こんにちは、我孫子市議の水野ゆうきです。
昨日、皆様からたくさんのエールをいただき、
無事一般質問を終えることができました。
私の部分で質疑応答、合計1時間45分程度。
私の場合、ネット視聴者が多いのですが、
今回は学生含め、多くの方々に傍聴に来ていただきまして、
先輩議員からの「頑張れよ!」と声援をいただきました。
冒頭、全米オープンで準優勝した錦織圭選手について言及し、
スポーツは我々に夢を与える力を持っており、我々政治家も
夢を与える仕事となるように初心を忘れずに邁進し
取り組んでいきたいということを発言してから質問に入りました。
まずは市長から来年2015年1月に行われる市長選の出馬について
決意表明を聞き、そこから財政、行政改革、防災、広報、
放射能対策(東京電力の賠償請求)の分野で現状課題と
それらに対する対応策を聞き、再質問を繰り返しました。
議場がざわつき、ヤジが飛んだのは大綱2の「公務員の倫理」の後半。
相次ぐ消防職員の不祥事について。
珍しくヤジをマイクが拾っていましたが、議論のすれ違いが多く、
的確な答弁になっていなかったため視聴していただくことだと思います。
ネット視聴はこちらから↓
http://www.discussvision.net/abikosi/2.html
(9月9日(火)『一般質問』→水野友貴にいき、大綱毎に再生)
そして以前から質問を続けている教育委員会制度改革では
来年の施行に向けて総合教育会議の考え方、そして学力テストの
公表に関する市長の考えなど、これを市長から引き出せたことは
非常に有意義であったと思います。
この教育委員会制度改革により、市長の権限が強化されます。
もちろん議会報告を作成しますが、
取り急ぎ今回の質問の要点は以下の通り。
●財政調整基金(予想と目標額)
→災害や予期せぬ収入減に備え積極的に積立て、今年度末で
残高27億8千万円の見込み
→基準額の約1割は目標としていきたい。
それからすると達成していると思う。
●行政改革のうち人件費・職員数の削減
★職員の給与
64億3900万円(平成18年度) → 52億100万円(平成25年度)
12億3800万円の削減
★職員
977名(平成18年度) → 869名(平成26年度)
108名減員
●東京電力への賠償請求
未払い分約8,084万円を含む4億6,261万円を7月28日に市が東京電力に
請求済だが人件費と除染費が賠償対象でないことから、東京電力は
我孫子市の請求額を全額払っていない。
一進一退の状況が続くが打開策は。
→損害賠償に対する質問状を県や関係市町村と連携し、
今月中に東京電力に提出する予定。
その回答次第で連携はかりながら平成23年8月に設置された
原子力損害賠償に関する公的な紛争解決機関への仲介申し立ても含め
対応を考える。
●若い世代、女性の声を市政に反映させるために
SNSを駆使する首長を例に、市長はどのように若者世代の声を
拾っているか。投票率の高い層に向けた政策ばかりでは
世代間格差が出てしまう。
→直接関係しないと若い世代が市政に関心を持たないのが大きな悩み。
ただ、匿名でない、責任をもった意見をもらいたい。
●不祥事の件数と内容を総括し原因究明と新たな防止策の必要性
→平成24年度以降、不祥事件数は計8件。
→内容はセクハラ、万引き、オレオレ詐欺加担、賭博、児童買春等
●教育委員会制度改革における市長の考え方
→全国学力テストの市内での各学校間公表は
学校間の格差=子供の格差につながるため考えてない。
●スポーツ政策のうち、陸上競技場整備と障がい者スポーツ支援
→子供たちがスポーツする施設や空間の整備として
陸上競技場を前向きに検討するとの答弁。
●人口減少問題のうち合計特殊出生率の低迷
全国平均=1.41
千葉県平均=1.31
我孫子市平均=1.25
(※合計特殊出生率とは出産可能と考えられる女性年齢を15歳~49歳と
規定し、一人の女性が一生に産む子供の数の平均)
またあびこクリニックを経営する医療法人緑生会が民事再生法の適用を
申請したことも含め、我孫子市で出産・育児しやすい環境整備を要望。
一般質問の最後に東京電力の対応に関し強く言及しました。
そもそも東京電力による原発事故がなければ我孫子市は
こういった放射能問題とは無縁であった。
未払い分は市民の税金で賄っているということになる。
市は納税している市民への責務として強固な立場を示し、
提訴も含め法的手段を講じることも考える段階に来ている!と。
ネット視聴はこちらから↓
http://www.discussvision.net/abikosi/2.html
(9月9日(火)『一般質問』→水野友貴にいき、大綱毎に再生)
9月22日まで議会は続きます。