昨日のブログ
「怒っているヒーローなら、
自分を犠牲にしてまで正義を振りかざさなくてもいい」
と言う内容をつづりましたが、
小林正観さんのお話を思い出しました。
少し長めですが、覚えていたい言葉だったので残しておきます。
ある講演会の二次会で、
小林正観さんに直接質問をされた方がいたそうです。
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どんな事があっても
人に腹を立ててはいけない
人を憎んだり恨んだりしてはいけない
99パーセントは賛成ができるが、
1パーセントだけ異論がある
ひとつの種類の人だけ
どうしても憎んでしまう、恨んでしまう
それは、正当だと思っている。
そのひとつの種類とは
"戦争を起こした人"
戦争を起こした人を憎んでしまう、恨んでしまう、
この怒りは正しいものではないだろうか。
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この質問に対して、小林正観さんはこう答えたそうです。
『その怒りこそが、戦争をおこすんですよね?
戦争を起こす人で自分は間違っていると思っている人はいません。
相手が100パーセント間違っていると思って戦争をおこすんですよ。
そう言う心(戦争を起こす人を許せないと思う心)
その憎しみを認めるということは、
世の中から憎しみ、恨み、呪いは絶対に消えません。
だから、どんな事があっても
憎んだり、恨んだり、呪ったりしてはいけないんです。
正当な怒りというのは世の中に存在しないんです。 』
私自身、腹の立つこともあります。
ただ、腹が立つのは、
もっと奥底に、淋しさ、悲しさ、恥ずかしさが隠れていると言うことを、
今は知っているので、腹が立つ時にはどんな気持ちを隠したいのかなと、自分の心に聴くようになりました。
昨日のブログに綴った様に正義のヒーローが怒っている理由は、、、
何らかの気持ちを隠している、、、
のかもしれませんね。