ポジションを持つ際には、
楽観シナリオと中立シナリオ、そして悲観シナリオと
3つの戦略シナリオを作成して臨むという話をしましたが、
3つの中でもっとも重要なのが悲観シナリオです。
悲観シナリオは、そのまま損切りラインの決定にもつながります。
この損切りラインですが、買付け額と直結して考える必要があります。
こんなことないですかね?
損切りラインをちゃんと決めたのに、いざその位置まで下がると、
含み損がひどいことになっていて、損切れなくなり、塩漬け…
大昔、私はこういう状況に陥ったことがありました。
損切りライン決めて満足して、いざその状況に追い込まれた場合を
リアルに想定していない。
だから、過剰にポジションを取ってしまっていた。
これを防ぐためには、まず損切りラインまで、どのくらいの下落幅があり、
「その下落幅で幾らの損失が発生するか」、
「その時の自分の心理がどうなっているか?」を
リアルにイメージする必要があります。
上図の例でいうと、もし4万円前後が心理的限界であれば200株。
2万円だったら100株に抑えるべきです。
6万円しか許容できないのに、1000株も保有してしまうと、
いざ損切りラインに達したとき、損切れなくなります。
また損切ったとしても、投資資金が相当な被害を受けることから、
メンタルが悪化して、その後の投資に悪影響を与えて来ます。
この辺りの損切り額の具体的な決め方は、
拙著『四半期成長率とチャート分析』の中で、多くの例を挙げてますので、
興味がありましたら一読ください。
次は楽観シナリオに上手に乗っかる方法について
書いてみたいと思います。
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