こんばんは、水野友貴です。
PCが故障してしまったためにFacebook等で
活動報告をさせていただくと投稿しておりましたが、
ようやくPCが直って、ブログで長文書けます(笑)。
本当に優しい方が多く、ブログを毎日書かなきゃと
とらわれずに議会に集中して終わってからでも大丈夫です、
と言っていただけて安堵しました
今週は千葉県議会は常任委員会が連日開かれています。
私は所属する総務防災常任委員会に出席し、質疑!
健康福祉常任委員会を傍聴してきました。
まず、総務防災常任委員会に付託された
議案第1号 平成28年度千葉県一般会計補正予算
議案第2号 平成28年度千葉県特別会計財政調整基金補正予算
議案第9号 住民基本台帳法に基づく本人確認情報の利用及び
提供に関する条例の一部を改正する条例の制定について
議案第14号 財産の処分について
の議案4件は可決されました。
私からは以下の質疑を行いました。
要点だけまとめます。
【防災関係】
●「ちば地震防災ガイド」について
9月1日の「防災の日」に合わせて千葉県が新聞折り込みした
「ちば地震防災ガイド」について、新聞をとっていない家庭が
増えている中で、新聞折り込み以外の提供方法は。
効果をどのように考えているのか、また若い人も
まだこの「ちば地震防災ガイド」を知らない潜在的な人のためにも
更なる周知と広報が必要。
残り6万5千部と聞いているが、場合によっては増版するなどの
対応も必要である。
答弁では「ちば地震防災ガイド」は新聞折り込み以外では
地域振興事務所、県政ふれあいコーナー、市町村、
警察等においており、自治会からは3000部問い合わせがあったので、
委員指摘のように更なる広報と手法を行うようにするという内容でした。
●災害時における外国人への情報提手法
質問:いつ災害が訪れるかわからない千葉県、
更に東京オリンピックパラリンピックが開催されるにあたり、
千葉県も外国人観光客が増える見込み(千葉県開催競技有)。
地震を経験したことのない外国人が日本で災害にあったら
現場もパニックになる。
千葉県では災害時における外国人への情報提供は
どのようになっているのか。
今回質問するにあたり、私自身も調べてみたが、
千葉県のHPはこの英語表記の外国人のための
災害時ページまでたどり着くのに大変。
何回もクリックしないと出てこない。
4か国語の防災のパンフレットの存在も今回まで知らなかった。
更に、災害時に避難所誘導する際などの案内表記も
英語等で標識を作成するなど市町村への働きかけも必要である。
やはり、こういった視点もこれからは
とても重要になってくると思います。
都庁では外国人向けに防災訓練も行っているわけですから
千葉県としても外国人観光客が増えている中、
災害時のあらゆる視点での対策を事前に準備し、
少しでもパニックを抑えられるようにすることが肝要です。
【総務】
●職員の公金着服事案について
※約86万円の公金を口座から引き出して着服したとして
健康福祉政策課の職員を懲戒免職処分にした件
水野:まず、預金通帳等はどのように管理されていたのか?
部長の報告の「今後は適正な管理を徹底する」という
適正とは具体的にどういうことか?
そもそも個人で管理していることが問題である。
この人がお金を管している、通帳を持っているということを
所属長が把握し、周囲もそれを知っていれば異動の際も
「この人が持っている!」とわかったはずで
このような問題は起きなかったはずである。
しっかりと組織で管理する体制を作るべき。
着服などの不正行為はないものの、金融機関からの通知により
公金を含む口座や原資が不明な口座の存在が
明らかになった中で、退職した人が持っている可能性はないのか。
何度もこの件は複数の委員で質疑をした中で、
県としては全庁的に調査をし、
全容の解明をすることが重要とし、通常は金庫で保管し、
個人での管理や個人間での引き継ぎがあったことから
所属で管理していくということと、私の質問に対し退職者もあった、
ということからしっかりと調査し、ヒアリングを行うべきである、
と指摘しました。
今回は言いにくいことも質疑に盛り込みましたが、
委員側は行政を応援する立場でもありますが、
指摘をする立場でもあります。
特に県民から怒りのご意見が届いている案件は
再発防止という観点からも質疑の中で原因究明を行い、
県民の信頼を回復していくことが何よりも肝要だと考えます。