おはようございます。
今日は王位戦決勝戦です。
ここまで来てしまいました。
自分でもビックリしてます。
昨日古橋さんに「人間の持ってる運量を超えてる」って言われました。私もそう思いますw
王位戦は、去年初めてベスト72に残るも、一回戦で鈴木たろうプロに親の四暗刻をツモられ、それを挽回する事が出来ず敗退。
マスターズは何回か本戦を抜けた事があるのですが、王位戦は本戦がなかなか勝てず、苦手意識がありました。
なので、決勝まで来てしまうなんて。って正直自分でも驚いています。
初めての大舞台は、女流桜花の決勝戦でした。
当時ではまだほとんどなかった放送対局でしたので、私は強くこう思っていました。
「私の麻雀を100%で打って、たくさんの人に自分を見てもらおう」
当然、勝ちたくて勝ちたくて仕方なかったけど、その気持ちは一度抑えて、自分らしい良い麻雀を打ち切ろう、精一杯全力で戦い抜こう。そう思いました。
女流桜花は最終日の朝を迎えて、トップとは89.9ポイント差。
普通に考えたら、それなりに絶望的な点差でした。
でも、その時の私に焦る気持ちはありませんでした。
「優勝する。それだけを目指して戦い抜く」
初めての大舞台にしては、とても良い精神力だったと思います。
今日が終わったら死んでも構わない。
だから、一打一打に気を抜かず、精神力を全て使い、麻雀と真摯に向き合ってくる。
決勝戦の舞台では、いつもそんな気持ちで打っています。
それは今も変わりません。
そして、これはいつも思う事ですが、
「決勝に残っただけでは人の記憶には残らない」
という事です。
何年も経つと、優勝者の名前だけが記録と記憶に残り、敗者は忘れられていきます。
知っています。
結果を残す事の重みを。勝つ事がどれだけ大切か。
それを受け止めた上で、全身全霊をかけて、自分らしい良い麻雀を打ってきます。
いつも通り、何があっても最後まで諦めません。
応援してくれてる人がいる限り、先に私が諦める事はありません。
今日も、応援よろしくお願いします。