テレビ・本・映画・観劇・観戦等日記

テレビ・本・映画・観劇・観戦等日記

★★★★★:皆に勧めてまわりたい|
★★★★☆:人に聞かれれば勧める|
★★★☆☆:人に勧めることに責任とれない|
★★☆☆☆:見ないことを勧める|
★☆☆☆☆:時間の無駄 やめろ|
☆☆☆☆☆:存在自体を否定したい|
+:+1/2星|-:-1/2星

このアメーバの世界の片隅でブログやっています。
拙いブログですがどうぞよろしくお願いします。

山本圭「嫉妬論―民主社会に渦巻く情念を解剖する」★★★★☆

 

すべての行動は嫉妬やルサンチマンで説明できるのではないか。特に男性の行動。

 

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嫉妬論―民主社会に渦巻く情念を解剖する
山本 圭【著】


出版社内容情報
嫉妬感情にまつわる物語には事欠かない。古典から現代劇まで、あるいは子どものおとぎ話から落語まで、この感情は人間のおろかさと不合理を演出し、物語に一筋縄ではいかない深みを与えることで、登場人物にとっても思わぬ方向へと彼らを誘う。それにしても、私たちはなぜこうも嫉妬に狂うのだろう。この情念は嫉妬の相手のみならず、嫉妬者自身をも破滅させるというのに――。(「プロローグ」より)政治思想の観点から考察。

内容説明
私たちは、なぜ嫉妬という感情を手放すことができないのか。嫉妬感情は、政治や社会生活、とりわけ民主主義とどうかかわっているのか。嫉妬にかんする古今東西の言説を分析しながら、この「厄介な感情」を掘り下げて考察。

目次
第1章 嫉妬とは何か(嫉妬の悪名高さ;嫉妬にまつわる物語 ほか)
第2章 嫉妬の思想史(嫉妬感情の捉え方について;快楽と苦痛の混合―プラトン ほか)
第3章 誇示、あるいは自慢することについて(不愉快な自慢話;ジラールの「羨望の三角形」 ほか)
第4章 嫉妬・正義・コミュニズム(ビョードーばくだん;正義の仮面をつけた嫉妬心 ほか)
第5章 嫉妬と民主主義(嫉妬は民主主義をダメにする?;民主社会で本領を発揮する嫉妬 ほか)

著者等紹介
山本圭[ヤマモトケイ]
1981年京都府生まれ。立命館大学法学部准教授。名古屋大学大学院国際言語文化研究科単位取得退学、博士(学術)。岡山大学大学院教育学研究科専任講師などを経て現職。専攻は現代政治理論、民主主義論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

適菜収「維新観察記 - 彼らは第三の選択肢なのか -」★★★★☆

 

全く維新はクソのあつまりだ。

 

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維新観察記 - 彼らは第三の選択肢なのか -
著者名:適菜収【著】


内容説明
23年春の統一地方選で躍進した日本維新の会。
裏金問題で揺れる自民党を横目に、国政の場でも「第3党」からさらなる勢力拡大を目指していると言われています。

私たち国民の目には、あたかも自民党でも立憲民主党でもない、勢いのある「第三の選択肢」のように見えてしまうところですが、果たして本当にそうなのでしょうか?

本書は、これまで何度も同党の危険性について警鐘を鳴らしてきた著者が、同党の「実績」や、設立メンバー・所属議員らの過去の発言や不祥事を、報道をもとに振り返り、「国や自治体を任せても大丈夫な政党なのか」を問うものです。

聞こえのいい政策から少し距離を置いて、冷静な目で日本の政治を見つめ直すきっかけとなる一冊です。

グレタ・ガーウィグ「バービー Barbie」★★★★☆

 

1回目視聴時は何もわからず。

映画解説のyoutubeを見て、そういう狙いの映画だったのだと理解。

2回目の視聴で各場面の意味がわかるようになる。2001年宇宙の旅とか・・・

映画の教養が必要である。

 

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バービー Barbie

監督    グレタ・ガーウィグ
脚本    グレタ・ガーウィグ
ノア・バームバック
原作    マテル
製作    マーゴット・ロビー
トム・アッカーリー
ロビー・ブレナー
デヴィッド・ハイマン
出演者    マーゴット・ロビー
ライアン・ゴズリング
音楽    マーク・ロンソン
アンドリュー・ワイアット
撮影    ロドリゴ・プリエト
編集    ニック・ヒューイ
製作会社    ラッキーチャップ・エンターテインメント
マテル・フィルムズ
ヘイデイ・フィルムズ
配給    アメリカ合衆国の旗日本の旗 ワーナー・ブラザース
公開    アメリカ合衆国の旗 2023年7月21日[1][2]
日本の旗 2023年8月11日[3]
上映時間    114分
製作国    アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語    英語
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『バービー』(原題:Barbie)は、2023年に公開されたアメリカ合衆国のロマンティック・コメディ映画。

アメリカ合衆国の玩具メーカーマテル社が発売、世界的にヒットした着せ替え人形バービーの実写映画化。監督はグレタ・ガーウィグ、マーゴット・ロビーが主演でバービーを演じる[2]。

あらすじ
「バービー」も参照
様々なタイプ、職種のバービーとケンたちが暮らすバービーワールド。ある日、主人公のバービー(マーゴット・ロビー)は完璧ではない自分に気づき、別の世界を知る変てこバービーに相談を持ち掛ける。現実世界でバービー人形の持ち主の女の子に会い、その子の問題を解決すれば、完璧な自分に戻れるかもしれないと教わったバービーは、人間が暮らす現実の世界へと自己発見の旅に出ることとなる。バービーに気を寄せるケン(ライアン・ゴスリング)も現実世界への旅に同行する。

バービーは自分の持ち主の女の子サーシャを探し当てるが、彼女からバービー人形がいかに時代遅れなおもちゃであるかを説かれ落胆してしまう。サーシャの母グロリアもまた、加齢による不安感により娘のバービー人形で遊ぶようになっており、その不安がバービーに伝染していたことが分かる。

そのころケンは、現実世界はバービーワールドとは対照的な家父長制であり、男性こそが主権的地位にあり、男性のみに様々な職種やキャリアの選択肢があることを目の当たりにする。バービーワールドに戻ったケンはこれまでバービーたちに除け者にされていた鬱憤を晴らすべく他のケンたちを先導し、男性優位の社会を構築していく。これまで権威ある職種についていたバービーたちは一変、メイド、家事をする妻、ケンのガールフレンドといった役割に変えられてしまう。

バービーワールドに戻ったバービーは、男性優位なワールドをもとに戻すようケンたちを説得しようとするが、相手にされない。1人だけ洗脳を受けなかったアランと共にグロリアとサーシャは変てこバービーの家へ向かう。バービーに実際会うことで生きる自信を取り戻したグロリアが全てのバービーに向けて勇気づけるスピーチを行い、バービーワールドのバービーたちは一致団結する。ケンたち同士に争いを起こさせ、そのすきに権力と地位のすべてをバービーたちが取り戻す。

バービーは他のバービーたちと共にケンたちと和解した後、マテル社でバービー人形の考案者であるルース・ハンドラーの魂と交信する。自分の未来の可能性は、人形を考案したルース本人にすら計り知れないと説かれたバービーは、現実世界へ戻り人間として生きることを決意する。バーバラ・ハンドラーと名乗り人間となったバービーは、グロリア、サーシャに付き添われ婦人科を受診し、物語は終わる。

キャスト
※括弧内は日本語吹替[4]。

バービー:マーゴット・ロビー[2][5](高畑充希[6]) - 主人公。バービーランドに住むブロンドで細身の典型的なバービー。陽気な性格でバービーが女の子にロールモデルを提供しているおかげで現実世界でも性差別がなくなり女性たちが活躍していると信じている。ある時死について考えるようになり、空を軽々と舞えなくなる、シャワーからちゃんと水が出る、かかとが地面に付くなどバービーランドではありえない物理法則に見舞われる事になり、事態の解決の為に人間の世界に向かうがそのギャップに困惑することになる。
ケン:ライアン・ゴズリング[2][7](武内駿輔[8]) - バービーランドに住むブロンドで腹筋の割れたバービーのボーイフレンドの典型的なケン。バービーに好意を持つが、彼女からあまり相手にされていない。陽気で快活な性格だったがバービーに付き合って現実世界を訪れた結果、家父長的な価値観に触れてしまいトキシック・マスキュニリニティに覚醒。心の奥に大統領や作家、医者にもなれるバービー達と違い、自分達ケンはボーイフレンドの役割しかない事への不安が存在して悩んでおり、自分を蔑ろにしたバービーに復讐すべく他のケン達を先導し「バービーランド」を「ケンダム」にしようと目論むようになる。
変てこバービー:ケイト・マッキノン(朴璐美[8]) - 昔子供に髪を荒らされパンキッシュな髪型になっているバービーで、額にはイタズラ書きの跡がありガニ股気味。バービーランドでは変わり者扱いされ町外れに住んでいるが実は世界の秘密を知っている。ハイヒールを履いて今まで通り過ごすかサンダルを履き世界の真実を探すかの二択をバービーに迫る。
大統領バービー:イッサ・レイ(英語版)(斎賀みつき[8]) - バービーランドを治める大統領。
医者バービー:ハリ・ネフ(英語版)(きそひろこ) - 定番ケンの治療をしたバービー。
売れっ子作家バービー:アレクサンドラ・シップ(沢城みゆき[8])
ノーベル物理学賞受賞バービー:エマ・マッキー(坂本真綾[8])
弁護士バービー:シャロン・ルーニー(英語版)(高橋里枝)
人魚バービー:デュア・リパ(LiLiCo)
外交官バービー:ニコラ・コクラン(英語版)
判事バービー:アナ・クルーズ・ケイン(英語版)(恒松あゆみ)
記者バービー:リトゥ・アルヤ(英語版)
王女バービー:マリサ・アベーラ(英語版)
ケン:キングズリー・ベン=アディル(諏訪部順一[8])
ケン:シム・リウ(小野大輔[8]) - 典型的なバービーにアプローチをかけているアジア系のケン。典型的なケンを敵視し、彼を牽制しては典型的なバービーに宥められることもしばしば。
ケン:スコット・エヴァンス(英語版)(置鮎龍太郎[8])
ケン:チュティ・ガトゥ(KENN)
ケンメイド:ジョン・シナ
アラン:マイケル・セラ(下野紘[8]) - ケンの友達。バービーランドがケンのせいでトキシック・マスキュリティに染められた時は洗脳されず、バービーランド奪還に協力する。
ミッジ:エメラルド・フェネル(新井笙子) - バービーの友達。バービーランドに住んでいるが、アラン同様他のバービーランドの住人に見向きもされていない。
グロリア:アメリカ・フェレーラ(本田貴子[8]) - サーシャの母親。マテル社のデザイナーで上層部からのプレッシャーで死を考えたり憂鬱になるバービーのデザインを提出しようとするなど迷走しており少し情緒不安定気味。実はストレス解消のため娘のバービー人形で遊んでおり、バービーの異変は彼女の精神的ストレスが原因だった。
サーシャ:アリアナ・グリーンブラット(早見沙織[8]) - バービーの持ち主にあたる現実世界の10代の少女で、人形遊びを卒業しており、思春期で所謂Z世代というもあってか自分に会いに来たバービーに対しては「セクシーだけが売りの頭空っぽの人形で美の基準を押し付けている」「女性の社会進出を50年ほど遅らせた」と辛辣な物言いをし毛嫌いしている。自身の家庭環境に関して少し思うところがあるらしい。
マテル社のCEO:ウィル・フェレル[9](内田直哉) - マテル社のトップ。拝金主義的な一面があり、現実世界に来た上に自分たちの座を脅かしかねないバービーを捕まえようとするが、どこか間が抜けている。
アーロン・ディンキンス:コナー・スウィンデルズ(英語版)(小田柿悠太)
マテル社のCFO:ジェイミー・デメトリウ(英語版)
ルース・ハンドラー:リー・パールマン(木村有里) - マテル社の男性従業員に追われていたバービーを助けた謎の老女。実はバービーの生みの親の亡霊。
ダン : レイ・フィアロン (田所陽向)
スキッパー : エリカ・フォード (織江珠生)
ライフガード : ジェームズ・レオン (星祐樹)
ナレーター:ヘレン・ミレン(榊原良子)
公開・プロモーション
アメリカ合衆国
アメリカ合衆国では2023年7月21日に公開[2]。同年9月22日からは1週間限定でIMAX版も公開する予定[10]。

日本
日本では同年8月11日に公開された[3][11]。

同国での公開に先立ち、同年5月21日に、ももいろクローバーZの佐々木彩夏が日本人アーティスト初となる“バービーとのスペシャルコラボライブ”を横浜アリーナにて開催[12]。バービーの世界観を取り入れたソロコンサートとなり、会場内のモニターには映画『バービー』の予告映像(ティザー)も流れた[12]。

また、当初は同年8月2日にジャパンプレミアを開催し、マーゴット・ロビーやアメリカ・フェレーラなどが出席することを予定していた[13]。しかし、同年7月14日から俳優組合のSAG-AFTRAがストライキを行っている影響で出演者の来日が困難になったとして、配給会社のワーナー ブラザース ジャパンは同月25日に出演者の出席取りやめとジャパンプレミアの内容を一部変更することを発表した[14][15]。

ジャパンプレミアの開催当日となる同年8月2日には、駐日アメリカ合衆国大使のラーム・エマニュエルやタレントのアンミカが、同イベントなどの画像とともに、プロモーションのツイートを発信した[16][17][18]。

公共放送である日本放送協会(NHK)は、国内でまだ映画上映期間中であった2023年9月に「バーベンハイマー」で炎上した本作の別のところにあった思いは多様性であったという報道を玩具メーカー「マテル」のブランド担当役員への取材を交えて行った[19]。

ホームメディアについては2023年10月25日からデジタル配信が先行する形でセル配信の販売を開始した。レンタル並びにディスクによる販売については同年11月22日から開始した[20]。

映画賞レースの大本命となっていることを受けて、2024年2月2日から一部の映画館で再上映を行うことを同年1月19日に発表した[21][22]。

興行収入
世界
2023年8月6日、ワーナー・ブラザーズは本作品の全世界興行収入が10億ドル(日本円で約1400億円)を突破したことを発表した。2023年に製作された映画の中で10億ドルを突破したのは同年4月に公開された『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』(ユニバーサル・ピクチャーズ配給)に次いで2作品目となる[23][24]。

これまで女性監督が手掛けた単独作品ではパティ・ジェンキンスが監督を務め、本作品と同じくワーナーが配給した『ワンダーウーマン』が持っていた記録(8億2180万ドル)を抜いて史上最高記録となった[24][25][26][27]。

また、ワーナー作品で公開開始から約3週間で10億ドルに到達するのはハリー・ポッターシリーズを含む全作品の中で最速となった[25][26]。

2023年8月30日、コムスコアは本作品の全世界興行収入が同月28日の時点で13億4185万4460ドル(約1960億円)になったと発表。『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』の76万7505ドルを抜いてワーナー配給作品史上最高額を更新した[28]。

2023年9月3日、ワーナーは同日時点での世界興行収入が13億8100万9254ドル(約2020億円)に達したと発表。これにより、これまで1位となっていた『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』の13億5975万4799ドルを抜いて、2023年に公開された映画の中で最も興行収入を獲得した作品になった[29][30]。

CNNによると、海外市場が本作品の成功をアシストしていると2023年8月に報じており、イギリスやメキシコ、オーストラリア、中華人民共和国(中国)などで好調が続いているとしている[31]。

北米
2023年8月15日、北米での興行収入が5億3,739万865ドル(約752億円)となり、2008年にクリストファー・ノーランが監督を務めた『ダークナイト』(5億3,498万7,076ドル、約749億円)を抜いて、ワーナー・ブラザースが配給した全作品の中で最高記録を樹立したことを発表した[32][33]。

2023年8月23日、北米での興行収入が5億7540万ドル(約841億円)となり、『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』の興行収入(5億7400万ドル)を抜いて、北米地域で2023年に公開した映画の中で最大のヒット作になった[34][35]。

映画市場調査会社のThe Quorumはバーベンハイマー(後述)などの社会現象により、普段は映画館に足を運ばないライト層が牽引していると分析している[36]。

日本
ワーナー ブラザース ジャパンによると、公開直後の週末3日間(2023年8月11日から同月13日)の興行収入は1億9093万9600円だったことを2023年8月14日に明らかにした[37]。

作品の評価
本作は批評家と観客の双方から高く評価されている。映画批評集積サイトのRotten Tomatoesには474件のレビューがあり、批評家支持率は88%、平均点は10点満点で7.9点となっている。観客支持率は83%、平均点は5点満点で4.2点となっている。サイト側による批評家の見解の要約は「『バービー』は目が眩むほど魅力的なコメディだ。そのメタユーモアは破壊的とも言えるストーリーテリングによって巧みに補完されている」となっている[38]。また、Metacriticには67件のレビューがあり、加重平均値は80/100となっている[39]。

続編
続編について、本作品でプロデューサー兼主演を担当したマーゴット・ロビーは2023年11月に行われたAP通信とのインタビューにおいて、「すでに全ての要素を詰め込んだと思う。3部作とかを狙った訳ではない。グレタ監督はこの映画で全てをやり尽くしたし、この続きは想像できない」と否定的なコメントを述べている[40]。

その一方でワーナー・ブラザース・ピクチャーズ・グループ共同代表のパメラ・アブディは英国放送協会(BBC)とのインタビューの際にガーウィグ次第とはなるが、「潜在的なテーマ」を見つけることが出来れば、続編の製作もあり得ると語っている[41]。

関連ミーム・批判など
バーベンハイマー
詳細は「バーベンハイマー」を参照
アメリカ合衆国では本作品と同日(2023年7月21日)に公開された『オッペンハイマー』(ユニバーサル・ピクチャーズ配給)と一緒に鑑賞する者が多いと報じられており、インターネット上では両方の映画のタイトルを合わせた「Barbernheimer(バーベンハイマー)」という造語(インターネット・ミーム)も誕生した[42]。

詳細は「バーベンハイマー#日本の反応」を参照
しかし、この社会現象に乗じたファンがSNSにて原子爆弾やキノコ雲などを融合させた合成画像を相次いで投稿し、アメリカ合衆国のX(旧:Twitter)公式アカウントが「It's going to be a summer to remember(思い出に残る夏になる)」などと絵文字付きで返信したことから[43]、日本のユーザーから批判される事態となった[44][45]。これを受けて、日本国内の配給を担当しているワーナー ブラザース ジャパンは2023年7月31日に「極めて遺憾なものと考えており、この事態を重く受け止め、アメリカ本社に然るべき対応を求めています」との声明を発表した[44][46]。

2023年8月1日(現地時間7月31日)、アメリカ合衆国のワーナー・ブラザースは全世界のプレス向けに声明を発表し、「ワーナー・ブラザースは、先の配慮に欠けたソーシャルメディアへの投稿を遺憾に思っております。スタジオとして心より深くお詫び申し上げます」と謝罪[47][48]。日本のメディアに対しては、同年8月1日に行われた本作監督のグレタ・ガーウィグ来日取材の現場に来ていた記者に対し、紙面で配布された[49]。問題となった投稿も削除された[50]。ただし、この発表はXや公式サイトで行われたものではなく、話題になった投稿以外の合成画像への反応の投稿に関しては数日間削除されなかった[51][52][53]。

本作監督のグレタ・ガーウィグはジャパンプレミアでの来日に際して行われたインタビューで本件に対し、「ワーナー・ブラザースが謝罪したことは、私にとって非常に重要なことです。発表がなされたことは、とても重要なことだと考えています」とコメントした[54][55][56]。

また、本作プロデューサーのデイビッド・ヘイマンはインタビューで本件に対し、「グレタ・ガーウィグ監督と私は共通して、ワーナーが会社として謝罪することが重要だと考えていました。映画そのものに関しては、普遍的なストーリーとして、いろいろな多様性のある人々がそれぞれの違いを受け入れるというものなのに、日本を含め世界でこうした形で話題になってしまったことを残念に思っています」とコメントした[56][57]。

ワーナー・ブラザース・ディスカバリーの幹部でアジア・西太平洋地域の事業責任者を務めているジェームズ・ギボンズは2023年8月8日に行われた日本経済新聞との取材において、「SNS上で起きた無神経な事件への関与を遺憾に思う」と述べ、謝罪した一方で「なぜ今回の問題が起きたと考えるか」という質問には回答しなかった[53][58]。

上映禁止・検閲
ベトナムでは2023年7月21日に本作品の公開が予定されていたが、同国での上映が急遽取り止めになった事が同月3日に報じられた。ベトナムの国営メディアによると、作中において、中国が一方的に主張している境界線「九段線」を示した地図が登場するシーンがあるため、同国政府が本作品の上映禁止を指示したとしている[59][60]。これを受けて、本作品の配給をしたワーナー・ブラザースは「何らかの主張を意図したものではない」との声明を出す事態になった[61]。

フィリピンでは2023年7月19日から本作品の公開を予定しているが、ベトナムと同様に九段線が描かれているとされる地図にぼかしの修正を入れるようにワーナーに要請したと同月12日に報じられた[62]。

中東では当初2023年7月19日に予定していた公開日を同年8月31日に延期した。エンターテイメント専門誌のバラエティによると、検閲当局からLGBTQ関連のナレーションや台詞などを編集するように求められているとされており、ワーナーは再編集に取り組んでいるものの、該当シーンをカットする見込みは低いとされている。このため、これらの地域で公開中止の可能性が高いと報じており[63][64]、実際にレバノンやクウェートでは政府が本作品の上映禁止を要請したことが発表されている[65][66]。その一方でサウジアラビアとアラブ首長国連邦では同月10日に公開された[67][68][69]。

アルジェリアでは2023年7月19日から本作品が上映されていたが、同年8月に突如上映中止になった。上映中止の理由について、同国政府はコメントしていないが、同国メディアは「道徳に反しているため」と報じている[70]。

本作に影響を与えた作品
ファッション雑誌VOGUEのインタビューにて、グレタ・ガーウィグ監督が子供の頃に読んでいた1994年のベストセラー本『オフェリアの生還: 傷ついた少女たちはいかにして救われたか?(英語: Reviving Ophelia)』から物語の着想を得たことを明かした[71]。

また、映画批評サイトLetterboxdのインタビューにて、グレタ・ガーウィグ監督が『バービー』を製作するうえで影響があった33本の映画を紹介した。以下がそのリストである[72]。

『オズの魔法使』(1939年)
『シェルブールの雨傘』(1964年)
『ロシュフォールの恋人たち』(1967年)
『モデル・ショップ(英語: Model Shop)』(1969年)
『巴里のアメリカ人』(1951年)
『雨に唄えば』(1952)
『赤い靴』(1948年)
『天国への階段(英語: A Matter of Life and Death)』(1946年)
『オール・ザット・ジャズ』(1979年)
『天国は待ってくれる』(1943年)
『オクラホマ!』(1955年)
『神経衰弱ぎりぎりの女たち』(1988年)
『2001年宇宙の旅』(1968年)
『ヒズ・ガール・フライデー』(1940年)
『フィラデルフィア物語』(1940年)
『ゴールド・ディガース36年』(1935年)
『特急二十世紀』(1934年)
『底抜けもててもてて』(1961年)
『裏窓』(1954年)
『そして船は行く(英語: E LA NAVE VA)』(1983年)
『ベルリン・天使の詩』(1987年)
『たそがれの女心』(1953年)
『未知との遭遇』(1977年)
『モダン・タイムス』(1936年)
『ピーウィーの大冒険』(1985年)
『グリース』(1978年)
『トゥルーマン・ショー』(1998年)
『ぼくの伯父さん』(1958年)
『プレイタイム』(1967年)
『スプラッシュ』(1984年)
『サタデー・ナイト・フィーバー』(1977年)
『ビー・ジーズ 栄光の軌跡(英語: The Bee Gees: How Can You Mend a Broken Heart)』(2020)
『ゴッドファーザー』(1972年)
 

ダイアモンド・ユカイ「成りさがり」「タネナシ」「育爺」★★★★☆

 

ユカイが成功した時代のことを全く知らなかった。

波乱万丈の物語。その時の状況を隠し事なく語っているのが面白い。

 

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成りさがり
ダイアモンド・ユカイ【著】
光文社(2009/03発売)
 

目次
俺、ダイアモンド・ユカイは源頼朝の子孫
天才?バカボン?
ポッポとの出会いと別れ
ビートルズとの出会い
ホンキートンクR&Rバンド結成
シャケこと木暮武彦との出会い
ハイボルテージ始動
レベッカ♂結成
ロックなアルバイト
レッズ結成と親父の死〔ほか〕

著者等紹介
ダイアモンド・ユカイ[ダイアモンドユカイ]
本名:田所豊。1962年3月12日生まれ。東京都出身。’86年10月、伝説のロックバンドRED WARRIORSのボーカルとしてレコードデビュー。’88年、’89年に西武球場でのコンサートを成功させ、3年余りでRED WARRIORS解散。’90年『I’M THE BEST―世界の女は俺のもの―』で華々しく日本武道館ソロデビュー。また’96年にはディズニーのCGアニメ『トイ・ストーリー(日本語版)』の主題歌『君はともだち』を歌っている。同じく’96年、RED WARRIORSを再結成し全国ツアー。武道館に1万5千人を動員するなど、その伝説ぶりを見せつけた。’99年からジャズのスタンダードやカバーなどを織り交ぜたアンプラグドのバラードアルバム『NIGHT LIFE』をシリーズで3枚リリース。アルバムごとに新しい試みを取り入れ、常に新しいスタイルを目指す一方、個性的な役者としてもその活動の幅を広げている。日米合作映画『TOKYO POP』に主演したのを皮切りにサブ監督の作品『弾丸ランナー』に主演、’03年全米10位になったソフィア・コッポラの『ロスト・イン・トランスレーション』

 

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タネナシ。
ダイアモンド・ユカイ【著】
講談社(2011/07発売)

ダイアモンド☆ユカイ初告白
自分では気づいてなかったけれど、おれは男として不完全だった。なぜかって? 告白しよう。おれは種なし――無精子症だった。ところがどうだ。いま、おれの横では、かわいいベイビーがすやすやと眠っている。
正真正銘おれの娘だよ。種なし野郎のダイアモンド☆ユカイが、なぜ子供を授かることができたのか? そいつをじっくりと種明かししていこうじゃないか。女たらしでろくでなしのロックシンガーの人生だけれど、トリックはひとつもない。これから話すことは、ウソじゃないぜ。

ダイアモンド☆ユカイ[ダイアモント ゙ユカイ]
著・文・その他

内容説明
告白しよう。おれは種なし―無精子症だった。ところがどうだ。いま、おれの横では、かわいいベイビーがすやすやと眠っている。出産秘話の初告白、そして真実の愛を語る。

目次
第1章 バラ(マザーコンプレックス;男の自信を打ち破いたクォーターの女;真夏のプールで撃たれた稲妻 ほか)
第2章 タンポポ(おれは欠陥品の男なのか?;残された可能性;種なし確定…なのか!? ほか)
第3章 菜の花(ニーナがやって来るヤア!ヤア!ヤア!;父親の仕事、母親の仕事、子供の仕事;うちの子に限って ほか)

著者等紹介
ダイアモンド・ユカイ[ダイアモンドユカイ]
1962年3月12日、東京都出身。1986年、伝説のロックバンド「レッド・ウォーリアーズ」のヴォーカルとしてデビュー。わずか三年で解散。1990年に華々しくソロデビューを果たす。1996年、「レッド・ウォーリアーズ」を再結成し日本武道館に一万五千人を動員するなどその伝説ぶりを見せつけた。1997年、結婚。四年後の2001年に離婚。歌手として活動する一方、個性的な役者としても存在感を示す。現在はナレーター、声優、テレビタレント等、活躍の場を広げている

 

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電書あり
育爺。
ダイアモンド ユカイ【著】
講談社(2013/06発売)

出版社内容情報
時代は“イクメン”より“イクジイ”!? 50歳を超え、今や3児の父となったロックスター、ダイアモンド☆ユカイの子育て奮闘記壮絶な不妊治療の末に授かった愛娘。さらにはなんと双子の男児も誕生。女を口説くためのバラードは、いまや子どもをあやすための子守歌に……なんてしゃれたことを言っている場合ではない! あっちで暴れたと思いきやこっちで大泣き。老体に鞭打って!? 50歳を超えたイクメンならぬイクジイ、ダイアモンド☆ユカイの笑って泣ける子育て奮闘記。
子育ての手抜き術から将来のための教育方針、そして震災で改めて感じた家族への愛……子育てを通して知った、すべてを語り尽くします!

序文
第一章
・タネナシ、父親になる
・イクジイ、最初の試練
・イクジイになるために必要なこと
・イクジイとニーチェの蜜月
・三人から五人へ――ふたごを妊娠
第二章
・イクジイが「三・一一」に考えたこと
・ニーチェ、ふたごの気配に不安になる
・小さな暴君、ニーチェザウルス
・ニーチェとふたりきり
・まさかの帝王切開の立ち会い
・命名はロックンロールのスタイルで
・イクジイ、早くもグロッキーになる
第三章
・娘の「運命の日」を思い、すでに憂鬱になる
・イクジイ、手を抜くことを覚える
・「怒る」と「叱る」の違い
・ニーチェ、ママに告白する!?
・ことばを尽くすか、背中で語るか
第四章
・こどもたちの将来を考える
・親はこどもたちのプロデューサー
・かわいい子だから旅をさせない
・ストロングマザーとなった妻
・家族のおかげで五十歳でも生まれ変われる
あとがき

ダイアモンド☆ユカイ[ダイアモンド ユカイ]
著・文・その他

内容説明
壮絶な不妊治療の末に授かった愛娘。さらにはなんとふたごの男児も誕生。女を口説くためのバラードは、いまや子供をあやすための子守歌に…なんてしゃれたことを言っている場合ではない。あっちで暴れたかと思いきや、こっちで大泣き。老体に鞭打って!?50歳を超えたイクメンならぬイクジイ、ダイアモンド ユカイの子育て奮闘記。

目次
第1章(タネナシ、父親になる;イクジイ、最初の試練 ほか)
第2章(イクジイが「三.一一」に考えたこと;ニーチェ、ふたごの気配に不安になる ほか)
第3章(娘の「運命の日」を思い、すでに憂鬱になる;イクジイ、手を抜くことを覚える ほか)
第4章(子供たちの将来を考える;親は子供たちのプロデューサー ほか)

著者等紹介
ダイアモンド ユカイ[ダイアモンドユカイ]
1962年3月12日、東京都出身。1986年、「レッド・ウォーリアーズ」のヴォーカルとしてデビュー。人気絶頂の中、わずか3年で解散。1990年にソロデビューを果たし、1996年には「レッド・ウォーリアーズ」を再結成。歌手として活動する一方、個性的な俳優としても存在感を示す。現在はテレビのバラエティなどタレントとして活躍するほか、声優、ナレーター等として活動の幅を広げている

鴻上尚史氏出演!『学生運動とはなんだったのか?』★★★★☆ youtube
 

面白かった。

鴻上尚史、代島治彦、島田雅彦、白井聡の当時の経験談が面白かった。特に白井聡の話が面白い。

 

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鴻上尚史氏出演!『学生運動とはなんだったのか?』(2024年5月23日生放送)

 

学生運動末期の1972年に早稲田大学で起きた学生のリンチ殺害事件を題材にしたドキュメンタリー映画『ゲバルトの杜~彼は早稲田で死んだ~』を紹介しながら、学生運動とはなんだったのか?を、その功罪両面から考えます。また、映画の中で問題提起されている“正しい暴力はあるのか?”についても語り合いと思っています。ゲストはこの映画の劇パートの脚本・演出を担当した鴻上尚史さん。本作の監督・代島治彦さんも出演の予定です。
■参考テキスト:映画『ゲバルトの杜 ~彼は早稲田で死んだ~』http://gewalt-no-mori.com/
●日時:5月23日(木)21時から生配信
●ゲスト:鴻上尚史(作家・演出家) 代島治彦(映画監督)
●出演:島田雅彦(作家) 白井聡(政治学者)
●司会:ジョー横溝
 

菅野完「福島のぶゆき衆議院議員 緊急インタビュー」★★★★★ youtube

 

神回。

福島のぶゆき議員のはなしがメチャ面白かった。菅野完との掛け合いも最高である。

 

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【政治改革】福島のぶゆき衆議院議員 緊急インタビュー
菅野完 チャンネル登録者数 2.44万人

19,389 回視聴  2024/06/07 にライブ配信
メルマガ申込
https://sugano.shop/items/59ccab22ed0...

 

内館牧子「老害の人」★★★☆☆ NHK


原作既読。もともとそれほど面白い物語じゃない。

それに加えてドラマはテンポが悪い。出演者が話すスピードがとろい。


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老害の人
著者    内館牧子
発行日    2022年10月14日
発行元    講談社
ジャンル    小説
国    日本の旗 日本
言語    日本語
形態    文庫判
ページ数    360
前作    今度生まれたら
公式サイト    講談社
コード    ISBN 978-4-06-529924-1
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『老害の人』(ろうがいのひと)は、内館牧子による小説[1]。2022年10月14日に講談社より出版された[1]。『終わった人』『すぐ死ぬんだから』『今度生まれたら』に続く「老後小説」。

自慢話に嫌気がさした娘に本音を伝えられ、反省を促された先代社長が逆襲を企てる物語[1]。

2024年5月よりNHK BSプレミアム4KおよびNHK BSの「プレミアムドラマ」枠で放送された。主演は伊東四朗[2]。

あらすじ
主人公の戸山福太郎。彼は埼玉県のボードゲーム製作販売会社・雀躍堂の前社長だった。しかし、業務を娘・明代の夫である純市に譲ってからも店に出勤し、同じ手柄話をくり返すハラスメントな行為をしていた。

ある日、そんな父の行動に嫌気がさした明代が、到底現実社会では言えないような本音を語り、その言葉に福太郎は反省する。福太郎の寂しそうな姿に明代は少し過言だったかもしれないと落ち込む。しかし、実際は反省はパフォーマンスであり、福太郎は逆襲を企んでいた。そして、近所の老人5人(老害五十奏)とタッグを組み、若年層が抱く理想の老後像(自分磨き)ではない、誰かの役に立つ自分を求めて行動を起こす。

互いに何かを感じ始め、自分たちを見直す人々のリアルバトルドラマ。

登場人物
戸山福太郎(とやま ふくたろう)
ボードゲーム製作販売会社・雀躍堂の前社長。
戸山明代(とやま あきよ)
福太郎の娘。純市の妻。
戸山純市(とやま じゅんいち)
ボードゲーム製作販売会社・雀躍堂の社長。明代の夫。
書誌情報
内館牧子『老害の人』2022年10月14日発売[1]、講談社、ISBN 978-4-06-529924-1
テレビドラマ
老害の人
ジャンル    連続ドラマ
原作    内館牧子
脚本    真辺克彦
小嶋健作
大島まり菜
演出    松岡錠司
出演者    伊東四朗
夏川結衣
勝村政信
前田吟
日色ともゑ
小倉蒼蛙
白川和子
羽田美智子
望月歩
木竜麻生
田島令子
高橋惠子
三田佳子
音楽    安川午朗
国・地域    日本の旗 日本
言語    日本語
製作
制作統括    遠藤日登思(アミューズ)
小松昌代(NHKエンタープライズ)
磯智明(NHK)
制作    アミューズ
放送
放送チャンネル    NHK BSプレミアム4K
NHK BS
映像形式    文字多重放送
音声形式    ステレオ放送
放送国・地域    日本の旗 日本
放送期間    2024年5月5日 - 6月2日
放送時間    日曜 22:00 - 22:49
放送枠    プレミアムドラマ
放送分    49分
回数    5
公式サイト
番組年表
前作    今度生まれたら
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2024年5月5日から6月2日までNHK BSプレミアム4KおよびNHK BS「プレミアムドラマ」枠にて放送された[2]。主演は伊東四朗[2]。

キャスト
主要人物
戸山福太郎(とやま ふくたろう)
演 - 伊東四朗[2]
ボードゲーム製作販売会社・雀躍堂の前社長。
戸山明代(とやま あきよ)
演 - 夏川結衣[2]
福太郎の娘。純市の妻。
戸山純市(とやま じゅんいち)
演 - 勝村政信[2]
ボードゲーム製作販売会社・雀躍堂の社長。明代の夫。
戸山家
戸山俊
演 - 望月歩[3]
福太郎の孫。
戸山梨子(→藤田梨子)
演 - 木竜麻生[4]
福太郎の孫。病院の管理栄養士。
戸山八重
演 - 田島令子[4]
福太郎の亡き愛妻。
その他
吉田武(よしだ たけし)
演 - 前田吟[2]
元印刷工場勤務[5]。俳句が自慢。
吉田桃子(よしだ ももこ)
演 - 日色ともゑ[2]
武の妻。絵画が趣味。
林春子(はやし はるこ)
演 - 白川和子[2]
元気だが「死にたい」が口癖。
竹下勇三(たけした ゆうぞう)
演 - 小倉蒼蛙[2]
クリーニング店を息子に譲った。病気自慢。
林里枝(はやし さとえ)
演 - 羽田美智子[2]
春子の娘。出版社勤務。
山本和美(やまもと かずみ)
演 - 高橋惠子[2]
福太郎の元部下。熟女パブ『とば口』のホステス(源氏名「ジャクリーン・和美・シュナイダー」)
村井サキ(むらい サキ)
演 - 三田佳子[2]
元家庭科教師。熟女パブ『とば口』のホステス(源氏名「スーザン・サキ・アンダーソン」)
藤田聡(ふじた さとし)
演 - 今井悠貴
梨子の夫。臨床工学技士。
竹下安志(たけした やすし)
演 - テイ龍進
勇三の息子。
竹下剛(たけした つよし)
演 - 室井響
安志の息子。
松木達夫(まつき たつお)
演 - 斉木しげる
松木ファームの社長。
松木美代子(まつき みよこ)
演 - 久世星佳
松木達夫の妻。
ゲスト
第4話
佐多道彦(さた みちひこ)
演 - 宇野祥平
レストラン『シェ・サタ』オーナー

演 - 倉田晴信
『シェ・サタ』従業員

演 - 森崎みのり
『シェ・サタ』従業員
ヴァネッサ
演 - 根岸季衣
熟女パブ『とば口』のホステス。

ケイト
演 - 松金よね子
『とば口』のホステス。
ジェシカ
演 - 柴田理恵
『とば口』のホステス。
近藤はじめ(こんどう はじめ)
演 - 不破万作
『とば口』の客
岩井仙太郎(いわい せんたろう)
演 - 綾田俊樹
『とば口』の客
?
演 - 風間杜夫
『とば口』の雇われマスター
スタッフ
原作 - 内館牧子『老害の人』(講談社)
脚本 - 真辺克彦、小嶋健作、大島まり菜[6]
音楽 - 安川午朗[6]
挿入歌
第1話 - 山本潤子「さらば恋人」
第2話 - 中西保志「歓送の歌」
第3話 - 加川良「女の証し」
第4話 - ダ・カーポ「涙くんさよなら」
第5話 - 森山良子「あなたがいるから」
制作統括 - 遠藤日登思(アミューズ)、小松昌代(NHKエンタープライズ)、磯智明(NHK)[6]
演出 - 松岡錠司[6]
制作 - アミューズ[6]
放送日程
放送回    放送日    ラテ欄[7]    脚本
BS    BSP4K(先行)
第1話    5月5日    5月3日        真辺克彦
第2話    5月12日    5月12日        
第3話    5月19日    5月19日        
第4話    5月26日    5月26日        
第5話    6月2日    6月2日        
NHK BSプレミアム4K・NHK BS プレミアムドラマ
前番組    番組名    次番組
舟を編む
〜私、辞書つくります〜
(2024年2月18日 - 4月21日)
老害の人
(2024年5月5日 - 6月2日)
 

白石一文「一億円のさようなら」★★★★★ NHK

 

いろいろな話が絡んでいて面白い。現在の場面と過去の場面が交錯するのも最初は戸惑ったが慣れてきた。最後はスッキリでハッピーエンドがよかった。

 

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一億円のさようなら
著者    白石一文
発行日    2018年7月21日
発行元    徳間書店
ジャンル    長編小説
国    日本の旗 日本
言語    日本語
形態    四六判
ページ数    544
公式サイト    www.tokuma.jp
コード    ISBN 978-4-19-864655-4
ISBN 978-4-19-894590-9(文庫判)
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『一億円のさようなら』(いちおくえんのさようなら)は、白石一文の長編小説。『読楽』2017年4月号から2018年6月号に連載、加筆・修正を経て2018年7月21日に徳間書店より刊行された。長年連れ添った妻が巨額の資産を隠し持つことを知った五十男が、妻から渡された1億円をもとに見知らぬ土地で自らの人生に向き合う姿を描く[1][2][3][4]。

NHK BSプレミアムおよびNHK BS4Kの「プレミアムドラマ」にて上川隆也主演でテレビドラマ化され、2020年9月27日から11月15日まで放送された[5][6]。

あらすじ
主人公・加能鉄平は妻・夏代と子供二人と共に慎ましやかな生活を送っていた。

そんなある日20年連れ添った妻が30年前に巨額の遺産を相続、そしてそれは今日まで手つかずのまま無利息口座に預けられている事を知る。

妻、夏代は遺産があること認めたものの、一億円を鉄平に手渡し姿を消してしまう。

そこから明らかになっていく家族の秘密。

さらに社内でのトラブルに巻き込まれた鉄平は、人間不信に陥っていく。

会社を追われる事になった鉄平は、妻から手渡された一億円で人生をやり直す事を決意するが…。

登場人物
加能鉄平
加能夏代
加能美嘉
加能耕平
青島雄太
兵藤隼人
表莉緒
後藤亮二
加能美奈代
菅原伸一
藤木波江
木内昌胤
書誌情報
一億円のさようなら(2018年7月21日、徳間書店、ISBN 978-4-19-864655-4)
一億円のさようなら(2020年9月4日、徳間文庫、ISBN 978-4-19-894590-9)
テレビドラマ
一億円のさようなら
ジャンル    テレビドラマ
原作    白石一文
脚本    渡邉真子
演出    川村泰祐
村上牧人
山内宗信
監修    岡田惠和(脚本監修)
出演者    上川隆也
松村北斗(SixTONES)
森田望智
堀井新太
美山加恋
佐久本宝
和田正人
石橋菜津美
長谷川純
堀内敬子
利重剛
奥貫薫
武田真治
安田成美
音楽    fox capture plan
国・地域    日本の旗 日本
言語    日本語
製作
制作統括    谷口卓敬(NHK)
黒沢淳(テレパック)
プロデューサー    藤尾隆(テレパック)
製作    NHK
テレパック
放送
放送チャンネル    NHK BSプレミアム
NHK BS4K
映像形式    文字多重放送
音声形式    ステレオ放送
放送国・地域    日本の旗 日本
放送期間    2020年9月27日 - 11月15日
放送時間    日曜 22:00 - 22:49
放送枠    プレミアムドラマ
放送分    49分
回数    8
公式ウェブサイト
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NHK BSプレミアムおよびNHK BS4Kの「プレミアムドラマ」にて2020年9月27日から11月15日まで放送された。全8回。渡邉真子脚本、岡田惠和脚本監修。主演は上川隆也[5][6]。

キャスト
加能鉄平 - 上川隆也[7]
加能鉄平(28 - 35歳時) - 松村北斗(SixTONES)[7]
衣笠夏代(19 - 33歳時) - 森田望智[7]
青島雄太 - 堀井新太
加能美嘉 - 美山加恋(2歳時:永尾柚乃)
加能耕平 - 佐久本宝
兵藤隼人 - 和田正人
表莉緒 - 石橋菜津美
杉山光造 - 阪田マサノブ
加津代・ヘンダーソン ‐ 木元ゆうこ
篠田尚之 ‐ 長谷川公彦
後藤亮二 - 長谷川純
加能美奈代 - 堀内敬子
菅原伸一 - 利重剛
藤木波江 - 奥貫薫
木内昌胤 - 武田真治
加能夏代 - 安田成美[7]
スタッフ
原作 - 白石一文『一億円のさようなら』
脚本 - 渡邉真子
脚本監修 - 岡田惠和
音楽 - fox capture plan
音響効果 - 石井和之
VFX - 鹿角剛
制作統括 - 谷口卓敬(NHK)、黒沢淳(テレパック)
プロデューサー - 藤尾隆(テレパック)
演出 - 川村泰祐、村上牧人、山内宗信
放送日程
放送回    放送日    ラテ欄[8]    演出
第1回    9月27日    妻と48億の秘密    川村泰祐
第2回    10月4日    何のために働く?
第3回    10月11日    今、父は決断する    村上牧人
第4回    10月18日    明らかになる秘密
第5回    10月25日    新しい街と仕事、逆転は成るか    山内宗信
第6回    11月1日    人生後半戦に挑め
第7回    11月8日    躓きながら進む    川村泰祐
最終回    11月15日    全てを取り戻せ
NHK BSプレミアム プレミアムドラマ
 

NHK「2時間でまわるプラハ歴史地区」★★★★★

 

分かりやすくて面白かった。旅行の参考になる。

 

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究極ガイド 2時間でまわる☆☆☆ 2時間でまわるプラハ歴史地区



国内外の有名観光地を2時間で味わう「究極ガイド2時間でまわる」。今回の舞台は、チェコ共和国・プラハ歴史地区。趣ある街並みはその美しさから“黄金のプラハ”と讃えられている。ヨーロッパを代表する石橋や、人々に敬われる聖人の彫像、数百年の歴史を持つ教会など見どころが満載。さらに、旅に必須のグルメから、お得な情報、知られざる歴史秘話まで、余すことなく堪能する。

語り
松下奈緒 、鈴木浩介
2024年6月2日放送

田村忠司×宮台真司×神保哲生「マル激 あなたはそのサプリの中身を知っていますか」★★★★☆

 

サプリは必要ないとの自分の考えを後押ししてくれた。

どんな食生活しても(アイヌが生肉ばかり、アイドルがチョコばかり等)一応健康で大丈夫という事実を考えるとサプリは不要である。もし駄目なら身体が他のものを欲するはず。身体からの声を聞け。

サプリはこんな食生活をしても大丈夫だろうかという強迫観念を解消するだけのもの。肉体じゃなくて精神に対するサプリだ。

 

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2024年06月01日公開
5金スペシャル
あなたはそのサプリの中身を知っていますか
マル激トーク・オン・ディマンド マル激トーク・オン・ディマンド (第1208回)

田村忠司 (たむら ただし)
ヘルシーパス代表取締役社長
1965年富山県生まれ。88年東京大学工学部卒業。同年株式会社リクルート入社。98年日研フード株式会社入社。2006年医療機関専門サプリメーカー「株式会社ヘルシーパス」を設立し代表に就任。著書に『サプリメントの正体』、『「これ」を食べればサプリはいらない』など。

著書
「これ」を食べればサプリはいらない
サプリメントの正体
 
司会

宮台真司

神保哲生
概要
 多くの人が飲んでいるサプリメント。日本では少なくとも20歳以上の人口の3割以上の人がサプリを利用しているそうだ。しかもその市場は年々拡大しており、今やサプリメントを含む健康食品市場の規模は1兆円とも2兆円とも言われている。しかし、日常的に身体に取り込んでいるものであるにもかかわらず、ことサプリに関してはどういうわけかその中身やリスクについて正しい知識を持って飲んでいる人は意外に少ない。

 小林製薬の紅麹食害事件では、問題となったサプリメントが機能性表示食品の届け出をしていたことから、機能性表示食品制度の見直しがしきりと取り沙汰されていて、政府は5月31日、被害報告の義務付けを含む対応方針を取りまとめている。確かに機能性表示食品という制度は、消費者に対する実態以上の権威付けになっているという意味で問題が多いが、かといってサプリの中には必ずしも機能性表示食品のお墨付きを得ていないものも多い。実際、サプリを飲んでいる人の多くは、それが機能性表示食品としての届け出がされているかどうかには必ずしもこだわっていないようにも見える。どちらかというと、有名人などが語る広告文句に乗せられて買っている人や、場合によっては効くかどうかは度外視して、自身の生活スタイルに対する免罪符や気休めとして飲んでいる人が多いのではないか。

 医療機関に特化したサプリメントを製造販売している「ヘルシーパス」社長の田村忠司氏は、現在市場に出回っているサプリには問題が多すぎると指摘する。まず、ほとんどのサプリは、有効成分は1%程度しか含まれておらず、残る99%は添加物であることを認識する必要がある。わざわざお金を払って添加物を買っているのだ。さらに、サプリに含まれている栄養素には科学的根拠が希薄だったり効果が怪しいものも多い。また、実際に表示されている分量の有効成分が含まれているかどうかも、確認のしようがない。

 また、サプリによっては実際に表示されているだけの有効成分が含まれている場合もあるが、それを毎日摂取したり他の薬と併せて摂ることによって、アレルギーなど予期せぬ副作用が生じる場合もある。

 東京都が毎年行っている健康食品の試買調査では、店頭で売られている44品目のうち26品目に、不適正な表示・広告が見られたという。インターネットの通信販売にいたっては、81品目中79品目に問題のある表示が見つかっている。

 例えば、飲むだけで痩せるとか、膝の痛みが治るなどといった過大広告が蔓延する中、われわれ消費者は何に気をつければいいのか。田村氏は、まずサプリのパッケージをよく見て購入することが重要だと言う。パッケージの裏側を見れば、栄養素の種類や配合量、添加物の有無などほとんどの重要なことは分かるようになっている。実際、多くの人が表に書かれている効果の部分は見ていても、裏側の成分表示はほとんど見ていないのではないか。その意味では買う前にパッケージを確認することができないテレビショッピングでの購入は問題が多いと田村氏は警鐘を鳴らす。また、「医療機関向けサプリ」と謳っていながら一般向けに販売していたり、「ドクターズサプリ」と言いながら医師の関与なしに販売していないかについてもチェックする必要があるという。広告で平気で嘘をつくような会社が、製造過程でお金をかけてきちんと温度管理をしたり、不要な添加物を減らす努力をしているとは到底思えない。

 たとえ無駄だとしても、サプリを飲むことで安心感や満足感が得られるなら、それはそれでいいではないかという議論もあるのかもしれない。プラシーボ効果というものもあり得る。しかし、その一方で、サプリには医薬品と変わらないほどの効果を持つ成分が含まれている場合もある。例えば、昨今問題になっている紅麹サプリについては、アメリカの医薬品にも使われているモナコリンKが含まれていて、実際にコレステロールを低減する効果が期待できると考えられているのだ。今回は死亡事故が起きたことでようやく社会も問題視するようになったが、死亡事故にまで至らない副作用が起きている事例は実際には多いはずだと田村氏は言う。

 またメディアの責任も重大だ。地上波やBS、CSでひっきりなしに流れている健康食品やサプリのテレビショッピングは、売り上げの大半が放送局に電波料として入る仕組みになっているものが多く、放送局としてはサプリの問題を殊更に取り上げたくない事情がある。紙媒体でもサプリの広告出稿量は多く、メディア側の大人の事情として、死亡事故でも起きない限りあえてサプリの問題を取り上げようという動機は起きにくい。

 サプリというのは、有効成分がほとんど入っていなかったり科学的根拠が希薄なため、ほとんど効かないものは効かないもので、そんな添加物の塊のようなものをメディアが喧伝し、消費者に年間兆円単位のおカネを費やさせていていいのかという問題もあるが、逆に効くものは効くもので、医師の指導なく服用することにはそれ相応の危険が伴う。

 市場に出回るサプリの危険性や自分にとって効くサプリと効かないサプリの見分け方、われわれの多くがついついサプリを頼りたくなってしまう心理の背景にある不全感や焦燥感、孤独感などの正体について、ヘルシーパス代表取締役社長の田村忠司氏と、ジャーナリストの神保哲生、社会学者の宮台真司が議論した。