こんばんは、千葉県議の水野ゆうきです。

 

昨日は我孫子市と同じ東葛地区で千葉県内人口増加率5年連続1位の流山市・井崎義治市長の新春講演会へと勉強に行ってまいりました!

 

 

井崎市長とは東葛地区ということでご一緒させていただく機会が多く、また私の従兄弟や母方の親戚含め、相当な人数の親戚が流山市に住んでいることからも、お邪魔させていただきました。

 

千葉県議会の先輩である流山市選出の武田正光県議とNPO法人人権ネットワークPEaCE21の木村仁代表とご一緒でした。

 

※遅ればせながら、にゃんこスターに少しハマっている私ですが、真似をしているわけではないです(;^ω^)

 

井崎市長は『人口減少時代を生き抜く4つの条件』をテーマとして、流山市のこれまでの歴史や政策、今後の展望を交えて

ご講演されたのですが、米国で10年以上都市計画コンサルタントとしてのご経験をお持ちであることからも、民間のグローバルな発想と経営視点を兼ね備えた自治体経営の観点での行政運営手法は大変勉強になりました。

 

 

4つというのは・・・

①「母都市への交通利便性」の向上

②「良質な住環境」の維持・向上

③「快適で楽しい都市環境」の創出

④「ブランディング」の推進

 

言わずもがな、流山市はつくばエクスプレスやバス路線の整備等により、アクセスは羨ましいほど発展をしましたが、今回私が特に参考になったのは「」を増やす開発をされてきたことや英語教育の強化などの教育の充実の裏側に定住人口増加策としてターゲットを「共働きの子育て世代」としたことで、今や18万5千人を越える流山市をつくったのはまさに民間視点ならではの「マーケティング戦略」だということです。

 

特に流山市においては「母になるなら流山」というキャッチコピーは多くの人が知るところであり、知名度や地域イメージを向上させる『ブランディング』というのは千葉県内では突出していると私もマスコミ出身者として思います。

 

結果、合計特殊出生率も1.57と全国平均を上回り、これから10年以上は人口の増加が予測される流山市の街の価値をあげて市民に還元している政策は的確に時代のニーズをとらえていると感じました。

 

また、「子供のそばでお母さんたちが働けるまちづくり」として様々な企業のサテライトオフィスが流山市にはあります。

女性なら知らない人はいない「@cosme」のサテライトオフィスが流山市にあることも昨日、初めて知りました。

なおかつ、東京からではなく、世界の企業から仕事をとってくる!というお話をされていました。

 

一番ブランディングをしていないのが「行政」と言われる中で、率先してメディアに素材を提供し、ブランディングを推進していることは、他市にも良い影響を与えることは間違いないでしょうし、それぞれの地域性等を活かして、市民の皆さんが求めていることにしっかりと耳を傾けて、「住んで良かった」と思える街づくりを私自身も心掛けていきたいと思いました。

 

また、昨日は不動産コンサルタントの長嶋修さんによる「不動産格差時代を生き抜く条件!」と題したご講演もありまして、危機感あり、笑いありの面白さと同時に、今後の人生設計において非常に為になるお話しを聞くことができました!

 

 

こうして、他市の取り組みや政策を聞くことは政治家として、とても大切なことだと思います。

 

地元にだけ目を向けるのではなく、他市、他県、世界へとしっかりとアンテナを張って自分の街のことについて考えていく、ということ、そして、フレキシブルな考え方で仕事に取り組んでいきたい、と改めて感じることができました。