岩井俊二「打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?」★★★☆☆ | テレビ・本・映画・観劇・観戦等日記

テレビ・本・映画・観劇・観戦等日記

★★★★★:皆に勧めてまわりたい|
★★★★☆:人に聞かれれば勧める|
★★★☆☆:人に勧めることに責任とれない|
★★☆☆☆:見ないことを勧める|
★☆☆☆☆:時間の無駄 やめろ|
☆☆☆☆☆:存在自体を否定したい|
+:+1/2星|-:-1/2星

岩井俊二「打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?」★★★☆☆

 

アマゾンプライムで視聴。

 

面白かったが、世の中の高評価には違和感あり。中学生の心の中マデ描かれていないと思う。60分では無理かもしれないが。

奥菜恵がすごい。二人の男の子を同級生とは思えない。男の子が全くのガキ。各俳優の生年月日を調べたら、奥菜恵が男の子より2歳上。この世代の2歳の差は大きい。それに女の子のほうがませてるし。

 

=============================================================
打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?
Jump to navigationJump to search
Question book-4.svg
この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。
出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(2017年8月)
打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?
監督    岩井俊二
脚本    岩井俊二
出演者    山崎裕太
奥菜恵
音楽    REMEDIOS
撮影    金谷宏二
編集    茶園一郎
製作会社    フジテレビジョン
共同テレビ
配給    ヘラルド・エース
日本ヘラルド映画
公開    日本の旗 1995年8月12日
上映時間    45分
製作国    日本の旗 日本
言語    日本語
テンプレートを表示
『打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?』(うちあげはなび、したからみるかよこからみるか)は、1993年にフジテレビで放送された岩井俊二監督のテレビドラマ作品。また、1995年に公開された映画作品。

2017年8月18日、この作品を原作としたアニメ映画が公開された[1]。詳細はアニメ映画の節を参照。

目次 
1    概要
2    あらすじ
3    音楽
4    撮影地
5    『If もしも』との関係
6    キャスト
7    スタッフ
8    アニメ映画
8.1    声の出演
8.2    スタッフ
8.3    主題歌
9    関連書籍
10    受賞歴
11    その他
12    脚注
13    外部リンク
概要
本作品は当初、オムニバステレビドラマ『If もしも』の一篇として1993年9月2日に放送する予定だったが、同年8月26日に放送する予定だったエピソードが見送られたため、1週間繰り上げて放送された。同年、テレビドラマとしては異例の日本映画監督協会新人賞を受賞した。その後、1995年8月12日にはオープニングやタモリの出演シーンをカットして再構成されたバージョンが、映画として劇場公開された。

当時は若手のテレビドラマ監督・脚本家であった岩井俊二の評価と知名度を一気に上げ、映画製作に進出させるきっかけとなった作品である。その映像は、色調の調整などを使ってフィルムらしく見せる手法(フィルム効果、あるいはF効果と呼ばれる)を使って作成されており、これも当時のゴールデンタイムのテレビドラマとしては非常に珍しかった。

「東日本大震災により大きな被害を受けた本作のロケ地と東日本復興への願いをこめて」と、2011年8月31日まで無料で動画配信された[2]。

あらすじ
Plume ombre.png    
この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。あらすじの書き方を参考にして、物語全体の流れが理解できるように(ネタバレも含めて)、著作権を侵害しないようご自身の言葉で加筆を行なってください。(2017年5月)(使い方)
小学生の典道と祐介は仲の良い友達だが、実は2人とも同級生のなずなの事が好きだった。しかしなずなの両親が離婚し、彼女が母親に引き取られて2学期から転校することになっているとは、2人には知るよしもなかった。親に反発したなずなは、プールで競争する典道と祐介を見て、勝った方と駆け落ちしようとひそかに賭けをする。勝ったのは祐介か? 典道か? 勝負のあとから、異なる2つの物語が展開する。

音楽
使われている楽曲は、全曲REMEDIOS(麗美の別名義)によってこの作品のために書き下ろされている。

特に、主題歌として使われた「Forever Friends」は、作品のクライマックスとなるシーンで使用されていることもあり、放送直後からフジテレビにはこの楽曲のCD化の問い合わせ・要望が多くあったというが、放送時点ではCD化されておらず、1996年に発売されたCD『打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか? Soundtrack』に、放送から3年を経てようやく収録された。後にアニメ映画でもカバーされたバージョンが挿入歌として使われている。

撮影地
この作品の撮影はプロデューサーの原田泉がこのドラマのプロットを読み、この町以外にないと断言した千葉県海上郡飯岡町(現在の旭市)で実際に行われた。また、ロケは飯岡町以外に千葉県海上郡海上町(現在の旭市)、旭市の隣の市である銚子市でも行われており、子供たちが通う小学校は銚子市立豊岡小学校で当地の生徒をエキストラに撮影された。

特に、典道となずなが電車を待つシーンで使われた飯岡駅、典道の自宅として使われた家などは、放送後数年間に渡り、この作品のファンが訪れる姿が見られたという。この地は、この作品の大ファンである山崎貴が監督して2000年に公開された映画『ジュブナイル』の舞台にも使用された。

『If もしも』との関係
この作品が放送された番組である『If もしも』は本来、主人公の選択によってその後のストーリーがどう変化するかを見せるドラマシリーズであり、どちらかが主人公の空想であったりやり直しであったりしてはいけない、というルールがある。その意味では、この作品のシナリオは厳密には番組のルールから逸脱しており、『If もしも』側のスタッフは不満を示したと言われる。

また、岩井俊二が作成した初期の脚本段階での原題は『少年たちは花火を横から見たかった』であったが、撮影前に『If もしも』側のスタッフの強い意向により、現在のタイトルに差し替えとなった。これは、各エピソードのタイトルは「〜するか、〜するか」という形で統一するというルールが番組にあったためである。

このあたりのエピソードについては、1999年に発売されたドキュメンタリーDVD『少年たちは花火を横から見たかった』内でも詳しく触れられており、2017年6月には角川文庫で初期プロットを基にした岩井俊二の小説『少年たちは花火を横から見たかった』が発売された。

キャスト
島田典道:山崎裕太(当時 子役)
及川なずな:奥菜恵
安曇祐介:反田孝幸(当時 子役)
和弘:ランディ・ヘブンス
純一:小橋賢児
稔:桜木研仁
三浦晴子先生:麻木久仁子
同僚教師:光石研
看護婦:植村結子
受付の看護婦:中島陽子
マコト:小山励基
おでん屋:こばさしせつまさ
典道の父:山崎一
典道の母:深浦加奈子
祐介の父:田口トモロヲ
なずなの母:石井苗子
安さん:酒井敏也
露店の客:蛭子能収
スタッフ
プロデューサー:原田泉
監督・原作・脚本:岩井俊二
助監督:桧垣雄二、行定勲、島田剛
撮影:金谷宏二
音楽:REMEDIOS
企画:小牧次郎、石原隆
制作:フジテレビ、共同テレビ
アニメ映画
打ち上げ花火、
下から見るか?横から見るか?
Fireworks,
Should We See It from the Side or the Bottom?
監督    武内宣之
脚本    大根仁
原作    岩井俊二
製作    市川南
大田圭二
岩上敦宏
久保田光俊
製作総指揮    川村元気
古澤佳寛
出演者    広瀬すず
菅田将暉
宮野真守
松たか子
花澤香菜
浅沼晋太郎
豊永利行
梶裕貴
三木眞一郎
櫻井孝宏
根谷美智子
飛田展男
宮本充
立木文彦
音楽    神前暁
主題歌    DAOKO×米津玄師「打上花火」
撮影    江上怜
会津孝幸
編集    松原理恵
制作会社    シャフト
製作会社    「打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?」製作委員会
配給    東宝
公開    
日本の旗 2017年8月18日
台湾の旗 2017年9月15日
香港の旗 2017年9月28日

中華人民共和国の旗 2017年12月1日[3][4][5]
上映時間    90分
製作国    日本の旗 日本
言語    日本語
興行収入    15.9億円[6]
テンプレートを表示
ウィキプロジェクト アニメ    ウィキプロジェクト アニメ
ポータル アニメ

同名タイトルのアニメ作品が、2017年8月18日に全国約300スクリーンで公開。総監督は新房昭之、脚本は大根仁が担当[7]。なお、岩井俊二も打ち合わせに参加しており、アイデアを提供している。

声の出演
及川なずな - 広瀬すず[7]
島田典道 - 菅田将暉[7]
安曇祐介 - 宮野真守[7]
田島純一 - 浅沼晋太郎[8]
和弘 - 豊永利行[8]
稔 - 梶裕貴[8]
なずなの母の再婚相手 - 三木眞一郎
三浦晴子先生 - 花澤香菜[8]
光石先生 - 櫻井孝宏
典道の母 - 根谷美智子
典道の父 - 飛田展男
祐介の父 - 宮本充
花火師 - 立木文彦
看護師 - 斎藤千和、嶋村侑
屋台の兄ちゃん - 新垣樽助
レポーター - 種崎敦美
アナウンサー - 井之上潤
生徒 - 小原好美、廣田悠美、内田修一
なずなの母 - 松たか子[8]
スタッフ
原作 - 岩井俊二
総監督 - 新房昭之[1]
監督・絵コンテ・美術設定 - 武内宣之[9]
助監督 - 城所聖明
脚本 - 大根仁[1]
キャラクターデザイン - 渡辺明夫[9]
キーレイアウト - 武内宣之、古川尚哉
2Dアートワーク - 渡部岳
デザイン協力 - 新井博慧、秋篠 Denforword 日和、劇団イヌカレー 泥犬
CGディレクター - 高野慎也、鎌田和幸、笹川恵介、遠藤工
CGプロデューサー - 西川和宏
総作画監督・サブキャラクターデザイン - 山村洋貴[9]
演出 - 鈴木利正、宮本幸裕、塚田拓郎、城所聖明[9]
作画監督 - 大塚舞、池上太郎、王國年、武藤信宏、坪山圭一、若月愛子、吉岡勝、川畑えるきん、村山公輔、山村洋貴、松浦力、渡辺明夫
美術原案 - 秋山健太郎
美術デザイン - 田中直哉
美術監督 - 飯島寿治、宮越歩、船隠雄貴
音楽 - 神前暁[9]
音楽プロデューサー - 三上政高、小林健樹
色彩設計 - 日比野仁、滝沢いづみ[9]
撮影監督 - 江上怜、会津孝幸[9]
編集 - 松原理恵[9]
音響監督 - 鶴岡陽太[9]
配給 - 東宝
製作 - 市川南、大田圭二、岩上敦宏、久保田光俊[9]
企画・プロデュース - 川村元気[9]
エグゼクティブプロデューサー - 古澤佳寛[9]
プロデューサー - 伊藤隼之介、淀明子
制作プロデューサー - 宗宮一輝
アニメーション制作協力 - Lay-duce、米内則智
アニメーション制作 - シャフト
製作 - 「打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?」製作委員会(東宝、アニプレックス、シャフト、KADOKAWA、トイズファクトリー、ジェイアール東日本企画、ローソンHMVエンタテイメント、LINE)
主題歌
主題歌「打上花火」[10]
作詞・作曲 - 米津玄師 / 編曲 - 米津玄師、田中隼人 / 歌 - DAOKO×米津玄師
挿入歌「Forever Friends」
作詞・作曲 - REMEDIOS / 編曲 - 神前暁 / 歌 - DAOKO
映画の挿入歌として、原作ドラマで主題歌として使用された「Forever Friends」をDAOKOがカバーした。挿入歌のミュージックビデオは、岩井俊二によりドラマのロケ地で撮影された。
劇中歌「瑠璃色の地球」[11]
作詞 - 松本隆 / 作曲 - 平井夏美 / 編曲 - 神前暁 / 歌 - 及川なずな(CV. 広瀬すず)
1986年に発表された松田聖子の楽曲のカバー。主人公・なずなが劇中で歌う。オリジナルサウンドトラックに「及川なずな(CV. 広瀬すず)」名義で収録。
関連書籍
小説
『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』(岩井俊二原作、大根仁著)
角川文庫刊、2017年6月17日発売、ISBN 978-4-04-105488-8
角川つばさ文庫刊、2017年7月15日発売、ISBN 978-4-04-631729-2、永地挿絵
角川スニーカー文庫刊、2017年8月1日発売、ISBN 978-4-04-106033-9、 渡辺明夫(表紙のみ)・DOMO挿絵
『少年たちは花火を横から見たかった』(岩井俊二著)
角川文庫刊、2017年6月17日発売、ISBN 978-4-04-105603-5
角川つばさ文庫刊、2017年8月15日発売、ISBN 978-4-04-631730-8、永地 挿絵
漫画
『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』(岩井俊二原作、「打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?」製作委員会原案、楓月誠漫画)
ヤングエース連載、角川コミックス・エース刊
2017年8月4日発売、ISBN 978-4-04-106000-1
2018年3月2日発売、ISBN 978-4-04-106557-0
解説書
『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?公式ビジュアルガイド』
KADOKAWA刊、2017年8月31日発売、ISBN 978-4-04-105984-5
受賞歴
第41回日本アカデミー賞 優秀アニメーション作品賞[12]  
その他
よしもと新喜劇「打ち上げ花火、田舎で見るか?都会で見るか?」 作・演出 玉井総司 2017年9月9日放送

脚注
^ a b c “岩井俊二の傑作「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」、大根仁×新房昭之でアニメ映画化!”. 映画.com (株式会社エイガ・ドット・コム). (2016年12月8日) 2016年12月8日閲覧。
^ “美少女・14歳の奥菜恵が主演!岩井俊二監督、幻の名作『打ち上げ花火 下から見るか、横から見るか』を岩井監督公式サイトで無料配信!”. シネマトゥデイ (2011年7月22日). 2017年8月13日閲覧。
^ Mtime时光网. “动画版《烟花》海报预告齐发 岩井俊二同名作品改编 广濑铃菅田将晖献声 – Mtime时光网”. news.mtime.com. 2017年8月14日閲覧。(中国語)
^ JM映画. “【剧场版】《烟花》/《升起的烟花,从下面看、还是从侧面看?》中文预告3_电影相关_电影_bilibili_哔哩哔哩”. www.bilibili.com. 2017年8月14日閲覧。(中国語)
^ 豆瓣电影. “烟花 打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?(豆瓣)”. https://movie.douban.com. 2017年9月22日閲覧。(中国語)
^ 2017年興行収入10億円以上番組 (PDF) - 日本映画製作者連盟
^ a b c d “岩井俊二の「打ち上げ花火」を大根仁&新房昭之がアニメ化、広瀬すずと菅田将暉出演”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2016年12月8日)
^ a b c d e “松たか子、『アナ雪』以来の声優出演 岩井俊二監督の名作『打ち上げ花火』”. ORICON NEWS (オリコン). (2017年6月12日) 2017年6月12日閲覧。
^ a b c d e f g h i j k l 映画『打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?』公式サイト
^ “岩井俊二原作アニメ『打ち上げ花火』 主題歌はDAOKO×米津玄師”. ORICON NEWS. (2017年6月28日) 2017年7月2日閲覧。
^ “広瀬すず、松田聖子の名曲を劇中披露!「素敵なシーンになりました」”. シネマカフェ (イード). (2017年8月3日) 2017年8月3日閲覧。
^ “日本アカデミー賞『三度目の殺人』『関ヶ原』が最多10部門受賞!”. シネマトゥデイ (2018年1月15日). 2018年3月2日閲覧。
外部リンク
打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか? - allcinema
打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか? - KINENOTE
打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか? - 日本映画データベース
映画『打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?』公式サイト - 劇場アニメ作品の公式サイト
打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?(2017) - allcinema
打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?(2017) - KINENOTE
[表示]
表 話 編 歴
岩井俊二監督作品
[表示]
表 話 編 歴
シャフト
[表示]
表 話 編 歴
新房昭之監督作品
[表示]
表 話 編 歴
ヤングエース連載中の漫画作品 (2018年5月2日現在)
カテゴリ: 1993年のテレビドラマフジテレビのテレビドラマ花火を題材とした作品千葉県を舞台とした作品1995年の映画フジテレビ製作の映画岩井俊二の監督映画日本のドラマ映画アニメ作品 う2017年のアニメ映画東宝製作のアニメ映画シャフトアニプレックスのアニメ映画KADOKAWAのアニメ映画ローソンのアニメ作品ジェイアール東日本企画のアニメ作品トイズファクトリーのアニメ作品千葉県を舞台とした映画作品漫画作品 うヤングエーステレビドラマのリメイク映画リメイクアニメ映画