少し前に友人に「最近、見たい映画がなくて」と言うと自分で見た幾つかを、お薦めしてくれた。




そのうち、2つは主人公が、ジャニーズ。もうひとつはデカプリオ。

ジャニーズの誰が嫌いなわけではないがジャニーズが、どうもダメ。TB視聴はすることもあるが、映画館に出掛けては、ないなと言う感じ。


そしてデカプリオは、見たことはないし知識もないのだけど苦手なのだ。



そう返事をしながら、せっかく教えてくれているのにこれはないよねと自分で思った。

好き嫌いの感情はどう形成されて行くのだろうと子供の頃のことが思い出された。


子どもの頃、父方の大叔父が嫌いで困った。

理由はないし、なぜなのか教えて欲しいくらい自分でも不思議だった。

その人が家に来ると他の部屋にいるのも嫌で、ずっと庭に出ていた。夕暮れになると母が、台所の脇に座布団を置いて座らされていた。

こういうことが私は多かったのか、叱られたり注意された事はない。


その後の人生でその叔父に似ている大柄で声が大きく、捲し立てるよう喋る、口の立つ人は苦手だった。

思えば叔父は議員だった。あれは職業によって作られた姿だったのか?ネットで調べたら昭和30年代の事なのに、議員として名が載っていた。

ずいぶん失礼な行動だったわけだが、避け続けたまま、叔父は私が中一で亡くなっている。



話は逸れたが、友人と映画の話をして、しばらくして、BSプレミアムで、「ギルバートブレイブ」と言う映画をやっていて見た。


30年以上前の映画だが、ヤングケアラーの話だ。


見ている時、少年役とその兄に見覚えがあったが、最後まで分からず、エンドロールの後の俳優紹介で、少年はデカプリオ、兄はジョニーデップだとわかった。



デカプリオは、知的障害を持つ少年役で、その演技がリアリティーがあり、わぁー役者❗️と驚く演技だった。


ジョニーデップはこの家族のヤングケアラーとして、自分を殺して生きている青年役であったが、これも好演していた。


これで、デカプリオ苦手意識は消えた。凄い役者さんと認識したのだから。

食べず嫌いの多い私の大いなる反省材料となったのだが、じゃ、映画見ようかとならなかった(^_^;)


不思議だな。好みってと今更ですが偏りのある自分を再再再認識した。

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先週の数独★5つ。2時間越えたかな?3回目の書き直しで埋まった。



さて、4月になりました。