アニオリの功罪 | へんぽこ家族の趣味と日常 ~悠々自適生活~

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アラフォー男の徒然なるブログです。

初期は父親目線の育児日誌と、男の育休体験記(^_^)

復職した現在はやりたい放題、自由に好き勝手書いています♪

現在放映中の

アニメ『鬼滅の刃 柱稽古編』



原作マンガでは

1クールのアニメにするには

短過ぎる内容を、

アニメオリジナル描写で

盛りに盛りまくって、

柱の人物像も掘り下げつつ

じっくり進んでいます。



従来、

原作ありアニメで

アニオリ描写を多数入れることは

賛成意見より、反対意見の方が

はるかに多くなることが

基本でした。



しかし、

現在まで鬼滅の刃のアニオリは

あまり批判が多くなってはおらず

評価する意見が多いです。



なぜなのか、

考察してみます。



理由①

最初からアニオリ多数が予想されていた



柱稽古編は

主人公の炭治郎たちの修行が

メインで、エピソードの終盤まで

鬼との戦闘がありません。



そのため、

絵面的には地味になりがちです。


また、

原作の尺も短いので、

おそらくオリジナル描写を

入れてくるであろうことは

放送開始前から予想されていました。




また、

これまで活躍機会がほぼ無かった

岩柱・風柱・蛇柱のキャラクターが

掘り下げられ、

それまでのイメージが変わる

エピソードでもあり、


人と距離を置いてきた

水柱・冨岡義勇の過去と想いが

明らかになるエピソードもあります。



このあたりも

アニオリを入れやすい素地があり、

アニメで盛ってくることは

予想されていました。




理由②

ズレたアニオリ描写をしていない



ここで言う

「ズレたアニオリ描写」とは

原作の流れや雰囲気、

キャラクター性に合っていない

オリジナル描写ということです。



例えば、

柱稽古の途中に鬼が大挙して襲ってきて

みんなで力を合わせて撃退。


とか、


風柱と蛇柱がお風呂に入ったら

間違って女湯に入ってしまい、

恋柱と蟲柱に遭遇(いわゆるラッキースケベ)


とかだったら、

100%炎上案件です。



あくまで

原作の流れに沿った上で、

キャラクター性に合わないアニオリとかを

しないことが

ポイントです。



あと、

原作にはいない

アニメオリジナルキャラクターが

原作キャラを差し置いて

大活躍。


とかはめちゃくちゃ嫌われる

アニオリですが、

こういったアニオリも

ちゃんと避けて、

原作に沿ったアニオリにしています。




理由③

原作を補完する内容になっている



②とも関係しますが、

評価されるアニオリとは、

無駄な部分を足さず、

原作では表現しきれなかった部分を

足すことです。



例えば、

設定資料で明らかになっているけれど、

本編での描写は無い内容。


キャラのセリフだけで

言及された出来事や、

漫画のおまけページで

書かれた内容。


そういったものをアニメで補完すると

評価されがちです。



今回の鬼滅の刃で言うと、

風柱・不死川実弥と

蛇柱・伊黒小芭内は

柱の中で一番気の合う友人関係で

あることが、

キャラクターブックで書かれていますが、

原作漫画ではあまり

二人の絡みはありません。



そこを今回のアニメでは

かなり掘り下げる描写を

入れています。


 

 




こうした3つの理由から

アニメ『鬼滅の刃』の

アニオリ描写は炎上せずに

受け入れられているのだと

思いますニコニコ



このまま

素晴らしい描写と作画で

『柱稽古編』を締めて、

願わくば1年以上は空けずに

『無限城編』が始まることを

期待したいと思います爆笑