『あなたの ”志” は何ですか?』


 

私の"志"は1000年以上続く
『温かい社会』を作ることです。

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世直しの作法 

 

2024年は陰陽五行で言うと「甲辰」の年です。
辰年の特徴は「激動」と「変革」です。
それを象徴するかのように1/1、大地震がありました。
 

こういう時だからこそ「動じない心」を持つこと。
緊急時に「命」を救うのは”冷静さ”です。

1/2に発生したJALの事故も、乗客全員が無事だったのは、
クルーの冷静な判断と乗客同士の呼びかけがあったからです。

『荷物を持ち出さないで!』
『添乗員さんの言う通りにすれば大丈夫だから』

乗務員と乗客のチームプレーにより
無事この難を乗り越えました。

「いかなる時でも冷静さを保てる精神力を持つ」
 

特にリーダー的立ち位置にいる方は、

チームに範を示す気持ちで
心を「ニュートラル」に保つ必要があります。
 


(私が「ニュートラル」に戻る時にイメージするもの↑)

 

前回のあらすじ 


世直しの第十一段階
・これからの時代は
 「間」のいい人が必要不可欠です

といった内容のことを書きました↓


 

今まで無関心だった自分を改めて、
「贖罪」の気持ちで人々が動き出した
 


新年明けましておめでとうと、
やり取りしていた家族から返信が来ない。

1/1 石川で大地震があった。

『早く現地に物資を運びに行きたい』
『早く現地でボランティアをしたい』
『早く炊き出ししに行きたい』

これまで何度災害が起きても
傍観するだけで何もして来なかった人々の
認識が変化しているように感じる。

そして、今最も感じるのが、
何も出来ない自分に痺れが切れそうになっている。
早く自分も「何かした人」になるために、
自分に出来ることを模索している。

※石川県は、依然として、
一般人のボランティアを禁止しています↓

 

それでも、痺れを切らした人たちは
「個人」で、現地に向かい支援活動を始めた。

私は、それを反対はしません。
ただ冷静にその人が突き動かされている
本当の「心理」を知りたい。

被災された方々を助けたくてやっているのか、
それとも自分が助かりたくてやっているのか。

”何も出来ない自分”に直面するのが
耐えられないから動いたのか。

ここを冷静に深掘りしていくことが
石川県が復興した後も「温かい社会」が
継続するかしないかを分けると思っています。

 

世直し=”余”治し に舵を切る時です 


今回の件に限らず、人は
街が壊れたら、人が死んだら
これだけの人が動きたがるんです。

では、どうしてその優しさを
普段から人に分けてあげられないのか?


目で見た情報だけで動いてるから。
何かが壊れないと、大丈夫だと
脳は錯覚するから。

これからの時代は
「世直し=余治し」全振りすることです。

視力に頼った目線ではなく、
目には見えにくいものに
焦点を当てていく必要があります。

国民全員の認識を世直しではなく、
”余治し” にシフトさせる必要がある。

「全」の視野から、一人ひとりの認識の
「一」に視点を転換する。

世直しと言ったら、
これを思い浮かぶ人が多いと思います。

SDGsってなんだろう? | SDGsクラブ | 日本ユニセフ協会(ユニセフ日本委員会)
 

SDGsの概念は、2015年9月に誕生しました。
「誰一人取り残さない」ことを強調した、
人々が人間らしく暮らしていくための
社会的基盤を2030年までに達成することが目標とされています。

今現在、2024年です。
残り6年で本当に達成できるのか?

ここで自分の中で湧き起こる様々なものを
一旦鎮め、冷静に、分析をします。

というのも世の中を良くしようと
命を削ってやってきた人ほど、
この話題になると感情が動く場面だからです。

私はあなたのやってきたことに敬意を
持っています。そしてその思いに、
深く感謝をしたいです。

『希望を捨てず、闘ってくれてありがとう』

どうにかしたいですよね。
どうにかして、このカオスを鎮めたい。

私の考えを、まとめました。

  1. SDGs解決に向けて動いている人々は、
    そのまま継続してOK
  2. SDGs解決に向けて動く人に
    +α 余治しを共に進めてほしい
  3. SDGsを傍観して何もしてこなかった人は、
    一緒にここから余治しをしていきましょう
これが私の意見です。

バラバラのままでも
出来ることはあったんです。

バラバラだからこそ、
解決の引き出しが増えて、
解決が早まるんです。

SDGsに理解を示さず、
結集して力を貸そうとしない人には
その人の心の動きや感情があります。

傍観してきた人には
傍観してきた負債に対しての
懺悔の気持ちがあります。

世直し=余治し

「余」=自分 
「治し」=癒す

自分を癒すことが結果的に世直しになる。

結集せずともバラバラでも出来ます。
バラバラだからこそ、
一人ひとりのテリトリーが
他者に侵食されずに集中して
取り組むことが出来ます。

今回の石川の地震で、

どうして突き動かされたのか?
どうしてSNSでコメントをするに至ったのか?
どうして物資を集めようと思ったのか?

一人ひとりに、己を深く分析させることが
私の仕事だと思っています。

 

人が死んでるのに、保身に走った人 


私は、石川県の震災を見てから
意識が変わった人間です。

東日本大震災の時は、
ただただ呆然とするだけ。

「何も出来ない」を直視しないよう
すぐに現実逃避しました。

なるべく地震関連の情報を見ない。
徹底的に情報をシャットアウトした人間です。

人が死んでるのに、保身。

私は人が死んでも保身に走る人。
私はこの受け入れ難い事実を
人生で二度、経験しました。

東日本大震災
祖母の死

規模の大小関係なく、
私は保身に逃げてしまう人間。

でももう、そんな自分は嫌だ。
人が死んでもまだ保身に走るなんて
救いようがない人間でいたくない。

”もう他人事にしない”

私の中で限界点に達した「何か」が、
爆発して、この思いが生まれました。

先日、私は信頼している友人に

”レスキュー隊を結成して
現地に一緒に行きませんか?”

と、Lineしました。
でもすぐにそのLineを送信取消にしました。

”すぐ人に頼ろうとするな”

”まず自分にできることを
自力で1000%やりなさい”


自力で1000%やり続けた人の元に
他力が結集するから。

主語をまず『自分=余』から始める。

人を動かす人は、
踏むべき段階があることを念頭に入れ、
手順を見誤ってはいけない。

 

保身をやめた人間がすべきことは2つ 


 

 

 



寺本直之さんのこの”眼” が
私の心と記憶に刺さりました。

”この人を一人にしちゃいけない”

一人になってしまった人々は、
生涯一人で戦いながら生きていく。
確固たる覚悟で生きていこうとしている。

寺本直之さんのこの姿を見ても、
まだ変われないなら、
私はもう一生卑怯な人間に終わるだろう。

私は、今回の石川県の地震から
「保身」をやめました。

しかし、石川県は、今も一般人の
ボランティアを禁止していますので、
許可が出たら、現地に行きます。

ただ、素人が動く場合、
下記のやすこさんの記事を読みましょう。

 


被災地支援のカギは「自己完結」


御意です。ちゃんと装備と環境を整えて
頃合いを見極めて、現地に向かいます。

現地に向かわなくても、
物資を送ろうとしている団体に
トラックの荷積を手伝うことは可能か
問い合わせて、動くことも可能です。
※地震発生直後に問い合わせるのは
悪手です。最低でも1,2ヶ月後に
「代表者」が1名連絡する。

問い合わせに対応する職員の
立場になって、負担を減らす行為か
それとも負担を逆に増やす行為に
なっていないか見極めます。

1,2ヶ月後に間違いなく必要になるのは
「マンパワー」です。

  • 瓦礫撤去
  • 泥のかき出し
  • ゴミの持ち帰り
私のチームは、力仕事で加勢します。

もちろん素人集団だけでは、
逆に現地の足を引っ張るだけなので
自衛隊や専門家の指示に従って
動くことを決めています。

 

保身をやめた人間がすべきこと  


生きたいと思える日本にする。

寺本さんにはもう家族はいない。
でも、私たちが家族になれないだろうか。
 

「温かい社会」

って、そういうことなんじゃないかな。

復興しても、人々の心の傷は消えない。
でも世間は数ヶ月も経てば、

『復興したね、よかったよかった!』

と、建物や街だけを見て
完結した気になる。それではいけない。

家族や大切なものを失った方々が、
何を生きる理由に生きていけばいいのか。


「世直し=余治し」

余治しは「温かい社会」を作る
第一歩です。最低でも1000年続く
温かい社会を私は残したい。

今の日本、世界は「冷たい社会」です。
ここを逆転させたい。

一丁デカいことをしないと
日本の風向きは変化しません。


誰にも出来そうなことを
やっても「変化」に気づきにくいから。

国立競技場に立ったことがある
アーティストは
両の手くらいしかいません。

(画像の引用元:こちら)

標準合わせるなら、ここです。

一般人がもしここに立てたら
どうなると思いますか?

『ん?ん?誰それ?』

って、疑問が湧くんです。
これがすごく大事。

「好奇心」が生まれる瞬間。

自発的に疑問を持たせること。
だから、行動が起きる。

『この人誰?』
『むむ!一般人やないか!』
『どうしてこれが出来たんだ?!』

疑問→行動→驚き→疑問→行動...

大切な方々の心の傷を癒すことはできない。

でも「好奇心」の種となり、
「温かい社会」を共に作っていこう
と、伝えていくことは、
彼らの心にほんの少しだけ
緩ませることが出来ないだろうか。

昨日の新月で、
国立競技場でライブする夢は
「1000%」叶うことが判明しました。


『お前の夢なんか知ったこっちゃねーよ!』
『世間様はそれどころじゃねえんだ』

まったくその通りなんです。

その声が飛び交う中で、
私は一丁デカいことをします。
一般人には到底出来ないようなこと
誰かが成そうとすれば、きっと
何かが変わっていくと信じて。


 

支援ではなく、贖罪です 


支援じゃないです。
私のこの活動は贖罪です。
これまで傍観してきた自分の償い。

私は「支援」なんて言える資格を
持っていないです。それは日頃から
そこに身を置いている人たちが
使っていい言葉だから。

私のように傍観してきた人間は、
贖罪をさせていただく気持ちで、
現地に入る時は一番底辺で動く。

一番大変な作業を率先して見つけて
全身全霊で事に当たる。
※専門家の方の指示に従って

間違っても、支援してやった!
と、上から見下ろさないこと。

これまで傍観してきた自分に直視して、
恥を知り、口を慎み、自力1000%で
行動で語る。

憧れることに逃げない。
アニメに逃げない。
食で誤魔化さない。
ゲームに逃げない。

アイドルに逃げない。

小休憩には必要だけど、
しっかりこちらに戻ってくる。


ブログを1記事から5記事に変えますが、
ちゃんと1記事1記事に真心を込めます。
 

 

地震発生から12日目
被災地が困っていること
 

 

1. 被災地は不用品処理場と化している


2. 災害弱者の避難場所が不足している

 

 

 

3. 精神的疲労困憊

 

4. ペットの受け入れ先が不足している


 

 

Today's Question 

 

  1. あなたの ”志” は何ですか?
  2. あなたが「保身」に走る時はどんな時ですか?
  3. 世直しの「第十二段階」は何をするべきだと思いますか?

人のブログを読んで終わりの人が9割です。

言語化できなくても、自分に質問を投げること。
自分の答えを見つけようとする姿勢を持つことが大事です。

思考の放棄=人生の放棄