こんにちは!水野ゆうきです。
本日は我孫子まちなかカレッジの
『古地図を片手に、宿場町あびこを巡る』
と題したイベントに参加してきました!!
我孫子の歴史を知る良い機会だと思い、
本日を楽しみにしていました。
実際にめぐる前に、まずは予習。
昭和30年代の我孫子の写真を見ながら(安斉秀夫さん撮影)、
昔の我孫子の風景を確認。
とても緑が多い印象でした。
手賀大橋が開通したのは昭和39年の6月なんですね。
一通り、地図と写真を見てレクチャーしていただいた後に
実際に外に出て、皆さんで歩き回りました。
まずは我孫子宿本陣跡。
これは東京ベイ信用金庫我孫子支店のとい面にありますが、
意外に気付かないんですよね。
この付近で江戸時代に参勤交代などのときに
大名などが宿泊、休憩した本陣があったんですね。
ちなみにこの近くの防犯ステーション(元交番)は
明治時代頃は鷲神社という神社だったそうです。
そして、我孫子の歴史を語る上で絶対に外せないのが
『角松』さん。
明治天皇がご宿泊になったのは有名な話ですが、
現在の関谷歯科の前にあるこの井戸の水で
明治天皇にお茶を出されたとのことです。
水質も良く、近いからとのことでした。
現代では、青木プロゴルファーが定宿にされていました。
また今度通りかかった際に見て頂きたいのが、角松さんの
塀の外にある三角石です。
三角石は馬のひもをまいていたもので、その名残です。
気付かないだけで実はひとつひとつ歴史があり、
面白いですね。
そして次は楚人冠公園に行きました。
現在は我孫子市が公園を管理しております。
楚人冠公園には河村蜻山製作の陶板句碑が立てられています。
句碑にはこう刻まれています。
『筑波見ゆ、 冬晴れの 漂いなる空に』
そして杉村楚人冠邸へ。
※館内を見る場合は一般300円、高校生・大学生200円
小・中学生100円かかります。
こちらは和室↓。茶室としても使われていたとのことです。
どこから見ても手賀沼が一望でき、
手賀沼を楽しんでいたとのことです。
また楚人冠は椿をこよなく愛していたそうです。
邸内には多くの椿が植えられており、
その一つ一つの椿に名前がつけられております。
『光源氏』や『紀州司』など様々な名前がつけられており、
現在も名札を付ける作業をしているとのことです。
ガイドの方の説明も非常にわかりやすく、
自分自身にとっても勉強になりましたし、
多くの市民と楽しみたいイベントの一つです。
地域において地域に関する仕事をするわけですから、
やはり歴史は重要です。
是非皆さんもお時間があるときに
散策してみてください
杉村楚人冠記念館に関する詳細はコチラから↓
http://www.city.abiko.chiba.jp/index.cfm/21,0,41,1012,html