こんにちは、水野友貴です。
今日からまた新しい一週間が始まりました。
千葉県議会では一般質問が続いています。
 
さて、私の一般質問の質疑内容ですが、 
第4弾は、女性の社会進出・活躍に向けて
 

1.男女共同参画について
2.女性特有のがん対策について
3.里親制度と特別養子縁組あっせん法について
4.県有施設のあり方について
5.指定廃棄物について
6.インターネット被害防止対策について
 
男女共同参画』について。
 
知事選を前に千葉県の女性が非常に注目している
内容だと思いますし、知事の政策に入れてもらいたいのです。
 
なので、どうしても森田知事ご本人からの答弁を求め、
しっかりとご本人からご答弁いただきました。
 
 
ちなみに男女共同参画については私の持論を
様々なメディア媒体で発信をしてきました。
 
 
我孫子市は千葉県で唯一の男女共同参画宣言都市。
私は大学卒業後、民間企業役員秘書→テレビ局で報道番組
→我孫子市議会議員を経験して現在に至るわけですが、
まさに仕事漬けの20代を過ごしてきました。
 
この約12年間の社会人生活を通して
自分が仕事を優先して男性と同様に働いてきた
からこそ見えてきた、女性の社会進出や、
あるべき男女共同参画については持論があります。
 
女性活躍推進法施行により301人以上の企業や官公庁、
地方公共団体は積極的に女性登用を進めるよう
義務付けられた一方で、待機児童問題や
マタニティハラスメント、男性を含めた長時間労働の働き方
など男女問わず働く人々を取り巻く環境と意識の不備が
浮き彫りになりました。 
 
千葉県においては全国で唯一男女共同参画の条例がない
県として取り上げられることが多いのですが、
実際はどうなのか??
 
条例や数値目標よりも大切ですが、
まずは女性が働くための環境整備!!
 
千葉県では女性は出産・子育て期にいったん
職場を離れてしまう傾向があることからも、
これまで働きたくても結婚や出産、育児等で
仕事をあきらめてきて しまった女性がまずは男性と
同じ土俵にあがる環境を作ることが何よりも肝要です。
 
男女共同参画を語る上で、女性の体は毎月の生理、
妊娠や出産という女性特有の身体構造からも
男女は同権ではあるが同質ではない
ということを前提としながら職場や家庭の中で
男女がお互いに理解・配慮し合うことが重要であるわけで、
つまり環境整備の不備でやりたいことが
「女性」というだけで遮られてしまっていたケースを
社会全体で少なくしていくことで
自ずと結果が表れてくると思います。
 
また一番目指すべきは古典的な形や枠にはめずに
老若男女、障害の有無にかかわらず一人一人が
仕事や家庭などで幸せを追求できる社会です。
 
千葉県では平成28年3月に
第4次千葉県男女共同参画計画を策定しておりますが、
女性が生き生きと仕事や家庭に従事できる環境を
千葉県が先駆的に整備していくことを切に願っている次第です。
 
●水野質問
森田知事が目指している「男女共同参画」とはどのようなもので、 
具体的にどう取り組んでいるのか。 
 
●森田知事答弁要旨
職場や地域、家庭などあらゆる分野で、男女が協力し合って
お互いの能力を十分に発揮し、ともに活躍できる社会を
目指すことが必要である。
 
県では第4次男女共同参画計画に基づき、
・安心して育児等ができる環境を整備するための
 「子育て・介護への支援
・仕事と家庭生活の両立を目指した
 「ワーク・ライフ・バランス」の普及促進
出産や子育てを経た女性の「再就職に対する支援」
など各種施策に取り組んでいる。
 
●水野質問
男女共同参画社会を実現するために、県は今後、
企業や関係団体等との連携をどのように充実させていくのか。
 
●森田知事答弁要旨
県は69の産業・地域・教育分野の民間団体等で構成する
千葉県男女共同参画推進連携会議」を設置し、
研修会や情報交換会等を通じ、連携して
各分野の男女共同参画を推進している。
来年度はこの会議に新たに「女性活躍推進特別部会」
を設置し、職場での女性活躍推進に向けた支援策を協議
する予定である。
去年9月には行政、労働団体、経済団体などで構成する
「ちばの魅力ある職場づくり公労使会議」を設置し、
女性はじめ、若者、高齢者など、誰もが働きやすい
雇用環境の実現に向けての取り組みを進めている。
今後も企業や関係団体等との連携を一層強化し、
男女がともに活躍できる社会づくりに取り組む。
 
●水野要望!
森田知事自らこの質問に答弁してもらいました。
森田知事には千葉県ならではの他県に負けない
男女共同参画社会の構築に取り組んでもらいたい。
 
 
早速、週末の毎日新聞の森田知事のインタビューで
「女性の社会進出」が語られておりました!