こんにちは、我孫子市議の水野ゆうきです。
今日は12月議会に上程される議案に対し、
会派別に市長以下執行部と協議する会派別懇談会でした。
この場は議会前に会派毎に市長、副市長、教育長、部長と議案や
市政全般に関する内容を協議する貴重な時間です。
今回計12件の議案が上程されており、
12月議会で審査します。
私からは議案では教育関係を中心に、市政全般に関しては、
ムクドリ対策、職員研修、文化施設の有無等、
改善と要請、市の考えを聞いたりするなど
非常に有意義な時間でした。また内容は別途お知らせします。
さて、昨日行われました「市政ふれあい懇談会」※の内容を
お知らせいたします。
※市民の皆さまのご意見を市政に反映させるため、「市政ふれあい懇談会」を
市内各地区で開催し、市長が直接皆さんと意見交換を行います。
昨日は和太鼓祭りから他県との政治家の皆さんとの会議出席後に
我孫子南近隣センターで開催されました「市政ふれあい懇談会」に参加。
この懇談会に参加すると日頃市民の皆さんが市に対して
思っていることを市長にぶつけることができます。
昨日は以下のような内容のやり取りがありましたので、要約しました。
市民:職員の給与・手当てについて
市長:現在我孫子市の職員数約870人
市民1000人当たり6人台で流山市とほぼ同じ
給与は人事院勧告を尊重
少数精鋭をめざし、やる気のない職員は辞表を出してかまわないと
職員に伝えている。
市民:我孫子の文化財(出土品)をもっと教育へ活かし資料館などの必要性
市長:現在、湖北小・布佐南小・行政サービスセンターに展示しているが、
眠っている数の方が圧倒的に多い。
保存すべき文化財(特に建物)はかなりお金がかかるのが現状。
市民:台風の避難勧告の内容が不明だった。何をすれば良いかわからない。
市長:県から出たもので、我孫子市で初めての避難勧告だったが
情報がプアだったと反省している。申し訳ない。
今後は何に対する避難勧告かを適切に情報を出し、
勧告と指示の違いも広報などで周知徹底を図る。
市民(市内自治会長):地域コミュニティ活性化の推進の中身がわからない。
地域会議では何を話し合うのか。
部長:地域会議では自治会や商店会や小中学校や様々な団体が集まり、
地域の課題を話し合い、解決するためにそれぞれができることを協議。
市民(市内自治会長):LEDについて補助金に感謝
市長:LEDの補助金は来年、再来年も同様。今年度末で自治会管轄の
半分の街路灯がLED化する。
市民(市内自治会長):治安について
市長:昨今、犯罪に巻き込まれる多くは子どもや若い人。
通学路を優先して警察と連携し防犯カメラを設置予定。
市民(自治会長経験者):自治会の横のつながりが希薄。
部長:現在の自治会加入率は75%。自治会連合会がある地域もあるが、
要検討する。
市民:水の館について、農産物直売所が既に入ることが前提の
パブリックコメント募集は順序が逆。どういうことか。
市長:県から先に条件があり、それをクリアすることで無償で渡される。
また現在の農産物直売所はアンテナショップであり、本格的に
建てようとしていたところに水の館委譲の話しが出てきた。
今よりも立地的に良いこと、建て替えより経費的に安くなることで
この案を出した。また集客力の面で農家が期待しており、
鳥の博物館と連携できる。
市民:消防団員の入団者が少ない。市の職員を入団させては。
市長:新規採用の若い職員に消防団に入るよう声掛けしている。
強制的ではないが、研修という形で1年間半強制的な形で
できないか現在制度設計中。
市民(市内自治会長):職員のレベルの底上げが必要。
市長:若手職員研修をしているが、職員によって差があり、交渉能力等の
研修はないので、この辺も考慮する。
市民(市内自治会長):個人情報の取り扱い。市民団体から連絡がくる。
最近は振り込め詐欺なども横行しているので怖い。
部長:公益を考え、信頼できる市民団体と協力することはあるが、
要検討する。
振り込め詐欺については我孫子市は10月末で振り込め詐欺の
被害額が1億2千万となった。70代の女性が多い。
この場を借りて、注意喚起をお願いしたい。
以上、多くの御意見が出ました。
30名弱の市民がお越しになっておりましたが、
やはり若い世代・女性の方が少なく、こういう場に出て来れない市民の
声を吸い上げて議会に届けることは重要であると感じた次第です。
直接市民の意見を聞ける場にも関わらず、
いつも同じ議員さんばかりの参加です・・・。