こんにちは、天海 和美です。
前回の続き「愛について」の映画の話です。
「しあわせの孤独」というデンマークの映画。映画の内容は全然わからなくて見るのもなかなか楽しいです。
デンマーク人の感性ってこういう感じなんだ~って思いました(一つの作品だけから全体をいうことはできませんが)。
アメリカ映画とも韓国ドラマとも違うリアクションでした(笑)
その予想外の展開が結構、興味をそそられました。
ジェンダーや労働・社会保障などの分野では必ずデンマークやスエーデンなどの北欧の国々を外して語ることはできないです。
学術的には知っていても映画って見たこと無いなぁ~って思っていました。
なので余計に興味をそそられました。
あ~ここでうっかりストーリーを書いてしまいましたが、消しました。
予想外の展開になるので見ていただいた方が良いと思います。
デンマークやスエーデンなどは、高福祉国家であり、世界で一番先進的な国々が多いです。
お金や経済発展よりも「人としての幸せな生き方」というのを国家上げて追及している国々です。
だから所得の半分は税金ですが、みんな老後の心配もない、シングルマザーでも心配ない、婚姻届を出さない事実婚が多い。一緒に住んで2年くらいは様子を見てから結婚する、子どもが生まれたから入籍する、、、という感じです。
貯金しなくても子育ても老後も心配ないし、あくせく働かなくても幸せに生きられる。
仕事もワークシェア(短い時間働いて、みんなで仕事を分け合う)空いた時間で趣味とか、スポーツとか好きな時間に使う。というライフスタイルが定着しています。
そしてきっちり男女平等。
日本は社会的偏見とか価値観に左右されがちな人が多いから、何歳までに結婚していない自分はダメだ!とか、愛していようがいまいが「結婚」という形にこだわり過ぎる傾向があります。
北欧の人たちは形にこだわるのではなくそこに「愛があるか?どうか?」それが「本当に幸せかどうか?」と言うことに一番の価値観があります。
そういう視点でこの映画を見た時、展開が予想外だったのには納得がいきます。
結局、最終的にみんなが本当に幸せになれば良いことなんです。
自分を偽りずっと嘘をつき通して生きることは辛いことです。
真実のの中で生きることは本当の幸せになるのだと思います。
人々は今のパラダイムシフトの中で真実を生きるということをこれからみんなが選択していくようになるのだと思います。
なぜならそれは「宇宙の真実」だから。
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