こんにちは、水野ゆうきです。
本日は6月定例県議会の閉会日。
とにかく初めての定例県議会で、学ぶことの多い怒涛の1か月でした。
そして午前は議会運営委員会だったのですが、
非常に激しい雨で午前の議会運営委員会開始1時間前に
議会棟に到着するように家を出ましたが、
雨+人身事故で電車片道2時間以上かかりました。
もちろん間に合いましたが、走って走って乗り継いで、と
苦労の連続でした。
ということで、議案等の賛否について
「我孫子無所属の会」として賛成したものや
そして他会派とともに上程した発議案についてご報告いたします。
議案につきましては、委員会にて慎重審議をした結果、
今回提案されました議案1~16号と以下追加議案に賛成いたしました。
(※6月定例県議会議案一覧は以下)
https://www.pref.chiba.lg.jp/gikai/giji/gaiyou/h27/h27-6-teirei/giann.html
(※会派・共産党は議案2、4、7、8、9、10、11、13、14、15に反対
会派・市社無は議案2、13、14、15に反対)
また本日知事から追加議案として議案17号※1が提出され
(※1「教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて」)
可決されました。
発議案についてですが、今回は請願や発議案は
安全保障法制に関するものが非常に多く、目立ちましたが、
中身をよくよく読んでみてから賛否を決めており、
今回は「我孫子無所属の会」としては他会派とともに
「安全保障法制の慎重審議を求める意見書について」を上程しました。
<発議案>
【賛成し可決した発議案】
●千葉県議会会議規則の一部を改正する規則の制定について
●自動車重量税廃車還付制度の拡充を求める意見書について
●千葉県内のJR路線の利便性向上を求める意見書について
●JR京葉線の輸送力強化及び東京臨海高速鉄道りんかい線との
相互直通運転の実現を求める意見書について
●認知症への取り組みの充実強化に関する意見書について
●農業の持続的な発展に必要な生産基盤整備の拡充を求める
意見書について
●義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書について
●国における平成28年度教育予算拡充に関する意見書について
●警察官の増員に関する意見書について
【賛成したが賛成少数で可決されなかった発議案】
●安全保障法制の慎重審議を求める意見書について(共同提出)
●環太平洋戦略的経済連携協定の交渉状況に関する情報開示を求める
意見書について
●特定秘密保護法の廃案を求める意見書について
●木更津基地でのオスプレイ定期整備拠点化計画の白紙撤回を求める
意見書について
●選択的夫婦別姓を盛り込む民法改正を求める意見書について
●辺野古の新基地建設の即刻断念と環境の原状復帰を行い、普天間基地の
即時閉鎖と返還を、米国正義との間で協議・実現することを強く求める
意見書について
●地方単独事業に係る国保の減額調整措置の見直しを求める
意見書について
●雇用の安定を求める意見書について
●労働者派遣法改定案の廃案を求める意見書について
●「長期エネルギー需給見直し案」を撤回し、原発ゼロの実現を求める
意見書について
●労働者派遣法改正案の廃案及び労働者保護の観点から労働法制の
改善を目指すべきことを求める意見書について
以上、ご報告です。
一言で言えば、自民党が単独過半数の議席を県議会で保持しているため、
自民党の賛否で全てが決まってしまいます。
そこを動かしていくのが政治力だったり県民の皆さんの声だったり
するんだと思います
ちなみに基礎自治体レベルの議会における「会派」ですと、
国政に対する案件は賛否が分かれることはよくあり、
基本的には「市政」に対して予算や決算等の大きな枠組みで
一致していれば会派を組んで議会活動をしていました。
しかも、普通に市長提出議案であってもごくたまに
会派内で賛否が分かれることもありました。
しかし、県議会になると本当に国政政党をそのまま持ってきた
賛否となり、会派の中で異なる賛否はあり得ないという空気でした。
その点、無所属の私は、市民や県民の皆さんの声を直接聞いて、
今回もどこの党・会派提出のものであろうと是々非々で賛否を
決めることができ、逆に上からの指示がないので
全ての請願、発議案を熟読して、研究し、大変意義ある議会活動となりました。
今日もまだまだこれからありますので、
頑張ります。それでは皆様、良い週末を!