こんにちは。天海 和美です。
前回の続きです。
山本さんは「初めて会う天海さんに見せるのもどうかと思うんですけど実は今、死にかかっている牛がいるんです。その牛は子牛をお産する時に神経を痛めてもう歩くこともできなくなり、獣医の話では持ってもあと数日の命だと言われたんです。」と言って1頭のお母さん牛を見せてくれました。
その牛は立つ事も出来ないので食べることも水を飲むこともできませんでした。
でも、山本さんが水を持って近づくと一生懸命に立とうとして何度も何度も足を滑らせていました。
私はその牛のそばに行くと理由はわかりませんが、涙が止めどなく出てきました。
本当に、、、、わからないのですが、、、、。
一つは私がいつも美味しいと言って飲んでいた養老牛牛乳はこのお母さん牛が出していたミルクかも知れない、、、、この牛のおかげて私は食べ物いうなれば命を繋いでいたのかもしれない、、、と思、、、、。
それだけで胸がいっぱいになりました。
この地球の上ですべての生き物たちが繋がり合って、命と命を繋ぎ合って生きている。
なんて事だろう、、、、って思いました。
食べ物、、、すべての食べ物は命を繋ぐためであり、スーパーやコンビニで作っているわけではなく、すべては生きている者たちから作られている、、、そう思うと感謝でいっぱいになりました。
涙も止まらず鼻水も止まらず、、、、きっと山本さんは「変な人」と思ったと思います。
それからまた牧場内を案内してもらいました。
初対面なので山本さんに「天海さんは何をしているんですか?」とかいろいろ聞かれました(笑)私は「大学講師で心理カウンセラーですが、スピリチュアルなカウンセリングもしていてニーズのほとんどはスピリチュアルなカウンセリングが95%です」と話しました。
すると山本さんが「もしかして、天海さんをここへ呼んだのはあの15号の牛かも知れません。」と言いました。
私はなんのことか良くわかりませんでしたが「牛に呼ばれたのか~?」とか思いました。
山本さんは私に「あの牛に聞いて欲しいことがあるんです、、、」って言いました。
私は「えっ?牛のセッション???え~したことないしぃ~。ん~~困ったな~自信ないな~。」と思いましたがとりあえず、、、やってみることにしました。
立つことのできないその大きなお母さん牛のそばに行って、始めました。
するとすぐに女性の声が聴こえてきました。
牛さんののスピリットでした。
私はありのままを山本さんに伝えました。
続く、、、、