こんばんは、水野ゆうきです。


今日はクリスマスでしたが、

朝から晩までまさに地元の皆さんの案件対応で

市役所にて長時間打ち合わせをし、

児童扶養手当等について調査・研究。


今日は我孫子市内は船戸から布佐まで

市民のご相談を受けておりました。

たくさん車の運転をしました。


さて、夕方、千葉県がんセンターの

驚くべき医療ミスが報道されました。


県内の30代女性の検体を別の患者のものと

取り違え、本来実施する必要のない

乳房全摘手術を行う医療事故が起きたと

発表しました。


細胞の検査結果を50代の進行性の乳がん患者と

取り違えたのが原因ということでして

検体は診療科でホルマリン容器に入れ、

患者名のラベルを貼るなどした上で

病理検査科に送られて組織の診断をされます。

一連の過程には医師や看護師、臨床検査技師らが

関与しており、原因は確定していませんが、

その間に取り違えたとみられています。


この経緯等についてはがんセンターは

外部有識者を含む院内事故調査委員会を設置し、

来月に初会合を開いて調査することとしています。


センターは、現段階でどの過程で間違いがあったか

特定できておらず、院内事故調の結果を待ちたい、

と説明しています。


今月18~22日に2人の患者や家族に経過を説明し

謝罪し、補償などについても検討することになっています。


今回、問題視すべきは私も以前ブログにて

書いたとおり、

http://ameblo.jp/yuukimizuno/entry-12051595852.html

千葉県がんセンターは、腹腔鏡手術を受けた

患者11人が相次いで死亡する問題が昨年4月に発覚し、

保険適用外の腹腔鏡手術を実施して診療報酬を

不正請求していたことも明らかになり、

行政処分を受けていました。


千葉県の第三者検証委員会は、センターについて

「不都合な情報を表に出したくない意識の表れがあり、

原因究明や再発防止に向けた取り組みを行わなかった」

との報告書をまとめております。

千葉県センターは11例のうち8例を執刀した

医師らを処分し、院内体質の改善を進めていたところで

こういったミスが発生したことは大問題で由々しき事態です。


今日、この件について県議の先輩とも

お話ししましたが、もちろん県議会においても

議論がでることは必至です。