こんにちは、水野ゆうきです。


本日は午前10時より教育福祉常任委員会が開催されました。


議題は昨日お伝えしました通り、今議会中に発覚した一連の

市内中学校における入試用内申書の記入ミス問題についてです。


まず、昨日議員に説明のあった新規の記入ミス5件の報告(漢検・数検の記載漏れ)。


今回は保護者からの報告ではなく、学校側が再度調査した結果

発覚したものです。


更に13日に開催された一回目の教育福祉常任委員会で

我々議員に提出した資料に誤りがあったとのことで、訂正がありました。


正確には下記の通り。


白山中における記入ミス該当生徒:114名(前回は97名と報告)

141件(理科66件、技術家庭70件、保健体育5件)

※評定に影響のなかった者:143名(3年生257名中)

※評定が下がった教科がある者:95名、上がった教科がある者:27名


まず、私からは執行部の資料の差し替えが多すぎる点、

正確に議員に提出するよう厳しく教育委員会に対して求めました。


今議会中は、この問題で保護者の皆様から連日、メールとお電話をいただき、

その内容はそれぞれではあるものの、どれも本音の貴重なご意見であると

受け取っております。


一番私が強調したいのは、心を痛めているのは児童・生徒たちであるということ。


今回の一連のマスコミ報道、行政の対応は

子供たちの心を傷つけるものであったのではないか・・・・、

色々と賛否両論はあるものの、ここを一番懸念しており胸がつまる日々が続いています。



今回問題となった中学校は私の学区でもあり、私は四小出身で、

姉は四小、白山中出身ということもあり、元々先生のこともよく知っております。


だからこそ、いたたまれない気持ちになります。


とにかく行政側には徹底した再発防止策を講じてもらう以外ありません。


白山中は卒業式に内申書を配布し確認してもらうという方式をとりました。

他の中学校でも同じことをするべきであるという一部の議員からの指摘により

内申書の確認希望者には学校に来てもらうという手法で対応することとなりました。


私からは今回の教育福祉常任委員会にて下記主旨の要望等をいたしました。


●全校共通のマニュアル等一刻も早く作成し、チェック体制を構築すること。

→その内容は議会へ必ず報告する!


●教育行政の信頼回復に向け、人心一新する覚悟で再スタートをできるよう

 再発防止策を講じること。


●久寺家中学校の緊急保護者説明会の内容

→委員長より資料提出要望


●様々なことを議員は保護者や地域の方々から聞く始末。

 二元代表制という観点からしっかりと議会に報告すること。


●保護者、議会に説明責任を果たすこと。


●教育現場だけでなく事務局もことの重大さを認識し、危機管理意識を持つこと。

●新年度、入学を迎える生徒のことを考え、早急に対策を講じて、

 それを随時、報告すること。


●教育委員会のあり方、存在意義、役割が市民にはわかりにくい。

 教育現場に入ってもらい、連携をとること。


●今回の対応について保護者に説明責任を果たすこと。



本日、千葉市でも同様に内申書記載ミスがあったとのこと。

全国的に波及する問題かもしれません。


子どもたちのことを考え、二度と起こらないよう

しっかりと取り組んでいただきたいです。


午後は本会議に移り、議案の採決となります。