こんばんは、水野友貴です。

 

土日は地元での仕事のために我孫子にて

活動し、本日からまた千葉県庁にて定例千葉県議会です。

 

金曜に引き続き、本日は一般質問4日目です。

 

今朝は本会議の前に議会運営委員会に出席し、

『北朝鮮による5度目の核実験に対する抗議決議』を

議会運営委員会として提出し、すぐに発議案第3号として

本会議にて即決し、全会一致で可決されました。

 

本日の一般質問では自民党、民進党、共産党議員から

県職員のストレスチェック、長時間労働、

医師不足問題、骨髄ドナー支援、動物愛護、

ネットストーカー対策等、多岐にわたる質疑が行われました。

 

千葉県内で医学部が一つしかないことなどから

(東京は13医学部:内11は私立、2は公立)、

本県における医師不足は深刻化しています。

 

私自身も医療従事関係者からも医師に関してお問合せを

いただくこともあります。

 

千葉県は現在、修学資金貸付制度を実施しています。

この制度は医学を学ぶ大学生の方を対象に、将来、

千葉県で医師として働いてもらうことを目的としており、

貸付コースには、千葉県外の大学医学部に在籍している

千葉県出身者を対象とした「ふるさと医師支援コース」と、

千葉大学、順天堂大学、日本医科大学、帝京大学、東邦大学の

医学生を対象とした「長期支援コース」があります。

 

まだまだこの制度も周知・広報が広がっていないので、

医学部の方々はぜひ確認してみてください。

 

また気になった質問が公契約条例の制定についてと

県職員の長時間労働問題でした。

県はノー残業デーの効果は出ているとの答弁とはいえ、

かなり残業をしている職員もおり、年次休暇を取りやすくしたり、

定員適正化計画の見直しも必要かもしれません。

公契約条例の制定については今までも各議員が

質疑を行っているところではありますが、

なかなか質問に対して前向きな答弁が出ません。

この点に関しては残念に思いますが根気よく

数字等をあげていくしかありません。

 

ネットストーカー対策については、やはり昨今SNSの普及により

直接の被害にまで及んだり、人権侵害もあることから

私自身も他人事ではない重要な問題です。

県警察はSNSからエスカレートし、発展しうる事案を懸念し、

千葉県迷惑防止条例もあることから、被害者の安全確保を

第一に考え、メッセージ内容や頻度等を把握し、

本部へとしっかりと集約をして積極的に検挙していく旨の

答弁がありました。

女性の友人たちからも相談されることがあるので、

そういった場合はすぐに警察に相談することを

勧めています。

 

さて、土日、地元にて医療法人社団創造会 平和台病院

の開設30周年記念式典がありまして、

祝辞を述べさせていただきました。

 

 

平和台病院は昭和61年に開設されて、

私が現在33歳の昭和58年生まれですので、

平和台病院ともに我孫子市で過ごしてきたかのような感覚があります。

千葉県全体で高齢化率は25.4%で75歳以上は11.3%となっており、

約4人に一人が高齢者となっており、高齢化の伸び率も

全国トップクラスということから、健康寿命の促進や

慣れ親しんでいる地域で安心できる地域の病院が

あるということは市民にとって非常に頼もしいことです。

 

こういった背景からも医療と介護を合体させた

新しい地域医療の形が求められている中で

平和台病院の役割はまさに地域に根差したサポートを

してくださっていることに心より感謝申し上げます。

 

さらには救急体制も万全を期してくださっており、

一市民として大変心強い限りです。

引き続き、多くの命を救っていただくためにも50周年、100周年と

末永く我孫子市で市民の力になっていただければと思います。