こんばんは、千葉県議の水野友貴です。
本日千葉県議会は私が所属する
総務防災常任委員会が開会され、
委員会に付託された議案や請願等を審査・採決。
今回の委員会ではまさに若い世代&
女性視点の質問に特化。
ブログも丁寧に分けて書いていきます。
議案に関しては事前にヒアリングや協議を
行っておりまして、私からは総務に関しては
「新たな自治体情報セキュリティ対策」について。
実は国(総務省)に「自治体情報セキュリティ検討チーム」
というものがあり、こちらが全国の市区町村の
インターネット接続を都道府県単位で集約するように
求める最終報告書をまとめました。
つまり、マイナンバー制度の施行などがある中で
インターネット接続に関してシステム強靭性の向上や
サイバー攻撃に備えて、都道府県が市区町村に
対する支援体制を強化したり、
「自治体情報セキュリティクラウド」を設けたり、と
都道府県が市区町村のネット接続の集約に努めてね、
というもの。
●まずはこれらを受けて、現在の市町村のインターネット接続
におけるセキュリティ対策を千葉県は
どのように把握しているのか?
→県内市町村がそれぞれで対策を講じ
情報セキュリティポリシーもバラバラ。
市町村のセキュリティ対策は安全管理上の観点から
明らかにされておらず、残念ながら具体的な内容は
把握していない。
●こういった最終報告が出た以上、市町村と連携し、
県として集約方法・把握等も考えていかなくてはならない。
都道府県ごとに「自治体情報セキュリティクラウド」を構築し、
それを経由してネット接続することが提案されている段階。
千葉県の市町村のセキュリティ対策についての支援は?
→現在はインシデント発生時の支援で、集約し、
市町村にアドバイス・他の市町村に注意喚起したり、
セキュリティに関する情報提供および研修講師の
派遣など。今後に関しては、国から出される通知を
踏まえて市町村と対応を検討していく。
課題は県内54市町村でネット接続に関して
セキュリティ対策に力を入れているところと
そうでもないところがあり、それを都道県単位が
県内すべての基礎自治体のネット接続を集約して、
支援していくとなると、相当大変な作業に
なることが見込まれます。
更に自治体のサーバー攻撃の阻止のために、
都道府県ごとにセキュリティクラウドを設けることで、
監視もしやすくなるなどということを提案していますが、
こういった分野に関しても行政は専門家が必要になる時代。
安全性確保のために引き続き、国から出される
指針を注視するとともに、住民の個人情報の
流出を徹底して防ぐためにセキュリティ対策の
推進を促していきます。
次のブログでは防災に関して。
女性視点での「防災備蓄」に関する質問をしました。