こんばんは、水野友貴です。
本日は私が所属している予算審査特別委員会がありました。
今回の我孫子市一般会計補正予算では既定の歳入歳出予算の総額に
歳入歳出それぞれ495,200千円を追加し、歳入歳出の総額を
歳入歳出それぞれ36,968,600千円とするものです。
その事業内容について徹底審議。
私からは下記について。
●保健衛生費県補助金『妊婦健康診査支援基金事業補助金』
△27,900千円
水野:当初予算に計上されていたが、年度途中で27,900千円減額となっているのは
どういうことか?減額となった経緯と理由。
⇒3月議会の際にはまだ国の方で一般財源化に変わるということが確定していなかった。
今回4月以降確定し、どこかの時期に減額しなければならなかったので今回減額した。
水野:この補助金減額に対する代替措置・策は?
⇒住民税の年少扶養控除の廃止による市民税の増収。
交付税の算定の中にもこういった費用が盛り込まりたのでこれらでカバー。
●土木費『負担金補助及び交付金(うち街路灯維持管理費・設置補助金分)』
5,090千円
水野:街路灯をLEDに替える自治会が増え、509万円増額。
前年度申請件数143件、今年度申請件数見込み787件ということで
急増しているがこれで市内の何割がLEDになるか?
⇒自治会の灯数約9300に対して、この時点で1000灯がLEDになると見込まれる。
水野:メーカーによって値段が違うが、大体一ついくら?
⇒メーカーによってばらつきある。頭部のみだと1万5000円。
工事費込みだと3万円くらい。この前後。
水野:自治会によってLEDの申請するところとしないところがある。
自治会の積極性のばらつき。自治会長が1年交代で代わるところもある。
申請していない自治会に対する働きかけは?
⇒自治会に相談に行っている。
水野:最近夜道など犯罪が市内で増えている。なるべくLEDを早急設置を(要望)。
●商工費美品購入費『レンタサイク等運営事業(うちミニ鉄道動力車購入費分)』
5,009千円
水野:ミニSLの老朽化が著しいのは実感している。
現在のものはどういった種類で何年くらい使用しているのか?
⇒SL弁慶号を使用。この事業は昭和61年から。1号はアビシルベに展示。
現在は2号車を使用している。
水野:ミニSLの現在の利用者数は?
⇒例えば今年4月2927、5月3819、6月6日~7月16日まで除染作業で休みの為、
688、7月1051、8月2024
水野:現在の料金設定
⇒一周200mで2週で200円
水野:今回の補正が通れば500万9千円で新しいものを購入するわけだが、
どういうものを購入する予定か?
⇒当初はSLを予定していたが、7月20日~8月31日までSLを利用している
子どもたちにアンケートをとり、4つの写真でシールを貼ってもらった結果、
ミニ新幹線が一番人気だった。このアンケートを反映したい。
水野:料金は新しいものになっても変わらない?
⇒変わらない予定
水野:若干高いという声も保護者からいただいているが、
子どもたちが乗りたいと思うようなものを購入してほしい。
●教育費『長欠対策及び生徒指導事業(うち在宅訪問指導員及び心の教室相談員)』
396千円
●教育費『長欠対策及び生徒指導事業(うち生徒指導アドバイザー派遣事業分)』
563千円
水野:全欠児童生徒数が20名と急増している。前年度は16名ということで4名増。
この為、在宅訪問回数を増やす必要があるとのことだが、まず在宅訪問の現状。
⇒今年度7月末で35回のべ35時間、平成24年度108回156時間30分
平成23年度31回68時間。つまり24年度に急増。これを見て25年度も増やす必要有。
水野:1人にあたりどれくらい?
⇒2時間単位で時間をとっているが、子どもによって様々30分で終わることもある。
水野:全欠が増えている理由は教育研究所はどう捉えているか?
⇒繊細な理由の為休憩中の答弁
水野:不登校の児童生徒数が我孫子市内でなかなか減らないが、
この数は他自治体と比べて多いのか、少ないのか?
⇒不登校の理由としてあがってくる明確な基準がなく市町村によって
捉え方がさまざま。数字だけ低く見せても仕方ない。
パーセンテージとしては県・国の平均よりは高い。
一概には言えないが、増加している現状に危機感を抱かなくてはならない。
水野:一人一人抱える問題が異なるので直接在宅する方にケアをしてもらい、
ゼロになるよう尽力してもらいたい。生活指導アドバイザーとはどういった方?
⇒フリーな立場で生徒指導の問題に関わる。チームティーチングによる授業参加。
校内を注視しながら授業を抜け出すような生徒を指導。
教職員への助言、問題を抱える生徒への実際の教育相談。
水野:生徒指導アドバイザーは毎日いる?
⇒週3日。
水野:今回長欠、全欠について質問をしたのはこういった社会環境、ストレス社会の中で
学校に行きづらくなっている子どもが増えている状況で、学校に行ってもらうための
ルール作り・仕組み作りをヒアリングの段階で提案させていただいた。
例えば、3日、1週間来なくなったら必ず誰かが訪問するなど。
なるべく家庭と学校の距離を空けさせないように。
⇒懇談後、持ち帰り全国各地の調査を始めた。何らかの形でマニュアル的なものを
若い教職員向けに取り組むよう配りながら校長会を通して周知していきたい。
水野:若い教員という言葉が出たが、子どもと年齢が近い方が
子どもたちも良いと思うので、様々な形で減らすよう工夫してもらいたい。
●教育費『小中一貫教育推進事業』
62千円
水野:我孫子市小中一貫教育推進委員会を設置するとのことだが、
委員会メンバー5人というこの構成員はどういった方でどういった経緯で
選ばれたのか?
⇒予算では5名となっているが構成員は10名。
この予算計上している5名は学校関係者以外。
学識関係者2名、幼稚園関係者1名、小中PTA2名
水野:11月の「小中一貫教育全国サミット in つくば」の参加3人はどのように選ばれる?
⇒実際参加予定は4名。4名中1名の予算は我孫子市教育委員会指導課が
賛助会員となっており、賛助会員になると1名分が無料になる。そのため3名分を計上。
参加者は教育長、部長、指導課長、担当者1名で行ってくる。
水野:10月、11月、2月に開催される我孫子市小中一貫教育推進委員会の
内容を是非教育福祉常任委員会に報告を。