こんばんは、水野友貴です。


本日我孫子市内は中学校の卒業式でした。



卒業式

私は地元の白山中学校の卒業式に来賓として出席させていただきました。


東日本大震災の年に余震におびえながら入学した1年生が

今日、卒業の日を迎えました。


当たり前のように卒業式ができたこと、心から良かったと思います。


今日、238名の生徒が白山中学校を巣立っていきます。

でも238名の卒業式ではなく、一人の卒業式が238あるということ。

一人一人にストーリーがあって、一人の人生の門出が238あるということ。


毎年こういった式典にお招きいただきますが、

私は毎回、こういった気持ちで出席させていただいています。


校長先生、教育委員会、PTA会長の祝辞はわれわれ大人にとっても

非常に大切な内容でした。


・耐え難い挫折に直面しても夢と目標があれば救われる

・人にやさしく、自分に厳しく、器の大きな人間に


「卒業生のことば」では涙が止まりませんでした。


苦しくて苦しくて、何度もやめたいと思った部活や勉強。

成績がのびる仲間に不安になった日々。

でも常に助けてくれたのは仲間と家族だったことなど。


多くの卒業生がハンカチで涙をぬぐっている姿を見て、

今日を一生忘れてほしくないと思いました。


31歳になった私からも卒業生に・・・・


大人の社会では小中学校で学んだ「心」が薄れていくことがあるかもしれません。


私もここまで決して平坦な道ではありませんでした。

特にマスコミや政治という世界で想像を絶する苦悩があります。


これから、受験や就職活動、恋愛、

そして競争社会に出れば、多くの経験をすると思います。


でも、決して人を傷つけたり、人を陥れる大人にはならないで。


あなたが誰かからものすごく傷付けられた場合、自分が大人になることです。


相手は自分の身を守ろうとしたがために、

自分の身を守る副産物として、あなたを傷つけてしまったと。


人を許すことは決して簡単なことではないけれど、

今日のことを思い出し、人を思いやることができる人間に

成長してもらいたいと思います。


そして、必ず自分には味方や仲間がいることを忘れないでください。

自分が思いやりの心を持ち続けていれば必ず助けてくれる仲間がいます。


私は仲間に幾度となく救われました。


だから、家族や仲間を大切にしてください。


こうして、小中学校の卒業式に出席させていただける機会があることは

私は非常にラッキーな人間だと思います。


それは、毎年、心を綺麗にすることができる、

そして改めていろいろと考える機会を与えていただけるからです。


ご卒業された皆様の御多幸を心より祈念いたします。


誠におめでとうございました。