀(前田公輝)の気持ちの表し方が良かった。単純なチャラ男じゃないところ。いい奴だなと思った。

 

芦原妃名子の原作の映像としては昔見た「ドラマ 砂時計」が良くて印象に残っている。「映画 砂時計」はいまいち。

 

芦原妃名子さんの死については、大変だったんだろうけど、何も自殺しなくてもという思いを強く感じる。芦原妃名子さんの作品は、主人公たちの心の動きが独特で非常に繊細であり、それがドラマでなかなか表現されないことの苛立ちがあったんでしょう。残念なことである。

 

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セクシー田中さん
ジャンル    ラブコメディ[1]
漫画
作者    芦原妃名子
出版社    小学館
掲載誌    姉系プチコミック
レーベル    プチコミックフラワーコミックスα
発表号    2017年9月号 - 2024年1月号
発表期間    2017年8月5日[2] - 2023年12月5日[3]
巻数    既刊7巻(2023年10月10日現在)
ドラマ
原作    芦原妃名子
監督    猪股隆一、伊藤彰記、宮下直之
脚本    相沢友子(第1 - 8話)
芦原妃名子(第9・10話)
音楽    日向萌
制作    AX-ON(協力)
製作    日本テレビ
放送局    日本テレビ系列
放送期間    2023年10月22日 - 12月24日
話数    全10話
テンプレート - ノート
プロジェクト    漫画・テレビドラマ
ポータル    漫画・テレビ・ドラマ
『セクシー田中さん』(セクシーたなかさん)は、芦原妃名子による日本の漫画作品。『姉系プチコミック』(小学館)にて、2017年9月号から[2]2024年1月号まで連載[3]。作者の死去にともない未完で終了となった[3]。

昼間は周囲から変人扱いされている経理部のOL、夜はレストランでベリーダンスを踊る超セクシーなベリーダンサーの顔を持つ、我が道を行くアラフォー女性・田中と周辺人物を描く[4][5]。

2023年8月時点で単行本の累計部数が100万部を突破している[4]。

2023年10月より、日本テレビ系列にてテレビドラマが放送された[6]。

あらすじ
    
この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。あらすじの書き方を参考にして、物語全体の流れが理解できるように(ネタバレも含めて)、著作権を侵害しないようご自身の言葉で加筆を行なってください。(2023年12月)(使い方)
婚活に励む派遣OL・倉橋朱里は、アラフォーで地味な経理部のOL・田中京子の雰囲気がここ最近変化したことが気になっていた。 そんなある日、朱里は立ち寄ったレストランで初めてベリーダンスを鑑賞し、妖艶で煌びやかに踊るベリーダンサー・Saliのダンスに魅了された。目に焼き付いたSaliの立ち姿が、後日、社内を歩く京子のそれと一致することに気が付いた。京子は朱里にダンサーをしていることを社内の人間に知られたくない、内密にして欲しいと懇願したことが切っ掛けで、今まで殆ど接点がなかった二人に交友関係が生まれた。ひと回り以上歳の差のある二人だが、互いに刺激を受け合い、自身の新たな一面を見出していく。

登場人物
田中 京子(たなか きょうこ) / Sali(サリ)
経理部の独身OL。40歳。TOEIC900点越え、税理士の資格を持つ優秀な人物。
幼少期から引っ込み思案で大人しく、友達も彼氏もできたことがない地味で陰気な女性。普段は化粧も必要最低限に留め、衣服も流行に左右されない地味なものが多い。実家を出て独り暮らしをしており、倹約に努め、外食を好まず自炊することが大半である。代り映えのしない日々を繰り返していた或る夜、ふと鏡を見た時に生気の抜けた老婆のような表情で佇む自分の姿に絶望的な気持ちになった。このままではいけないと奮起。しなやかで生命力溢れるベリーダンスを勧められてダンス教室の扉を叩いた。
スタイル抜群でセクシーなベリーダンサーSaliということは、会社や周囲にはひた隠しにしている。
倉橋 朱里 (くらはし あかり)
派遣OL。23歳。地味な京子と対極にあるような可憐な容姿と若さ、周囲から浮かないように広く浅く人間関係を保つ付き合いの良さを自覚している、いわゆる“愛され系女子”。しかし、内心ではそんな自分を好いていない。周囲に流されるままの日常にジレンマが燻っているが抗う方法も分からず、“若くて可愛い”うちにパートナーを見つけて結婚をして、世間一般に普通と言われる幸せを手にしたいと願っていた。普段は温厚で卒なく愛想もよいが、実際は客観視する冷淡な一面もある性格。ひょんなことからSaliの正体が京子と知って以来、彼女の追っかけと化す。京子の芯の通った意思の強さや生き方に感銘を受けている。
作風
ライターのふくだりょうこによると、本作は「田中さんに出会い人生が変わってきている大人たちの物語」である[5]。田中もダンスを始めて、人との出会いにより変化している[5]。「自分なんて価値がないから、大切にされなくても仕方がない」と考えることに対し、「決してそんなことはないと強く感じさせてくれる」作品となっている[5]。

ドラマで田中京子役を演じる木南晴夏は、今まで漫画やドラマで見たことがなかったため、本作のベリーダンスを「新しい着眼点」だと感じている[7]。木南によると、田中の「40歳という年齢で、周りからいろいろ言われるようなところ」がリアルであり、それを「受け入れて、受け流して、胸を張って生きている姿」がかっこよく描かれている[7]。ドラマのプロデューサーの大井章生によると、主人公がベリーダンサーで登場人物のクセが強く笑いの要素があるが、「グッと心引き込まれる物語」でもある作品[7]。

評価
2018年に第9回ananマンガ大賞を受賞している[8]。

2022年、『CREA』(文藝春秋)2022年秋号にて発表された「夜ふかしマンガ大賞」にて、9位を獲得[9]。

宇垣美里は「自分らしく楽しむ素晴らしさを学んだ作品」と評している[10]。

書誌情報
芦原妃名子『セクシー田中さん』小学館〈プチコミックフラワーコミックスα〉、 既刊7巻(2023年10月10日現在)
2018年4月10日発売[11][小 1]、ISBN 978-4-09-870061-5
2019年8月9日発売[小 2]、ISBN 978-4-09-870560-3
2020年10月9日発売[小 3]、ISBN 978-4-09-871189-5
2021年3月10日発売[小 4]、ISBN 978-4-09-871431-5
2022年4月8日発売[小 5]、ISBN 978-4-09-871650-0
2023年2月9日発売[小 6]、ISBN 978-4-09-872020-0
2023年10月10日発売[小 7]、ISBN 978-4-09-872451-2
テレビドラマ
セクシー田中さん
ジャンル    連続ドラマ
原作    芦原妃名子
『セクシー田中さん』
脚本    
相沢友子(第1話 - 第8話)
芦原妃名子(第9話・第10話)
演出    
猪股隆一
伊藤彰記(AX-ON)
宮下直之
監修    Izumi(ベリーダンス)
出演者    
木南晴夏
生見愛瑠
毎熊克哉
川村壱馬(THE RAMPAGE)
前田公輝
生駒里奈
なえなの
高橋メアリージュン
安田顕
音楽    日向萌
エンディング    LE SSERAFIM
「ドレスコード (Prod. imase)」
国・地域    日本の旗 日本
言語    日本語
製作
チーフ・
プロデューサー    三上絵里子
プロデューサー    
大井章生
田上リサ(AX-ON)
制作    AX-ON(協力)
製作    日本テレビ
放送
放送チャンネル    日本テレビ系列
映像形式    文字多重放送
番組連動データ放送
音声形式    ステレオ放送
解説放送
放送国・地域    日本の旗 日本
放送期間    2023年10月22日 - 12月24日
放送時間    日曜 22:30 - 23:25
放送枠    日曜ドラマ
放送分    55分
回数    10
公式サイト
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2023年10月22日から12月24日まで、日本テレビ系「日曜ドラマ」枠で放送された[6][12]。主演は地上波の民放GP帯の連続ドラマ初主演となる木南晴夏[6]。

あらすじ(テレビドラマ)
    
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キャスト
主要人物
田中京子(たなか きょうこ) / Sali(サリ)〈40〉
演 - 木南晴夏(幼稚園時:米盛仁香[13]、小学生時:木谷依蓮[14])
株式会社ニチハフーズの経理部の独身OL。TOEIC900点越え、税理士の資格を持つ優秀な人物だが、幼少期から大人しく引っ込み思案であり、友達も彼氏もできたことがない地味な女性。社内でも業務以外の私語は殆どしないため、同僚らとの交友もなく孤立しており、一部からは変人扱いされている。
スタイル抜群でセクシーなベリーダンサーSaliということは、会社や周囲にはひた隠しにしている。
ペットはハムスターの“真壁くん”。名前は愛読している少女漫画「ときめきトゥナイト」に登場する人物、京子の理想の男子でもある真壁俊から付けられた[15][16]。
倉橋朱里(くらはし あかり)〈23〉
演 - 生見愛瑠[17](幼少期:川瀬映子[18])
派遣OL。自分の意思をしっかりと持っている芯の通った京子に憧れを抱き、ダンサー“Sali”の熱烈なファンになる。京子が通っているベリーダンス教室に通うようになる。
笙野浩介(しょうの こうすけ)〈36〉
演 - 毎熊克哉[12](幼少期:吉田奏佑[19])
光友商事の商社マン。堅物で古臭い価値観をそのまま口にしてしまう性格。結婚願望は強いが女性に対して求める条件が多い上に、強い偏見を抱いている。容姿も及第点をゆうに超え、勤務先も商社という好条件にもかかわらず女性に一向にモテないのはその性格と口の悪さのせいである。京子らと出会い徐々に絆されてきている。
小西一紀(こにし かずき)〈35〉
演 - 前田公輝[12](中学2年生時:小島怜珠)
浩介の友人で光友商事での同僚。処世術に長けており、争いごとを好まず、女性に対しても親切なフェミニスト。合コンで出会った朱里に惹かれ、アプローチを仕掛けていく。念願がかなって後に朱里と付き合う。
朱里の関係者
仲原進吾(なかはら しんご)〈23〉
演 - 川村壱馬(THE RAMPAGE)[12]
朱里の学生時代からの友人。過去に一度だけ、朱里と寝たことがある。朱里に好意を寄せているが、はっきりと意思表示をしたことはない。二人の距離感を縮めることも、関係性が壊れることも恐れて煮え切らないまま、都合の良い友人というポジションをキープしている。
榎本華(えのもと はな)〈23〉
演 - 円井わん[20]
朱里の学生時代からの友人。イベント会社で働くキャリアウーマン。
根岸沙奈(ねぎし さな)〈23〉
演 - 坂ノ上茜[20]
朱里の学生時代からの友人。
ミキ オリエンタル
ベリーダンス教室。

Miki先生
演 - 高橋メアリージュン[20]
「ミキ オリエンタル」の講師。可愛いものが大好き。ポジティブ思考でパワフル。教室ではたくさん褒めて伸ばす方針を実践しており、生徒たちに自信を持たせている。
景子(けいこ)〈32〉
演 - 生駒里奈[20]
生徒。
アリサ〈22〉
演 - なえなの[20]
生徒。
絵麻〈44〉
演 - 西田麻耶[21]
生徒。
花梨〈27〉
演 - 平野沙羅[21]
生徒。
ニチハフーズ
京子と朱里が勤務する食品会社。

美月
演 - 水沢エレナ[22]
経理部。
晴子
演 - 榊木並[23]
経理部。
課長
演 - 幸田尚子[24]
ブランド物をとっかえひっかえの独身アラフォー。
部長
演 - 加瀬信行[25]
経費の使い方が荒いと京子に指摘される。
彩香
演 - 杉浦楓香[26]
有希
演 - 伊藤ありす[27]
間宮
演 - 平田雄也[28]
Sabalan
Sali(京子)の踊りの場であるペルシャ料理店。

三好圭人(みよし けいと)〈48〉
演 - 安田顕[12]
マスター。ダラブッカ奏者でもある。京子が密かに憧れを抱いている人物。既婚者。
翔子
演 - 星乃夢奈[22](第2話 - )
店員。
周辺人物
笙野正晴
演 - 螢雪次朗[29](第2話 - )
浩介の父。
笙野悦子
演 - 市毛良枝[30](第2話 - )
浩介の母。
ゲスト
第1話
Asalaya
演 - asalaya[31]
「Sabalan」で踊るベリーダンサー。
片桐
演 - 関口アナン[32]
「光友商事」で小西の同僚社員。合コンに参加する。
その他合コンメンバー
演 - 白井琥珀(役名:真弓)[33]、竹内誠人[34]
「Sabalan」の客
演 - 石綿大夢[35]
Asalayaを観て、「おっぱいめっちゃ揺れてるじゃん」と喜ぶ。
演 - 仲佐龍騎[36]、荒川琴[35]
「(ベリーダンスは)見る分にはいいけど彼女がやってたら引くわ」と話す男とその連れ。
いじめっ子
演 - 里元秀天[37](第6話)、大城龍永[38](第6話)、鈴木かつき[39](第6話)、楠楓馬[37](第6話)
小学生の時に京子をイジメていた児童たち。
第2話
実花
演 - 日比美思[40](第4話)
10年ほど前に浩介が付き合っていた会社の後輩。結婚を前提に実家にも連れて行ったが、その直後にこっぴどく振られてしまう。しかしバレンタインデーに実花から贈られたペンを浩介はまだ捨てられないでいる。
松原百合
演 - 高崎かなみ[41]
どんな男性でも虜にしてしまうブラックホールと呼ばれる女性。京子に暴言を吐いたことの復讐のため、朱里が浩介へ紹介する。
トレーナー
演 - 東松史子[42]
京子が通うジムのトレーナー。京子にベリーダンスを勧めた。
老婆
演 - にしだまちこ
百合の見舞いに訪れた浩介は「自分が百合の恋人だ」と主張する男たちに恐れをなし、思わず隣のベッドの老婆に花束を渡してしまう。
ASYA
演 - ASYA[43]
「Sabalan」で踊るベリーダンサー。
第3話
医師
演 - 水野智則[44]
京子を四十肩と診断する。
麻衣
演 - 石井萌々果[45]
朱里の学生時代の友人。朱里と共に行った合コンで意気投合した男と先に抜け出す。しかしアルコールを飲んでいないのに具合が悪くなった朱里は麻衣のことも心配で連絡したところ、トイレに籠った麻衣から男たちに狙われていると助けを求められ、進吾を呼び出し救助に向かった。
樋口美咲
演 - 高梨優佳[46]
光友商事の新人社員。
男たち
演 - 石黒雄太[47]、武田亮汰[48]、江田大空
朱里や麻衣と合コンした男たち。飲み物にクスリを盛り、麻衣を連れ去ろうと画策する。
店員、客
演 - 野崎ゲレーロ聡史[49]、名取えりか[50](第2話)、永井理沙[49]
Miki、京子、朱里が衣装選びに訪れたベリーダンスショップの店員と客。
家臣
演 - Ahmad Ali[51]
異国の家臣。
ダンサー
演 - Dilara[52]
寝室で踊る異国の花嫁。
ダンサー
演 - India[53]
浩介が夢の中で見た新婦の朱里のダンスシーンの吹き替え。
第4話
同僚
演 - やす子[54]
ニチハフーズでの田中、朱里の同僚。
医師
演 - 木下貴夫
京子がセカンドオピニオンに訪れた病院の医師。やはり四十肩と診断する。

演 - 福結稀
Sabalanの客。三好にダラブッカの特別レッスンをしてあげる、と口説かれる。
部長
演 - 村本明久[55](第7話)
進吾の勤務先Webコンテンツ制作会社「A.Q. Production」での上司。適当に他のサイトの記事から抜粋・切り貼りして翌日までにたたき台を仕上げるよう命じておきながら、勝手に記事が転用されたとのクレームが来ると手のひらを反し進吾に責任を押し付ける。
社員
演 - 石井美音奈、奥村晴楓
「A.Q. Production」での進吾の同僚。社内で平気で会社についての悪口を言い合う。
Sabalanの客
演 - 源たいと[56]、川綱治加来[57]
踊る朱里を観て「あのショートボブの子、動き面白くない?」「でもめっちゃ可愛いわ」などと感想を述べあう客。
第5話
愛子
演 - 未唯mie[58](第6話・最終話)
還暦を超えても現役で踊るベリーダンサー界のカリスマ的人物。美魔女。三好をベリーダンスの世界に誘った張本人。
朱里の母
演 - 小出奈央
家計の都合から、4年制の明教大学に行きたかった朱里に「朱里は短大でいいんじゃない」と遠回しに諭した。
sabalanの客
演 - 長谷川ゆりさ(役名:めぐみ)[59]
色々あった彼氏との話を三好にしたがる。
演 - 西田裕輔
三好に教えてもらった楽器屋が最高だったと話す。
演 - 黒岩よし
今日は(ダラブッカ)演奏しないの? と三好に尋ねる。
田中和義、田中倫子
演 - 佐戸井けん太[60]、朝加真由美[61]
松戸在住の京子の両親。一人娘の京子を溺愛している。松戸で行われたダンスイベントに訪れた朱里たちを自宅に招いてもてなした。
ダンサー
演 - Yuu、Sumire、Iris、Shri、Amar、Farah
松戸のカレー店「India」の金曜ショーイベント「Curry Party Night!!」で群舞を踊るダンサー。
ダンサー
演 - Emily Diamond[62]
同イベントで踊るソロダンサー。
第6話
社員
演 - 結城陽葵[63]、玉井らん[63]、吉木遼[63]、村越亮太[63]
京子のベリーダンス動画の話で持ちきりになるニチハフーズの社員たち。
陽子
演 - 杉本愛莉鈴(第7話)
ダラブッカの練習をしている笙野に声をかけた光友商事の社員。自身もパーカッションをプレイするのだという。
ミュージシャン
演 - 松尾賢[64](第5話)、芹川諒[64](第5話)、安藤亮輔[65](第5話)
Sabalanに出演するウード、レク、ダブルベースのプレイヤー。
ダンサー
演 - Akane[66]
Sabalanに出演するダンサー。
第7話
九条光希
演 - 木内舞留[67](中学生時:星乃あんな)
小西が中学生時代に告白した相手。その時は振られたが、同窓会で再会しデートした。
同窓生
演 - 山城屋理紗[68]、伊藤麗[69]
小西の黒稜中学校時代での同窓生。小西がかつて光希に告白したことを知っている。
男性
演 - 錦笑亭満堂[70]、俵広樹
タクシー乗り場で笙野と揉めたサラリーマン。
同僚
演 - 佐藤葵
進吾の勤務先「A.Q. Production」での同僚。記事のクオリティなんて求められてないから適当に切り貼りすればいいと話す。
スタッフ
演 - 藤山凛[71]
トルコ宮廷料理レストラン「Oriental Dinner」の店員。京子のメイクを見てビックリしている。
第8話
滝口
演 - 塩野瑛久[72](第9話)
小西の友人。
滝口琴乃
演 - 冨手麻妙[72](第9話)
滝口の妻。BA(ビューティーアドバイザー/美容部員)でコスメをたくさん持っている。
滝口ゆず
演 - 宇宿璃久[73](第9話)
滝口夫妻の子供。
師島澄彦
演 - 河野真也(オクラホマ)[74][75]
Sabalanを訪れた客。ウェディングプランナー。
山根ふみか
演 - 朝倉あき[76](第9話・最終話)
悦子が浩介にお見合いを勧めた女性。
社員
演 - 徳竹未夏
ニチハフーズの社員。社員食堂で朱里から化粧について尋ねられ、ベースメイクにはある程度お金をかけてると答える。
あいり
演 - あいり(本人役)[77]
「あいりチャンネル」の動画配信者。「アラフォー必見!! ~メイク術~」の動画を朱里がチェックする。
スタッフ
演 - 尾崎菜摘[78]
悦子が訪れたデパートのスカーフ売り場のスタッフ。スカーフを見つめている悦子に声をかける。
第9話
医師
演 - 若林秀敏
仙台東総合病院医師。悦子を再検査した担当医。
女性
演 - 五味多恵子[79]
朱里がメイクのボランティアに訪れた介護付有料老人ホーム「やすらぎの樹」に入居する女性。
最終話
村上佳奈
演 - 長野じゅりあ[80]
仙台東総合病院看護師。悦子の担当。
スタッフ
原作 - 芦原妃名子『セクシー田中さん』(小学館『姉系プチコミック』)
脚本 - 相沢友子[6][81](第1話 - 第8話)、芦原妃名子(第9話・最終話)[82][83][81]
演出 - 猪股隆一、伊藤彰記(AX-ON)[6]、宮下直之
音楽 - 日向萌
主題歌 - LE SSERAFIM「ドレスコード (Prod. imase)」(ユニバーサルミュージック)[84]
ベリーダンス協力 - 一般社団法人日本ベリーダンス連盟
ベリーダンス監修 - Izumi
ダラブッカ指導 - 平井ペタシ陽一
アイパートナー - 山口由里子
VFX - 田中貴志
プロット協力 - 富安美尋
チーフプロデューサー - 三上絵里子[6]
プロデューサー - 大井章生、田上リサ(AX-ON)[6]
制作協力 - AX-ON
製作著作 - 日本テレビ
放送日程
放送回    放送日    サブタイトル[85]    ラテ欄[86]    脚本    演出    視聴率[87]
第1話    10月22日    昼は地味なOL、夜はベリーダンサー田中さん    背すじを伸ばして頑張りたくなる!
自分変革&解放物語    相沢友子    猪股隆一    7.2%
第2話    10月29日    朱里の復讐計画!
無神経なクズ男に怒りの鉄槌!    ベリーダンスはふしだら!?
私のために怒ってくれた初めての人    5.8%
第3話    11月5日    蘇る恥じらいの記憶!
田中さん、無神経男と過ごした空白の夜!    心が弱っている時… 力になってくれる人    伊藤彰記    6.0%
第4話    11月12日    四十肩の苦難!
踊れない私なんてただのおばさんよ!    四十肩の恐怖!
踊れない田中さんはただのオバさん!?    猪股隆一    5.8%
第5話    11月19日    推しの聖地へ!
田中さんの実家にみんなでお泊まり!    お父さんお母さん… 自分を大切にしてくれる人    伊藤彰記    5.8%
第6話    11月26日    田中京子40歳、
ファーストキスを半分奪われました    ダンス動画流出! 会社にもういられない    猪股隆一    5.4%
第7話    12月3日    初デートで脳内バクハツ!
無神経男泥酔で靭帯損傷。    初デートの迷走と男達の闘い!?    伊藤彰記    6.0%
第8話    12月10日    家政婦のタナカさん。
幸せの瑠璃色のスカーフ    生きる理由と死ぬまでにやりたいこと    宮下直之    6.5%
第9話    12月17日    キスしていい?田中京子一世一代の告白!?    すれ違う2人の想い 人生をかけた大告白    芦原妃名子    伊藤彰記    6.6%
最終話    12月24日    ラストダンス 退屈な毎日を変える魔法    背筋を伸ばし歩く… 小さく確かな一歩    猪股隆一    5.6%
平均視聴率 6.1%(視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯・リアルタイム)
脚本を巡って
8話までは相沢友子が脚本を書いていたが、9話・10話では漫画作者の芦原が脚本を担当した。

相沢は2023年12月24日、自身のInstagramに「最後は脚本も書きたいという原作者たっての要望があり、過去に経験したことのない事態で困惑しましたが、残念ながら急きょ協力という形で携わることとなりました」と投稿した[88]。28日にもあらためて「私が脚本を書いたのは1〜8話で、最終的に9・10話を書いたのは原作者です。誤解なきようお願いします。」と脚本執筆回について述べた上で[88]、「今回の出来事はドラマ制作の在り方、脚本家の存在意義について深く考えさせられるものでした。この苦い経験を次へと生かし、これからもがんばっていかねばと自分に言い聞かせていきます。どうか、今後同じことが二度と繰り返されませんように。」と心境を吐露する投稿を行った[88][89]。

一方で、放送終了後の2024年1月26日、漫画作者の芦原が自身のX(旧Twitter)[注 1]とブログへの投稿で視聴者に向けての「ドラマ化にあたっての経緯の説明とお詫び」のコメントを行った[83]。コメントでは「私が9話、10話の脚本を書かざるを得ないと判断するに至った経緯や事情を、きちんとお伝えした方が良いのではと思い至りました。この文章を書くにあたって、私と小学館で改めて時系列にそって事実関係を再確認し、文章の内容も小学館と確認して書きました」と前置きした上で、ドラマ化に際し、「漫画に忠実にし、忠実でない場合は加筆修正をする」、「ドラマオリジナルの終盤も、原作者があらすじからセリフまで用意し、原則変更しない」、「原作者が用意したものを、そのまま脚本化する方を想定したり、原作者が脚本を執筆する可能性もある」ことを条件としていたことを明かした[90][83]。しかし、毎回原作を大きく改変した脚本が提出され加筆修正しており、ドラマの終盤でも条件が守られず、修正などの意見がある場合は別途相談という形で伺うことを申し入れたものの、改変された脚本の提出とそれを「当初の約束通りに」と戻す作業が繰り返されていたこと、制作スケジュールが迫り脚本家の交代も要請したが、最終的に9話、10話の脚本を自ら相当短い時間で執筆しなければならなくなったことを明かした[90][83]。また、協議の結果、9話・10話の脚本には、相沢は関わらず、プロデューサーの要望を取り入れつつ、芦原が書き、日本テレビと専門家で内容を整えるということとなった[90]。しかし、28日までにこの投稿は削除され、Xには「攻撃したかったわけじゃなくて。ごめんなさい」と記し、ブログはそのものを閉鎖した[91][89][92]。また、芦原は「必ず漫画に忠実に」とするドラマ化の条件が反故にされたことを主張し、「ドラマ化を今からでもやめたいぐらい」と訴えていた[93]。ある大手出版社の関係者は、芦原に「相当な心労があった」と指摘した上で、当時の状況について「疲れているようでした」と振り返っている[93]。また、漫画家のアシスタントをしていた出版関係者は、芦原が9話と最終回の10話を執筆したことについて「本業の連載締め切りに追われる中で脚本にまで没頭しなければならず、心身共に負担は大きかったはず。彼女が自分からやったこととはいえ、そうしなければならない状況に追い込まれたことが問題だったのではないでしょうか」と話している[93]。

28日、芦原の関係者から行方不明者届が出され、29日、芦原が栃木県内で死亡しているのが発見された。遺書のようなものも発見されており、現場の状況などから自殺とみられている[94][95]。

芦原の死去が報じられた29日、日本テレビは「芦原妃名子さんの訃報に接し、哀悼の意を表するとともに、謹んでお悔やみ申し上げます」、「『セクシー田中さん』につきまして日本テレビは映像化の提案に際し、原作代理人である小学館を通じて原作者である芦原さんのご意見をいただきながら脚本制作作業の話し合いを重ね最終的に許諾をいただけた脚本を決定原稿とし、放送しております」とコメントした[96]。また、同日、相沢はInstagramアカウントを非公開設定に変更した[97]。

30日、芦原の自宅から見つかった遺書には、短い文章で失踪理由が書かれていたという[93]。

31日、米エンターテインメント専門誌「バラエティ」のオンライン版が本件について「全面的なソーシャルメディア騒動に発展した」と報じている[98]。