こんにちは、水野友貴です。

本日は午前中は千葉土建我孫子支部はじめ、

地元をまわってきまして、その後、以前ご紹介させていただいた

我孫子・柏「うまれる」実行委員会による

映画『うまれる』の自主上映会に行ってきました。

 

 

この仕事をしていると、妊娠、出産等に関係するご相談を

女性から受けることが非常に多いのです。

 

不妊治療をしている女性、

死産を経験した女性、

不治の病の子どもを出産した女性、

未婚で出産した女性、

産まないことを選んだ女性、

虐待の経験から出産を戸惑う女性、

授からない人生を受け入れる女性、

様々な事情を抱えながら生きる女性がいます。

 

そういった背景があるドキュメンタリー映画で、

私自身、厳しい男社会で働くことを選び、30半ばに差しかかった

にとってとても考えさせられる映画でした。

思ったことは、「うまれる」ということはそれぞれのカップルにとって

決してひとつの概念ではないということでした。

 

年間2万人が体外受精によって生まれてきます。

10組に1組の夫婦は授からないというデータがあります。

どうして自分だけ・・・という女性ならではの責任感や罪悪感から

女性としての劣等感につながってしまい精神的に苦しむ女性も

少なくないという内容に、女性議員として、やるべきことは

多いということを改めて認識しました。

 

私は女性特有のがんをはじめ、こうした女性の体や精神の苦悩に

関係する内容は市議時代から議会で取り上げてきており、

女性特有の身体構造からも、仕事との兼ね合い含め、

表面的な数字の男女平等よりも具体的な環境や医療を

整備していくことの重要性を訴えてきております。

 

女性が妊娠して出産して子育てをすることは、

決して当たり前のことではない、ということを

男性が多い議会の中で、まさに女性の立場から

女性が抱える悩みを払拭していくことが大切であると

感じましたし、この映画は男性にも観ていただきたいと思いました。