我孫子市選出・千葉県議会議員の水野ゆうきです。

 

本日、事案3件、3名の千葉県職員に懲戒処分が下されました。

耳を疑うような事案であり、こんなにも県議会で飲酒運転撲滅に力を入れているにも関わらず、こういった事案が発生したということは飲酒運転撲滅に向けた対策が徹底されていなかったと言わざるを得ません。

 

【事案1】千葉県八街市内にて酒気帯び運転で検挙

道路交通法違反により罰金30万円の略式命令

処分:停職6か月

 


【事案2】

千葉県児童相談所の男性職員が、柏市内で酒を飲んで車を運転し、香取市にて物損事故を起こしたあと、妻(県職員・事案3)に身代わりに事故を申告させた。書類送検され、道路交通法違反により運転免許取り消しの行政処分。

処分:懲戒免職

 


【事案3】

事案2の事故について身代わりとして警察へ虚偽の通報。

書類送検。

処分:停職1か月

 

 

 

本日、これら事案の報告を受けた時、愕然としました。

 

千葉県では、八街市にて2021年飲酒運転のトラックにはねられた児童5人が死傷した事故を契機に、県議会主導で条例を策定(『千葉県飲酒運転の根絶を実現するための条例』)し、さらには酒を提供する飲食店への罰則も新たに明記した改正条例が施行されています。

 

 

しかも事案1は児童死傷事故のあった八街市。

事案2、3においては飲酒運転し、さらに配偶者に出頭させるといった悪質な手法です。

 

昨日もブログにアルコール依存症について言及しましたが、アルコールを我慢できない、毎日飲まずにいられない、飲まないとイライラして仕方がない、飲むと人格が変わってしまう、飲むためになら善悪の判断が欠如してしまう、という方は存在します。

そういう方は是非、ご家族などまわりの方も注意深くみていただき、場合によっては治療に入っていただきたいです。

 

そして、「自分は酒が強いから大丈夫」「自分は警察に捕まらない」といった根拠のない過信と安易な気持ちで運転してしまう、といったケースもあるのだろうと推察します。

 

当たり前ですが自転車も飲酒運転です。

飲んだら自転車ももちろんいけません。

 

自転車も含め、今後厳しく取り締まりを強化するよう、議会でも全員一丸となって飲酒運転撲滅に取り組みます。