こんにちは。天海 和美です。
癒しとは何か?どうしたら人は癒されるのか?癒されるとどういう状態になるのか?と考えていました。
今回はどうして私が大自然の中で釧路・阿寒湖ワークショップ、シャスタ、オーロラツアーをするようになったか。大自然の中でのヒーリングは何のためにするのか?について書こうと思います。
前回の記事でも書きましたが私の目指すところは、心理カウンセリング、臨床心理士の常識とは違う方法でした。もちろんお部屋の中でセッションもしていますが。
そうそう、今これを書いていて気付きました。私のセッションのメニューはたくさんあるのですが、何故かアカデミックな心理学的なセラピーやカウンセリングはほとんどニーズが無いのです(爆)
私のセッションを受けにいらっしゃるクライアントさんはもう99%スピリチュアルな方法でのセッションを希望されます。年に1人位は心理カウンセリングを希望される方もいますが。
スピリチュアルなことに関心のある方しかきっと来ないからでしょうけど。「あの~一応、私、学術的な心理学も学んだんですけど~。」と言ってもみなさんたぶんあまり関心が無いのだと思います。
私の理想とする「癒し・カウンセリング」って本当は何も話さず、何もしなくてもいいという状態だと思うのです。
「ただ、そこに在る」ただそこに一緒にいるだけで深く癒され、深く気づき、前向きになれ、自分の中で新しい何かを発見していく状態。それが理想だと思っています。
でも、セッション時間は90分~120分位が平均なのでその中で最大限にできることをして行きます。
「ただ、そこに在る」ただそこに一緒にいるだけで深く癒され、深く気づき、前向きになれ、自分の中で新しい何かを発見していく状態。こういう風になるのを「愛」または「癒された状態」なのではないかと思うのです。(私が勝手に思う定義ですが)
そうなるにはどうしたら良いだろうか?とあれこれ試行錯誤をしていました。それで最初にオフィスを構えたのが湘南海岸のまん前、江ノ島が左手にあって正面が海、右手に富士山というオーシャンフロントの場所でした。
(光がいっぱいの江ノ島)
すご~く癒されて素敵な場所でしたが、一つだけ問題がありました。それは晴れている日とかは私が仕事をしたくなくなるのです(笑)。あ~っ、海に行きたい!とかあ~もう夕日の時間だとか、富士山出てるかな~とか気になってセッションしたくなくなる(笑)
そして3.11の東日本大震災があって「あ~もう人間いつかは必ず死ぬんだから。人生に悔い無く生きよう!」と決意した時オフィスの引っ越しを北海道にしようと決めました。(このいきさつについてはいつか詳しく書きます)
私は北海道に引っ越しましたが大学の授業やセッションのために東京と釧路を往復する日々です。
私が北海道に引っ越してからは、いろんなことがうまく廻り出しました。人は「北海道なんかに引っ越したらどうやって生きていくの?」とか言って来ました。でも、私は気にしませんでした。
だって私が喜んで、楽しんで、幸せでいつも新しい発見と心安らぐ出会いと人々の優しさや親切さに囲まれて生きていて、人生が悪い方向に進んでいくとは思いませんでした。
まぁ、それは結果論ですが。
引っ越す時も「どうせ生きるなら自然と共に生きたい」というのが一番でした。
私は毎日のように釧路湿原に出かけ、美しい風景を見ながら聞いたこともない野鳥の声に驚き癒され、時折キタキツネに出会ったり、エゾシカの親子に出会ったり、丹頂のカップルのプロポーズのダンスを眺めたり、、、、、毎日が本当に胸が躍るような発見でした。
静かな森の中を歩いていると木が語りかけてきたり、雲が虹色の光に輝いたり、豊かな水をたたえていたはずの湖が硬く冷たく凍ってその上を歩けたり。大自然の美しさにいつも目を奪われ、驚き、感動し、毎日起こる奇跡に心から感謝しました。
森の中をそっと歩くだけで深く癒されていくことに気付いて、阿寒湖でワークショップをするようになりました。(元々は15年前位から何度か東京から友だちを連れて阿寒湖でワークショップもどきのことはしていました)
昨年は公募する阿寒湖ワークショップとプライベートツアーを含めて鶴雅だけでもざっと数えて22泊していました。仮に1泊2日と計算すると少なくとも22泊44日いた事になります(笑)
なんて楽しい役割なんでしょう。そしてそこに参加された方々の人生が本当に変容して幸せになっていく姿を見るのはこの上ない喜びです。
シャスタのツアーも私がシャスタに行って深く癒されたこと、ある出来事がきっかけでシャスタに人を連れていくことになったんです。日本では体験することのできない特別のエネルギーと時間。
一つ屋根の下でみんなで一週間とか10日とか過ごすことで「ただ、そこに在る」ただそこに一緒にいるだけで深く癒され、深く気づき、前向きになれ、自分の中で新しい何かを発見していく状態。になれるのです。
私は教科書や講義で学んだのではなく経験的にこのことを感じ、実行してきました。
こういうことって数値では測れないし、言葉では表現できない。
だって”愛とは言葉で説明することはできない。だが愛は体験することはできる”という言葉通りなんです。
世の中に在る常識とかとは別のところで新しいものが見つかり、世の中を変えていくのではないかと思います。
「ただ、そこに在る」ただそこに一緒にいるだけで深く癒され、深く気づき、前向きになれ、自分の中で新しい何かを発見していく状態。をいつも創り出すことができるか?と言えば、できる事もあるし、できないこともある。
でも、いつもできるようでありたいとは思います。
釧路・阿寒湖ワークショップ、オーロラツアーは本日1月31日23時59分で締切りとさせていただきます。ご興味のある方はメールお待ちしています。
釧路阿寒ワークショップご案内しています。
<お知らせ>
今日、NHKで「白熱教室」という番組があります。私は毎回見ていますがとても興味深いです。
最近、「幸福学」とか「ポジティブ心理学」とかに興味があって見ています。
今日のテーマは「幸せを導く人間関係とは?」です。ぜひ、見てくださいね。 詳しくはこちらで。