途中からの方は①からお読みください🙇♀️
主治医:「まずは心臓の働きを説明しますね。心臓は体に血液を送り出すポンプの役目をしていて右心房、左心房、右心室、左心室の4つの部屋にわかれています。左右の心房の間、心室の間にはそれぞれ心房中隔、心室中隔という壁があり、心房と心室の間は血液が逆流しない為のペコペコした弁で仕切られています。全身をめぐってきた血液はまず右心房に入って、つぎに右心室へ入り、右心室の収縮で肺へ送られます。 肺で酸素を取り込んで浄化された血液は左心房に入り、それから左心室に入って全身にまた流れていきます」
簡単に言うと使い古した汚い血は、右心房から右心室へ入って肺へ。肺で綺麗になった血は左心房から左心室を通って全身に流れていく。この一連の血液の流れの中で人は生きているというわけです
この一連の血液の流れの中で息子氏は
心臓の形や配置は正常なものの、
心臓の中の壁などに3箇所の穴が
あいている為、その穴にも血液の流れが
生じます。本来なら一方通行に
流れている血がこの穴を行ったり来たり
するわけで、綺麗な血と汚い血が
混ざり合いながら流れてる訳です
なので、余分な血流の為、肺への
負担も大きくなるわけです
さて息子氏の穴の位置と大きさは、
この3箇所に穴が空いております
【♡①】動脈管開存 2㎜ほど。
お腹の中にいる時はみーんなあいてる動脈管。
お腹の中では肺では呼吸しないし、肺に
多くの血流を送らなくて良いので、
ここの管を近道にして肺動脈から大動脈に
血を送って胎児は成長します。
でも、生まれた後は肺呼吸になって
さっき書いたとおりの血流になるため、
この近道の管は必要なくなるので凄いことに、
いらないって判断と同時に自然と閉じる。
これがだいたい出生後12時間ほどで
閉じていき2〜3週間で完全閉鎖に。
しかし息子氏は1ヶ月経っても閉じずに
穴が空いた状態に
【♡②】心房中隔欠損/卵円孔開存 2㎜ほど。
図で見ると分かるように、
左心房と右心房の間に穴が空いています。
ただ、息子氏の場合、卵円孔(らんえんこう)
って言ってこれも胎児の間はみんなあいてる
孔の場所と一緒なので、心房中隔欠損なのか
乱円孔開存なのかどっちかわかりません。
今後数ヶ月かけて自然に閉じていけば乱円孔、
閉じなければ心房中隔欠損です。
心房中隔欠損は通常自然閉鎖はないらしい。
生後6ヶ月の現在あいてまーす
【♡③】心室中隔欠損 数個あり。
これも図見たら分かるように右心室と
左心室の間に穴があいています。
数個確認されて、1ミリも無いものも
あって正確な大きさは不明。
筋性部と呼ばれる場所にあって
この場所は、筋肉がたくさんの場所で
体が大きくなると共に筋肉もつくので
その筋肉がモリモリして
塞がる可能性があるとのこと。
生後6ヶ月現在あいてまーす
主治医の先生は、「一つひとつは凄く小さいし、体重も順調に増えてる。自然閉鎖を期待できるものもあるから、月一通院してその都度エコーしていきましょう。その間に塞がる見込みがなくなってきたり、体重が増えにくくなったら薬や手術の話もしていきますね。息子氏くんの場合、一つひとつはどれも小さいけど、本来流れない方向への血流が1箇所ではなく3箇所なので負担が多いのかなと思います。この本来流れない方向への血流をシャントと呼んでいて、息子氏くんは3箇所のシャントあり、これをトリプルシャントと私たちは呼んでいます。」
このブログの題名でもある
トリプルシャント
こういう意味なんです
ちなみに2㎜の穴なんか
ちっちゃいやーんって
思った方いはると思います。
私も話聞いてる時
2㎜なんてこんだけやんって
自分親指と人差し指で
測ってみたやん←こんな感じで。笑
でも人間の心臓は、
その人の握り拳くらい
生後1ヶ月の握り拳なんてちっちゃー
なので、全然小さい穴ではないんです
でも大きくもないし今すぐどーのこーの
でもない穴で🕳中には生まれてすぐ1cm弱の
穴が空いてる子もいたりと心疾患は
ほんとに様々よって治療も様々
今後は月一の通院(以後フォローと書きます)
で様子を見ていくことになりました‼︎
親としては月一でいいのと
心配になりましたが、体重が
1ヶ月検診げ1kg増えていたので
心臓や肺にかなりの負担がかかっていたら
ここまで体重は増えないと
言われたので月一のフォローに
これから通うことになりました
NEXT
たくさんの方に読んでもらい嬉しく思います今は振り返りの内容ですが、そのうち今現在に追いつきます