先日、
松本市長選挙が
行われました。
結果は
現職候補の臥雲(がうん)義尚さんが
二期目の当選。
しかし、
現職の強みを活かした
盤石の勝利とはいかず、
なんと時点候補と477票差の
大接戦による薄氷の勝利でした。
ちなみに
投票率は48.3%
つまり、
理論的には
投票率が100%だった場合、
最下位の人にも当選可能性は
ありましたし、
投票率が1%上がっただけで
次点の候補者が勝っていた可能性も
あるわけです。
「どうせ誰がなっても
たいして自分に影響なんてない」
と思っている人が捨てている
一票の力で、
行政のトップが変わる可能性がある
というのが、
数値的に明らかになっています。
慢性的な交通渋滞、
PARCOの跡地利用問題、
たくさんの3歳未満の待機児童、
などなど
松本市が解消すべき課題は
たくさんあります。
松本市の住民税は高いです。
高い住民税を課せられておいて
選挙権を放棄するのは、
「自分の税金の使い道に
一切不満も意見もございません。
全て従います」
と言っているのと同じ。
常々思うのですが、
世の中に
不満が少しでもある人ほど
選挙にはとりあえず行っておく。
ただ、
一方的に支配されないための
はじめの一歩だと思います。