こんにちは。天海 和美です。
昨日、可愛い雑貨をたくさん売っているお店に行きました。そこに幼稚園児位の女の子とその弟が、可愛い動物のお人形を選んでいました。
お人形たちに話しかけながら、とっても楽しそうにしている声が聴こえて、思わず笑ってしまいました。
その子たちは、すでに持っているサンタさんと一緒に座る動物のお人形を買いに来ているようでした。
女の子は4.5歳で可愛い子でした。「カワイイな~、このカエルさん。おメメがおっきくて大好き~!私はカエルさんにするう~!」と言いました。
そこに綺麗に着飾ったママが現れました。オシャレなママです。
女の子がカエルにすると言うとママは「カエルなんて、嫌よ。ウサギさんは?」と言いました。
女の子は「私はカエルさんがいい。」と言うとママは「サンタさんの横にカエルなんて変よ。おかしいじゃない!リスは?」って言いました。
女の子は「サンタさんの横にリスなんて変よ。私はカエルさんが好きなの。」って言うとママは切れて、じゃもう今日は買わない!って行ってしまいました。
私はハラハラしながら聞いていました。この子の将来が予想つくからです。
まず、お人形を好きなの買ってあげると選ばせたなら子どもの意見を聞いてあげたらいい。
子どもはカエルさんが好き!って言ってるんだから。
好きなものを禁止すると子どもは親の顔色を見るようになる。いつも自分の好きなものを禁止され続けたらそのうち最初から親が気に入りそうな答えばかりを探そうとする。
それでいつも他人の顔色ばかり伺い、嫌われないようにする。
そのうち自分は何が好きなのか?何がしたいのかわからなくなる。
生きることに無気力になったり。
子どもがサンタの横にカエルさんを置きたいといったら、それを面白がって好奇心を持つママでいて欲しい。
だって物語は奇想天外なところから生まれるから。
ビジネスだって、科学的研究だって、小説だってそういう感性から生まれるんじゃないか?って思います。
子どもにママの価値観を押し付けたり、ママの言うとおりにしないと買わない(罰を与える)というのは、良く無いと思います。
なぜカエルが良いの?って聞いてあげる。
なぜママはウサギが良いのか?を話す。そこが大事だと思います。
それがお互いに心を拓き、信頼関係ができるから。
世界で一番大好きな人と信頼関係を築けないと他の誰とも信頼関係が築けない人間になってしまうから。
だからあなたがママになったらね、このカエルさんの話を思い出してくださいね。