3月15日、各紙にて
「新潟で発生した8千ベクレル以下の汚泥、千葉県へ搬出予定」
という主旨の報道が出て、驚きました。
東京電力福島第一原発事故後に発生した
放射性廃棄物のうち、国が通常の埋め立て処分を認める
放射性セシウム濃度が1キログラム当たり8千ベクレル以下の
汚泥について、保管している新潟市など新潟県内の五市と
二つの水道企業団が千葉県などに搬出予定であり、
2017年度から千葉県など2か所に搬出する、という記事。
なんだか断定的な報道が出ていて、
おかしいと思い、すぐに千葉県に問い合わせました。
そもそも、千葉県では県外で排出された産業廃棄物を
県内の最終処分場で埋め立て処分する場合には
排出した事業者から千葉県へ、事前に協議することに
なっています!!
2月に新潟市から手続き相談があったとのことですが、
正式な協議すら行われておらず、千葉県内で処分することが
決まったわけでもなんでもありません。
新潟市議会でのやり取りでこのような記事になったそうですが、
泉田前知事は「原発を管理する東電が引き取るべきだ」
という意向であったため、現在新潟県の5市と2つの水道企業団
が保管をしているのですが、知事交代もあって処分を決めた、
と記載している報道がありますが、
千葉県は協議も何も始めていません。
報道によって心配されている方々からご連絡を
いただいておりますが、千葉県として
事実はこのブログの内容通りとなっております。