こんにちは。天海 和美です。
夜遅くになってから『地球交響曲第3番』という映画のDVDを見ました。
私の10数年来の友人が私にくれたものです。
彼は今年の2月の初めに急逝しました。若かったのですが。
その彼からもらったDVDを私は釧路からなぜか急に持って来たくなったのです。
『地球交響曲第3番』は故星野道夫に捧ぐ映画です。
この中でフリーマン・ダイソン(元プリンストン高等学術研究所教授。宇宙物理学者)の言った言葉が印象的でした。
生命の進化にとって大切なもの、、、、。
「それは『死』
死こそ未来が過去と違ったものになる。
過去の記憶が死んで全く新しい独創的な未来が生まれることを可能にした。」と語っていました。
それを聞いてふと、思いました、、、。
今まであったものが無くなる、あるいは存在していたモノが無くなる。
生まれ生き続けてきたものが亡くなる。
それは形を変えて新たなものへと進化する。
無くなること壊れること、失うこと、消えること、、、、。
それは無となり、新たな創造が始まる分岐点になるということ。
宇宙の中で絶え間なく繰り返されている生と死。
破壊と創造。それはすべてが表裏一体。
そう思うとどんなこともすべてのことに感謝できる。
無になることは次の創造が始まったということだから。
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