先日、ひすいこたろうさんの動画でフランス料理店のオーナーシェフ、

世界のミクニと呼ばれた

三國 清三(みくに きよみ)さんの事が紹介されていました。


有名日本人シェフの元を始め、

海外でも修行を積み仲間たちから絶賛され、

既に一目置かれた存在だった三國シェフの料理について

修行当時の師匠である"厨房のダ・ヴィンチと言われた"アランジャペル"から

「君の料理は洗練されていない」と言われたとか。


苦悩する三國シェフが迷い込んだ言葉

『洗練とは…』


・洗練…優雅、高尚なものにすること、あかぬけした、磨きのかかったものにすること。


あかぬけていない、磨きがかかっていない、高尚では無い、優雅では無い、と言われてしまっているわけですよね。

(まずいって言われている訳でもない、)


では、辿り着いた答え

『洗練とは』

自分のルーツ、原点、根っこ、過去、自分から出てくるもの達を表現する事が『洗練さ』と言うことに辿り着いたのだとか、、、。



なるほど、、、

私の仕事は結婚式の司会者です。


自分から湧き上がってきた言葉を載せた時ほど、

お客様からの反応の良さが響いてきます。


その言葉が、

時に尊敬語でも謙譲語でもない言葉だったとしても、

泣いたり笑ったりしてくれることがある。


結婚式の司会者って、

言っちゃいけない言葉が多すぎるんです。

(あえて、ここでご紹介はしませんが)


それでも、

自分の中にある言葉、自分の体験から生まれた言葉、自分が既に持っている言葉、それをのせた言葉こそが、、、


司会者にとって『洗練』なのだと、

世界のミクニが気付いてくれた事をひすいさんの言葉で紹介されたからこその気付き、頂きました。


フレンチレストラン、ミクニ、行きたくなりました。